晴れ、23度、86%
香港の市場に年中ある魚と言えば、イトヨリダイ、ボラ、高級なところでこのマナガツオです。この3つの魚は、どこの市場にでもあります。たまに、市場の掛け持ちで3つほどの市場に行くことがありますが、野菜と違って、魚は市場市場で品揃えが違います。例えばセントラルの市場では、太刀魚を売っているのを見ません。ところがノースポイントにいくと、太刀魚もたこさえも売っています。
どこにでも見られる魚は、市民の食卓に一番上っているということですね。マナガツオ、白身で脂も乗っています。焼いても、煮てももおいしい魚です。お正月などは、みそ漬けにして焼きます。今日は、薫製です。
薫製と言っても、難しいことはしません。マナガツオに、両面深く切り込みを入れて、お酒と塩をしてしばらくおきます。薫製にする前に、少しオイルをまぶします。
とり、牡蠣 、ゆで卵など、薫製にするので、お鍋を薫製用に一つおろしました。つまりいぶすので、タール状の汚れが付きます。チップなど使わずに、お茶の葉、紅茶やウーロン茶の葉と、お砂糖、お米を少しがチップです。
鍋にアルミをしいて、その上にチップをバラバラとまきます。このアルミは必ずひいてください。砂糖がこげて、後片付けが大変です。この上に網をのせ。マナガツオをおき、ふたをして中火で30分ほどいぶします。蓋の裏も、かなり汚れるので、アルミを貼付けるといいかもしれません。ほんとにいい香りがしてきます。
簡単にできる薫製です。ちょっと目先を変えたいときに、どうぞ。