あめ、6度、アムステルダム
アムスに着いて10時間ほど経ちました。、朝の6時過ぎに着いたのに、外は8時過ぎまで真っ暗です。雨の土曜日にも関わらず、家人の会社の駐在の方が、車でお迎えに来てくださいました。挙げ句に、ホテルに送ってくださるまでに、アムス郊外の景色のいいところをわざわざ廻ってくださいました。
もちろん、風車です。本来の仕事をしなくなった観光用の風車は、味気なくも見えます。それでも、広い土地にこうして風車の姿があるのを見ると、嬉しくなります。香港にいれば、何も無い風景に建物を見ることは出来ませんからね。
自然に公園に放された羊や牛たちです。 こういう牛や羊の乳、肉を余すとこなく利用します。この公園、乗馬コースもあり、高い木立の中を馬が走る姿が見られます。ほんの市街から20分ほどのところにあるのに、驚きです。
冷たい朝焼けのこの景色を見ているうちに、レンブラント、フェルメールのあの色彩の意味が分かるような気がします。遠くに教会の尖塔も見えています。何処までも平地が続くオランダ、久しぶりにこういう空間的な広がりを味わうことが出来ました。気候、土地の持つ力、オランダの文化的土壌を感じる光景です。
光と色の織りなす自然美を目の当たりにすると、日頃の香港での生活からすっかり解放されている自分を見つけました。