曇り、18度、78%
どうしたことでしょうか、この一週間、私のブログへの一番多い検索キーワードが、イムサエムさんです。もう何年も前に書いた抹茶茶碗にまで書き込みがありました。読んでくださった方は、どうも、勘違いをなさっているようです。
イムさんの抹茶茶碗は2つ持っています。もちろん、お茶用に求めました。ある日、女性にしては手の大きい私は、ふとご飯をよそおってみようと、 ゆったり入ります。たとえ卵をかけたって、こぼれる心配はありません。大変気を良くして、毎日ご飯茶椀として使っていると、家人が、あら、いいお茶椀使ってるじゃない、と申されます。そこで急遽、お願いして送ってもらったのが、 こちらです。ほぼ同じ頃のものなので、土の質は同じですが、こちらは少し高台。
抹茶茶碗として、手の中に収まりが悪いのでご飯茶碗にしたのではありません。
好きな器だから、毎日手に触れたいと思います。
ここ2,3年、このお茶碗でご飯を食べることも少なくなりました。浄法寺の合鹿椀を頂いてからです。これも大振りですが、塗りのものですから冷めにくいときています。合鹿椀ですから、そちらも高台。こんな大振りなお椀でご飯を食べられるのも、そんなに永くは続かないと思います。少しずつ食が細くなりますからね。
抹茶茶碗は、唇が触れるところの厚さ加減も大切です。イムさんのこのお椀、ぽってりと唇にあたります。