曇り、18度、74%
クリスマスですから、何かしら甘いものと思っていました。お客様もみえますし。ところが、香港、このクリスマスにはじまって、お正月、旧正月と続いてやってきます。家人は、毎年、忘年会や、新年会を、日本人と、また地元の人たちと幾つも幾つもこなします。それをもう長いこと続けてきました。食べることも飲むことも大好きですが、体のことが気になります。これらの行事にあわせて、我が家でも行事食を作ります。カロリーや、量を考え始めた私です。
ほんとは、モカクリームのブッシュドノエルが作りたかったのですが、アップルタルトを作ることにしました。しかも、中のクリームは入れません。
シュクレの生地に、輪切りにしたリンゴをのせて、お砂糖をふって焼きました。生のままのリンゴですから、ゆっくりと火を通しました。
使ったリンゴは、 イタリア産のModiというリンゴです。こくのある甘みとリンゴらしい香りがします。今年初めてお目にかかったイタリア産リンゴ。
こんなに薄いタルトです。合わせたお茶は、マリアージュのエスプリドノエル。お茶のシナモンの香りが、このタルトにぴったりでした。
お客様にも喜んでもらい一安心。ひとつ、隠し味があります。簡単なことですが、輪切りにしたリンゴを生クリームに浸して焼きました。焼いている間、リンゴの香りとクリームの焼ける匂い、匂いをお伝え出来ないのが残念です。