曇り、25度、91%
ブログを書き始めて、7年程経ちました。私のブログへコメントを頂けるなんて思いもしないで始めたブログです。コメントもブログ自体にくださる方、FBに入れてくださる方、LINEにメッセンジャー、もちろんメールでも頂戴します。小さい時から知っている古い友人もいれば、こういう媒体を使っての遣り取りですからお顔を知らない方もいらっしゃいます。
先日、桜色のスカートを作ったとブログに書きましたら、ピンクのスカートの思い出話をコメントにくださった方がいます。その方の小学6年生の時の学芸会の話です。「おおかみと7匹の子やぎ」の劇にお母さん山羊の役で出演することになった彼女に山羊のお母さんの衣装(白いセーターにピンクの丈の長いスカート)を用意するように先生から言われたそうです。そこで、彼女のお母さん、キラキラのピンクの布を買って来て、夜なべして縫ってくださったそうです。長いピンクのスカートをはいてお姫様のような気分でした。とコメントを入れてくださいました。コメントの最後に、思い出してこうして書かせてくれてありがとうございますと締めてありました。読んだ後、私もお母さんの夜なべの様子から学芸会での彼女の喜んでいる様子を、お会いしたことも無いのに思い浮かべてほのぼのした気持ちになりました。お礼を言いたいのは私です。
ある時は福岡のある商店街の思い出を書きました。私が小さい頃から両親に連れられて歩いた通りです。コメントをくださった方は、結婚してその通りをよく歩いたのだそうです。でも、今は離婚なさって、もう2度と通ることの無いその商店街を思い出しました、とのコメントでした。胸にぐっと来るものがありました。どんな思いをしてキーを打ってくださったのかと。
人それぞれ胸に秘めていることがあります。嬉しいことも、辛いことも、悲しいことも。好き勝手にブログを書いて、皆さんの生きている一コマをコメントを通して頂戴しています。辛いことや悲しいことは私も気が沈みますが、嬉しいこと同様に聞かせて頂けることをありがたく感じます。
辛いこと、悲しいことはなまじ知人などには言い難いこともあります。私の書いた何かに共鳴してくださってコメントをくださる方に感謝します。小さな世界しかない私に、頂いたコメントは世界を拡げてくれる様に感じます。