チクチク テクテク 初めて日本に来たパグと30年ぶりに日本に帰ってきた私

大好きな刺繍と大好きなパグ
香港生活を30年で切り上げて、日本に戻りました。
モモさん初めての日本です。

母指CM関節症

2018年08月26日 | 日々のこと

晴、28度、81%

 一昨日いつものようにベットに横になって本を読んでいました.まっすぐに天井に向けて両手を伸ばした状態で本を支えていました。あれ、右手の親指の下、手首の少し上のところの骨が出ています。触ってみましたが間違いなく骨です。本を支えている格好から左右を比較しても右のその部分が出っ張っています。右手はよく使います。特に親指の付け根は年末大掃除やらで酷使すると打ち身のような色になり腫れることが、ここ10年ほどありました。そんなに使わないときは痛みもありませんが、しっかりと閉まった瓶の蓋を開けるのが難儀になってきています。

 すぐに飛び起きてネットで「骨の異常 手」で検索しました。状態からして「母指CM関節症」らしいとわかります。塗り薬やテーピング、状態がひどいときは手術で開いて固定するそうです。行きつけの病院に電話して月曜日の午前中に行くことにしました。ところが昨日、資源ごみを出しに近くの公園に向かっていると、我が家から歩いて5分もかからないところに「整形外科」があります。そういえばこの医院、いつも患者さんがいっぱいです。お年寄りが出たり入ったりするのを見かけます。そこで、一旦家に帰り保険証を持ってこの医院に出かけました。

 土曜日の診療は午前中だけです。11時過ぎ、相変わらず年配の方ばかりやってきます。看護婦さんの問診の後、右手のレントゲンを2枚撮りました。診察室の様子から先生はお一人のようです。「下川さん。」と呼ばれて診察室に入ります。症状を話しました。両手を手に取ってよく診てくださいます。「そうですね、間違いなく母指CM関節症です。」と言って椅子から立ち上がりなりやら後ろの棚から紙切れを一枚、それが見出し写真です。

 レントゲン写真では出っ張った骨の部分は関節に隙間がありました。右手だけでも他の関節などに歪みや隙間があります。自分の右手のレントゲン写真を見たのは初めてのことです。先生は紙切れとレントゲン写真から説明してくださいます。「この病気は痛みがない限りは処置をしません。痛みがあるときの薬やテーピング、手術になります。」痛みはありません。弱くはなりましたが、動きも自由です。そんなわけで、この紙切れと新しい診察券をいただいて、1520円お払いして戻ってきました。

 「できるだけ右手を使わないほうがいいのでしょうか?」とお聞きすると、「あまり気にしないことが一番です。」と先生の応えがなんとも気に入りました。「そうか、気にしないことね。」長年使い込んできた右手です。レントゲン写真を見ながら「ご苦労様。」と思いました。私の手は大きくて無骨です。その上骨まで出て来てしまいました。見栄えのいい手ではありません。まだまだ仕事してもらう手です。気にしないで大事にして行きたいと思います。

コメント (2)
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