チクチク テクテク 初めて日本に来たパグと30年ぶりに日本に帰ってきた私

大好きな刺繍と大好きなパグ
香港生活を30年で切り上げて、日本に戻りました。
モモさん初めての日本です。

小籠包

2019年04月13日 | 香港

晴、9度、89%

 駆け足だった香港への旅、お昼ご飯は一人で人目を憚ることなく小籠包を食べたいと思っていました。ずいぶん以前、上海に行った時「豫園」で注文した小籠包は蒸し器一つに16個の小籠包、一人だから半分にしてくれとどんなに頼んでも16個出て来ました。小ぶりでしたがあまりに美味しくて16個全部食べました。今回行ったお店の小籠包はやや大きめです。そこで蒸し器2つ頼みました。中くらいの小籠包が8個です。注文を受けるお姉さん「あんた一人だろう?」と何度も念を押します。このお店を選んだのはもう一つ食べたいものがありました。薄く切った干したお豆腐と枝豆、雪菜のお漬物を和えたものです。上海料理では前菜に出てくる一品です。これを注文するとお姉さん「10分かかるよ。」と言います。普通前菜ですから作り置きで小皿に出てくる料理です。「はて?」10分かかるのは名物の「小籠包」かと思って待っていました。小籠包2つは5分ほどで出てきました。

 パクパクと小籠包を口に運びます。熱いうちでないと美味しくありません。食べながら思います。「この豚肉の旨味とお汁がたっぷり、そして皮の薄さに甘み、満足。」確かに10分ほどすると注文の和え物が出てきました。 あれ!量が半端なく多い。小皿にひと盛りと思っていたのに、出てきたのは普通のお皿です。しかも冷菜ではなく出来立ての温かな和え物でした。お味は雪菜のお漬物だけですのでさっぱりと、この干したお豆腐の歯ごたえが何とも言えません。一皿ペロリと食べました。食べ終えて、あっ失敗したと思います。実はこの足で別のお店で「海老の雲呑麺」を食べるつもりでいたのに、お腹がいっぱいです。お姉さんが「一人だろう?」と念を押した意味がわかります。

 小籠包のある上海料理のお店に行くときは、この和え物も注文してみてください。こんな中華料理もあるのだと驚くはずです。雲呑は翌朝のお楽しみにしました。

コメント
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