小雨、20度、89%
「へリオトロープ」という香水の原料にもなる香りの良い植物があります。紫の小花を咲かせます。鼻を寄せるといい香りです。小さな花の集まりですが、今年は次々に花を咲かせてくれました。冬越えが難しいので鉢植えで養って、花が咲くと香りを嗅ぐために身近に置いています。今年はデッキに置き、毎日私がクンクン。
晴れたり曇ったり、梅雨らしい蒸し暑さの中デッキの椅子で本を読んでいると、庭に来る鳥や虫たちが目に入ります。私が動かないので気付かぬものもいれば、スズメなどページをめくる小さな動きにも飛び去ります。「ヘリオトロープ」の真横で本を読んでいると蝶が飛んで来るのが目の隅に入りました。様子を伺っていると真剣に「ヘリオトロープ」の蜜を吸っています。そっと携帯に写真を収めました。 「シジミ蝶」です。瑠璃色も飛んできますが、このシジミはやや黄色い色です。
庭には「モンシロチョウ」「モンキチョウ」「アゲハ蝶」「シジミ」が多く飛んでいます。「アゲハ蝶」のお目当は「レモン」に「山椒」、他の蝶は咲いている花をめぐります。「ポリジ」「ルッコラ」の花には蝶が群がることがあります。「蜂」の飛来も考えると庭を飛び交う昆虫の数は多いのではないでしょうか。
小さな蝶「シジミ蝶」は翅の点々模様や色具合といい私の好きな蝶の一つです。好きな花に好きな蝶が停まる様子を息を殺して見続けました。