雨、19度、80%
鮮やかな紫でした。その後、白の「おきな草」も咲きました。 一輪一輪が首を傾げたような趣ある咲き方をします。日が沈むと一旦閉じますが、翌朝次第に花を開きます。そして10日ほどすると、 白い毛のようなものが花芯を囲みます。これが「おきな草」と呼ばれる所以です。「おきな」つまり「翁」です。
昨年から庭に咲く花を少しずつクロスステッチで刺しています。庭ががなかった頃は花を刺しながら「この花を自分の庭に咲かせてみたい。」と思ったものでした。そして、「クリスマスローズ」や「ローズマリー」「タイム」を植えました。私が指す刺繍の原案はデンマークの「ゲルダベングトソン」という方のものです。根っこまで描かれた植物もいくつかあります。根っこも含めてその植物を捉えるそんな思いが好きです。
額装した「おきな草」は台所の壁にかけました。向かいの壁には昨年刺した「オダマキ」がかかっています。「庭の花」を写したクロスステッチが増えていくのが今の楽しみです。庭の花も増え、家の中の刺繍も増えて行きます。