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チクチク テクテク 初めて日本に来たパグと30年ぶりに日本に帰ってきた私

大好きな刺繍と大好きなパグ
香港生活を30年で切り上げて、日本に戻りました。
モモさん初めての日本です。

ニジマス

2021年05月29日 | 昨日のお昼ご飯

晴、19度、76%

 お魚売り場に「鮎」と「ニジマス」が並んで売られていました。「鮎」は時々見かけますが「ニジマス」はご無沙汰しています。今年は「鮎」もまだ食べていないけど「ニジマス」を手に取りました。お値段が「鮎」も「ニジマス」もそんなに高くありません。「養殖」です。「養殖」なので「鮎」は大きく成長しています。おかずにするので「ニジマス」を二匹求めました。

 家に帰り焼き始めると小雨が降ってきたので、2階に布団を取り込みに上がりました。降りてきたら「ニジマス」が焦げて焼き上がっていました。残念。久しぶりの「ニジマス」にかぶりつきます。皮の焦げの下から身の汁が口に広がります。途端、四十年近く前の「ニジマス」の味を思い出しました。

 小学に上がる前の息子を連れて、ふた夏続けて西伊豆の「宇久須」にキャンプに行きました。二年目は犬の「テツ」も一緒だったと記憶しています。「宇久須」は海沿いのキャンプ地です。切り立った岩の下に設営しました。当時はコンビニなんてありません。キャンプに行くには食料をアイスボックスに詰めて出かけました。海で遊び疲れた一日、西伊豆の山に入りました。川沿いに「ニジマス釣り」をやっているところがありました。養殖した「ニジマス」を放流して釣ります。結構な数釣れました。近くには焼いて食べさせてくれる店もありましたが、我が家は「ニジマス」をキャンプサイトに持ち帰り、「バター」でじゅうじゅう焼いて食べました。主人が全部焼いてくれます。息子と私はあまりに美味しいので口もきかずに食べました。養殖ですが釣りたての「ニジマス」のおいしさをあの時覚えたように思います。「美味しかった。」

 身離れがいい「ニジマス」二匹はすんなんりお腹に収まります。一人のご飯でしたが家族を感じる「ニジマス」でした。お金がない頃に食べたものは「美味しかった。」と記憶に深く残っています。今度「ニジマス」を食べるときは家族一緒に。

コメント
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