晴、27度、76%
干物の詰め合わせをいただきました。海のない山梨県の友人に福岡の干物を取り合わせて贈り物にしたことはありますが、私自身いただくのは初めてです。真空パックに入った6種類ものお魚が冷凍で届きました。一度に6種類のお魚です。どうやって食べようかと頭の中はいっぱいになりました。嬉しい!
干物ですから焼いて食べればそれだけでも十分です。一つ焼いて味見をしました。塩加減が程よく感じます。もともと保存のための干物ですが最近は薄塩になって来たように思います。大きなお魚に混じって「ししゃも」が4匹、小ぶりな「ししゃも」です。すっと火を通しただけでも丸齧りできそうです。白身で淡白、「ししゃも」の香りが好きです。
そこで焼いた「ししゃも」をお米と炊きました。蓋を取るとお魚とご飯のいい香りです。これだけでも十分ですが、少しインパクトをつけるために、「ししゃも」を取り出してご飯に「ジェノペーゼ」を混ぜました。パスタに使うバジルソースです。バジル、松の実、ニンニク、オリーブオイルが醸し出す深い香りと味が好きです。
始め「ジェノペーゼ」を炊き込んだご飯にするつもりでしたが、綺麗な緑の色が熱で冷めてしまいそうなので炊き上がりに混ぜることにしました。この写真のすぐ後、4匹の「ししゃも」は全部「ジェノペーゼ」ご飯の中にお箸で混ぜ込まれました。淡白ながらご飯に負けない「ししゃも」の甘さです。「ジェノペーゼ」のおかげでお腹持ちも良くなりました。贅沢なお昼ご飯でした。
自分で干物を買う時はいつもひと種類、冷凍庫にまだ数種類の干物が入っています。次は何を食べようかなと考えるのも幸せな時間です。