晴、26度、86%
昨日は土用の丑の日、一年中食べれる「鰻」ですがこの暑い夏を乗り切るために「鰻」を食べました。出来るだけ大きな「鰻」の蒲焼を買ってきて、タレを全部洗い流し蒸してご飯といただきます。
小さい頃から「鰻」というと父が車を走らせて「柳川」に行きました。当時は道路も整備されてなく行き帰りに時間がかかりました。柳川沖の端には数軒の「鰻屋」がありあます。その一軒「若松屋」が行きつけの店でした。柳川の鰻は「せいろ蒸し」です。昨年、主人と何十年ぶりに柳川に鰻を食べに行きました。向かった「若松屋」は店も改造されて昔の面影もありません。しかも頼んだ「せいろ蒸し」は甘すぎてご飯を残してしまうほどでした。昔から「こんなに甘かったのかな?」と思いました。鰻のタレをご飯にまでまぶしたような甘辛さでした。折角の鰻の味を損ねているように感じます。それでも待つほどのお客でした。
私の「鰻」は蒸し上げると白いご飯にのせます。卵の薄焼きも香の物も付きません。「肝吸い」が欲しいのですが手に入らず省略です。薬味には「山椒」だけでなく「山葵」を少々。 若い頃は一人2匹ずつ食べていた「鰻」です。この歳になり脂の乗った「鰻」をさっぱりといただきました。
「鰻」を食べながらモモさんを思い出します。好物でした。ですからいつも「鰻」を3匹買いました。パグはほとんど噛まずに食べ物を胃に流し込みます。一度、戻すほどに「鰻」を食べたモモさん、自分が戻した「鰻」をまた全部食べてしまいました。それほど好きでした。もちろん、昨日はココさんも「鰻」でした。ココさんには初めから少ししかあげません。それでも満足そうに舌なめずり。
雨のない暑い日が続いています。私も「鰻」に力をもらいました。この夏まだ幾度か「鰻」が食卓に上ると思います。