曇、20度、80%
「ケークサレ」、塩味のケーキです。最近お惣菜を売るデパートの地下でよく見かけるようになりました。でも買って行く人を見ません。横に並ぶ「キッシュ」を買い求める人はいます。名前が悪いのかしら?「サレ」フランス語の「塩」です。甘くない、スナックになるケーキです。
塩味のケーキ地に何を入れて焼いても「ケークサレ」です。味のしっかりした「アスパラガス」を使いました。20年近く前にフランスの「ケークサレ」のレシピを見たときは驚きでした。「白ワイン」、たくさんの「グリエールチーズ」美味しそうなハムがどっさり入ったレシピでした。「美味しそうだけど、リッチすぎるなあ」と厚切りの「ケークサレ」の写真を眺めたものです。そのレシピに比べると軽い「ケークサレ」の生地で作っています。
「アスアパラガス」は皮をむくだけ生で入れました。彩りにダイスに切ったパプリカを少し。 「グリエールチーズ」が手元になく「ゴーダチーズ」を使います。「白ワイン」は入れません。生クリームの代わりにミルクを使います。この生地だけでも十分美味しい「ケークサレ」です。
細長い型で焼き上げました。お夕飯にしようかな?と思いましたが、待ちきれずにお昼ご飯で食べました。
お夕飯なら冷たい「白ワイン」があるといいなあ、と思いながら一切れ、一切れと1本全部お腹に入りました。大きな型でなくマフィン型などで焼くとデリで売っている「ケークサレ」も売れるかもしれないなどと思います。初夏の緑の中、気持ちの良いお昼ご飯でした。