雨、18度、92%
「七味唐辛子ときな粉のクッキー」を焼きました。毎日のおやつです。たくさん焼くのではなく4回分ぐらいを一度に焼く目安にしています。焼く度にクッキーの生地に入れるものを変えたり、形成の仕方を変えたりします。入れるものはその時の気分です。
「七味唐辛子ときな粉のクッキー」は見た目は赤くはありません。赤くなるまで入れたらさぞ辛いでしょう。口に入れると、最初に「七味唐辛子」がふわっと香ってピリッと来ます。お次に「きな粉」がじんわりと香り立ち口の中をまろやかに整えてくれます。これは焼く前に想像していた通りの味わいになりました。生地を作りながらどんなクッキーになるのか思い浮かべます。
この一つ前は「黒七味とブルーポピーシードのクッキー」を焼きました。 たくさん入れたつもりの「ブルーポピーシード」でしたが、完全に「黒七味」の負けてしまって味も香りも感じませんでした。もっとたくさん入れても同じことでしょう。量もありますが、お互いがうまく響き合う相性のようなものがあります。
ドライフルーツを刻んで入れるときは、一種類を心がけ何かアクセントになる洋酒を入れます。要するに私のその時の思いつきです。
昨日は大雨の中でおやつをしました。デッキで雨脚を見ながらのおやつです。一昨日とは打って変わって、肌寒いくらいです。焼いて3日を過ぎた「七味唐辛子ときな粉のクッキー」はしっとりと一番美味しく感じられます。バターの持つ優しさが「七味唐辛子」の角を取ってくれたかのようです。温かなミルクコーヒーを入れました。
季節によって食べたいおやつが変わります。そろそろ「ロールケーキ」が復活しそうです。おうちで作ったおやつの合間に友人たちからの頂き物のお菓子を食べます。頂き物は味の作り方や取り合わせの妙のインスピレーションももらいます。毎日のおやつ、大切な時間です。