曇、23度、88%
昨晩からココさんお泊まりに出かけました。一日降り続く雨の昨日、ココさんとのんびりと家で過ごしました。今日からの一泊の旅行のために、旅行用バックを取り出してくると、じっと私を見上げるココさんでした。ココさん、このバックが出てくると自分は「動物病院」でお泊まりだと認識しています。パンデミックで以前ほど頻繁に私も旅行できません。ココさんが私の旅行と自分のお泊まりを認識していることは私にはわかります。お昼過ぎ、ココさんの食べ物の用意をしました。家では食べない非常用のドックフードを1食分ずつ小分けにして袋に詰めます。日頃食べないので、ドックフードの匂いがするとココさん急にテンションが上がります。
夕方、夕飯を済ませてトイレを兼ねて歩いて「動物病院」へ向かいました。ココさんの食べ物の入った袋から目が離せないココさんです。足取り軽く、私が教えなくても「動物病院」の方へ歩きます。「動物病院」では可愛がってもらっていることは明白です。ドアを入ると看護婦さんに向かって尻尾をブンブン振ります。ココさんのご飯の袋を看護婦さんに手渡し、リードも渡しました。ココさん喜んで奥に入っていくかと思われました。いえ、喜んでドアの向こうにと思った途端、私を振り返りました。グイッとリードを引き私の方に近付こうとします。「必ずお迎えに来るからね、ココさん」座ってじっと私を見つめるココさんです。
いつもこの瞬間が辛い、ココさんの眼差しを幾度も思い出しながら家に戻りました。中に入ればココさんのことです、明るく喜んで看護婦さんについて行ったと思います。モモさんは私を追いかけようとしました。あの時のモモさんの目、昨日のココさんの目、私には大事な宝です。「明日は必ずお迎えに行くからね、ココさん」