チクチク テクテク 初めて日本に来たパグと30年ぶりに日本に帰ってきた私

大好きな刺繍と大好きなパグ
香港生活を30年で切り上げて、日本に戻りました。
モモさん初めての日本です。

フィカスプミラ

2023年07月17日 | 庭からの贈り物

晴、28度、89%

 「フィカスプミラ」は観葉植物として売られています。小さな葉っぱは形も葉脈も可愛いツタ植物です。ハンギングして飾られます。 売り物は斑入りの葉っぱが多いようです。

 7年前、帰国してこの家に帰って来ました。表の塀も裏の石垣も幹の太い蔦が絡まっていて手を焼きました。蔦とは思えない太さです。そこで植木屋さんに頼んで全て切り取ってもらいました。蔦科の植物の手強さをこの時知りました。

 その翌年の春、裏の石垣に可愛い「フィカスプミラ」が手を広げたように芽生えていました。「フィカスプミラ」が好きな私はそのまま放っておきました。ふた夏が過ぎた頃、「あれ?またあのツタが出て来始めた!」植木屋さんに根こそぎ取ってもらったあのツタです。そこで、ずずっと引っ張って抜こうとしました。手強くなる前に手を打つに限ります。ところが引っ張るとあの可愛い「フィカスプミラ」と同じ根っこに行き着きます。それを幾度か繰り返して初めて気付きました。数年前根こそぎ取ってもらったツタは「フィカスプミラ」が成長して姿だったのです。調べると確かに「フィカスプミラ」は成長すると葉の形や文様が変化すると知りました。

 徹底的に抜こうと思った頃、裏の石垣がポロポロと欠けました。古い石垣です。私が生まれる前からある石垣です。その石垣を守るために「フィカスプミラ」を這わせることにしました。ツタがネットのように石垣を守ります。そう決めて2年、3年経ちました。今の裏の石垣です。 見事に「フカスプミラ」が蔓延ってくれています。ツタ植物の強さです。この根の張り方で古い石垣は崩れを防いでもらっています。上から見ると、 少し葉っぱが伸びすぎたなと思ったので数日前剪定しました。ツタの剪定なんて初めてです。すると、可愛いまん丸な「フィカスプミラ」の実を見つけました。

 庭にはまん丸な実がいくつもなっています。「パッションフラワー 」の実、「いちじく」まだ小さい「オリーブ」この「フィカスプミラ」。実を見つけると嬉しくなります。さて、 たったひとつ緑色のまん丸な実があります。枝先に一つだけ上向きに実がつきました。皆さんこれが何の実かお分かりになるでしょうか?正体を明かせば大笑いなさると思います。

 毎日、庭のまん丸な実を観察して楽しませてもらっています。

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