晴、28度、90%
この家の庭の片隅に甕がありました。帰国して初めて見たものでした。気温が上がり始めて、甕に水草を浮かべようと水草を探しました。7年前のことです。
ホームセンターではなく熱帯魚を扱うお店に行きました。お店のお兄さんが「どんどん増えるから。」と言うので一株買いました。それを帰宅して見た主人「一つじゃ見窄らしい。」と言います。そこで4株買い足しました。その秋には甕は「布袋草」で溢れんばかりになりました。
冬は枯れて茶色になります。春先、甕の掃除をして古い葉は捨て弱った株も捨てます。ところが瞬く間にその数を増やします。
株からこのようなランナーを伸ばして次々に子株を拵えます。その生命力たるや素晴らしい。しかも美しい花を咲かせます。通りがかりの方達が「布袋草」の花は初めてです、と仰るほどこれもよく咲きます。一日の命短い花です。
今年は別の甕に一株浮かべたらご覧の通りです。
「布袋草」をお家にとお考えの方、遠慮なくおっしゃってください。元気なのを喜んでお送りします。