晴、25度、89%
夏には必ず一度は作る「杏仁豆腐」です。日本の中華のデザートの定番、滑らかでツルっとしてそしてあの香り。コンビニでも売っています。
たくさんのレシピがありますが、作るのはどれも簡単です。ミルクにアーモンドエッセンスを入れセラチンで固めても美味しい。
「杏仁」は字の通りアンズの種の芯です。中国では杏仁は乾物屋さんで売っています。皮剥きアーモンドにそっくりです。これを轢いて粉にしたものが「杏仁霜」です。この「杏仁霜」を使うのが昔からの作り方です。「杏仁霜」は富澤でも売っています。「杏仁霜」とミルクとゼラチンまたは寒天で作るのがスタンダードです。固さもお好み、私はやや硬めが好みです。
「杏仁霜」は種の芯を砕いていますからざらっと口にあたります。丁寧に漉すとあの滑らかさになります。作る時間もゼラチンの量次第で1時間ほどで出来ます。リッチな味にするときは生クリームを足します。
アンズの種の芯「杏仁」は香り漬けの役目です。暑い時、爽やかさを連れて来てくれます。真っ白な「杏仁豆腐」また作ろう。