晴、16度、81%
この時期、花の話題には事欠きません。足元に咲く小さな「フグリ」の花から木全体を花で埋め尽くす「ツツジ」まで、街は色付いて木々の新芽も日に日に大きくなります。動いてる!自然が力強く動いてると感じる毎日です。
我が家の庭はチューリップが終わるとひと段落、緑が濃い庭となります。色づきのサインの始りが「モッコウバラ」の開花です。 裏庭の一番奥に植えた「モッコウバラ」はこの春も無数の鈴なりの蕾をつけていました。非常に強い性質の「モッコウバラ」です。夏の伸びる力はちょっとやそっとの剪定では抑えきれません。伸びるに任せるとこれまた手強い。直線に伸び上がった新芽はすぐに掻き取ります。美しくフェンスに這わせるには並ならぬ手が加わっています。
裏庭は下の道から見上げることが出来ます。今年は手入れ不足ですから、 柳の木のように茫々とした「モッコウバラ」となりました。石垣の上に黄色い塊のように見えます。 この一週間で咲き切ります。花数が多いので散り始めると掃除にまたしても手がかかります。
「モッコウバラ」の開花がまるで促すように他の木の花たちの開花を連れて来てくれます。他のバラたちも蕾が膨らみ始ました。「レモン」も一昨日までなかった蕾がつきました。
朝と夕でも庭の様子が違います。私が眠っている間にも庭は動いているに違いありません。この「モッコウバラ」の黄色が花咲くうねりを連れて来てくれました。いよいよ春本番。