曇、12度、84%
昨年の秋でした。ホームセンターの庭木コーナーに2株「珍しい青いツツジ」と札が下がった小さな苗木がありました。茶色の葉が少しついていて、札には写真もありません。興味深く見てるとホームセンターのお姉さんが「本当に青いんですよ。」と声をかけてくれました。葉っぱの形が少し違うように思います。「同じツツジですか?」と尋ねると、「色が少し違うかもしれません。」とにかく頭の中で「青いツツジ」を想像するばかりです。小さい苗なのでお値段も高くない、2株とも買いました。
家にはツツジが2本あります。薄ピンク色だったツツジに今年はひと花だけ濃いピンクが混ざりました。 花色の変化は紫陽花ばかりでなくよくある現象です。庭の隅っこの場所を埋めるつもりで求めた「青いツツジ」に蕾がついていました。久しぶりに雨が降らなかった昨日、花がパッと開いています。「本当に青だ!」蕾の時はピンク色でした。2株あるもう一本はまだ固い蕾です。 この蕾も赤に近い色です。新芽がつくのと花が同時です。
花木は数年しないと花を咲かせない種類もあります。株自体は小さいのによく花を咲かせてくれました。植物の世界では「青」という色は珍しいと聞きます。おそらくこの「青いツツジ」もハイブリットの品種改良種だと思います。どこの方が作ったのかもわかりません。札には「珍しい青いツツジ」とだけ手書きでしたから。もう一株の開花を待ちます。半信半疑、「本当に青かしら?」が正直な気持ちです。「小さいのによく頑張ったね。」