晴、1度、76%
福岡地方は立春にかけて、この冬一番の寒波がやって来るそうです。寒いといって家に篭ります。日が高くなって庭に出てみると、植物たちの小さな変化が始まっています。「花桃」の花芽が日に日に大きくなります。 「梅」の木を見上げるとこちらも産毛の花芽がついています。
「沈丁花」は花芽の先が色づきました。
すでに花芽をつけてふた月の「椿」はまんまるく大きな花芽に赤みが刺しました。「薔薇」の新芽は小さく赤くつき始めています。
「クリスマスローズ」たちは葉と葉の間に眠らせていた花芽を少しづつお日様に晒しています。 いく株かある「クリスマスローズ」、「この株の花色はなんだったかな?」と忘れている私に「紫ですよ。」「「黄色ですよ。」と教えてくれます。
指で葉を持ち上げて覗くこともあります。
知らない方には皆同じように見えますが、花開くとそれぞれの個性が出てきます。
「匂いすみれ」はうっかりすると花を見落としそうですが、小さな青い花を咲かせています。
私が寒さで家に篭っている間にも庭は動いています。息づいています。目を閉じてじっと耳を澄ますと庭の息吹が聞こえるように思います。