チクチク テクテク 初めて日本に来たパグと30年ぶりに日本に帰ってきた私

大好きな刺繍と大好きなパグ
香港生活を30年で切り上げて、日本に戻りました。
モモさん初めての日本です。

アスパラガスのフムス

2024年06月12日 | 昨日のお昼ご飯

曇、22度、85%

 「ひよこ豆」をペーストにした「フムス」、トルコ料理でピタパンや生野菜のディップとして出て来ます。今ではこの「フムス」の瓶詰めまでが売られて知名度が上がっています。

 「ひよこ豆」を香港に渡る前、40年近く前に食べたいと思いました。インドの「豆カレー」を作りたかったのですが、当時日本には「ひよこ豆」は乾燥ものも缶詰物もありませんでした。今ではスーパーのサラダミックスの豆には必ず入っています。缶詰もすぐに手に入ります。乾燥の「ひよこ豆」も老舗の豆問屋で売られています。「ひよこ豆のカレー」もよく耳にするようになりました。豆質は大豆と小豆の中間、独特の甘みと香りがあります。戻りが早く、乾燥豆でも準備に時間がかかりません。

 「フムス」は「ひよこ豆」とニンニク、「タヒニ」と呼ばれる中東の胡麻のペースト、オリーブオイル、塩をなめらかにした物です。ディップですが「フムス」だけを食べるのが私は好きです。たくさんいただいた「アスパラガス」で作ってみました。アスパラガスの根本の部分だけを集めておきました。それを茹でてペーストにします。少し硬さが足りないので、「ひよこ豆」を足しました。固さをみながら「ひよこ豆」を加えます。「タヒニ」中東の胡麻ペーストもカルディなどて売っていますが、私は「芝麻醬」で代用します。少し硬くなったところでオリーブオイルで最後に硬さを整えます。胡麻やニンニク、オリーブオイルの匂いにアスパラガスの優しい香りが殺されないか心配でした。「アスパラガスのフムス」をクンクン、ひよこ豆、胡麻、オリーブ、ニンニクが強くかおります。ところが口に入れるとアスパラがしっかり生きています。

 パンにつけてもいいのですが、私はイワシのグリルと合わせました。よく太ったイワシのお腹にニンニクをいっぱい詰めてグリルしました。 本来の「フムス」の色は薄い砂色ですが、アスパラガスをベースにすると美しい緑色です。イワシと一緒に「アスパラガスのフムス」を口に頬ばります。食べる直前にぱらりと黒胡椒を振ると、それぞれの味が鮮明になります。美味しいお昼ご飯でした。


コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« ガラスの箸置き | トップ | ホテイソウの花 »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿