晴、21度、90%
気温が上がってくると食卓にガラスの皿、小鉢が登場します。どれに盛り付けようかな?と食器棚を開けると自然にガラスに手が伸びています。ガラスは見た目の涼やかさ、手にした時の冷んやりが信条です。
ガラスの質感、カットがあるなし、色ガラスかどうか、趣が変わって来ます。透明の薄張りは軽く美しいけれど扱いが大変です.カットガラスは光の反射が多方向で電気の下ではキラキラします。カットも手でカットしたもの、機械カットのものでは光の暖かさに違いがあるように見えます。色ガラスはその色に光が染まるのが面白い。緑の光線、赤の光線、中にある食べ物、飲み物が趣を変えます。
これから毎食お膳に乗るのが「ガラスの箸置き」です。ぽってりとした歪な表面の「箸置き」です。厚みがあって、中を抜ける光がとても美しく、大好きな「箸置き」です。もう20年は使っているでしょうか。気に入った品なので、たくさんの方にプレゼントもしました。5個入った端正な小箱に入っています。一箱、母にもあげました。まだ母がこの家で暮らしていた時のことです。気に入ってくれたのでしょう、夏の間はいつもテーブルに一つ置かれていました。
9月に入ると気温が高くても早々に、「ガラスの箸置き」は箱に戻ります。朝の空気が「ガラスの箸置き」を必要としなくなる頃です。染め付けの「箸置き」も手にとってはみるのですが、夏の間は「ガラスの箸置き」が好もしい。今日は30度近くまで気温が上がるそうです。
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