曇、6度、66%
飴やキャンディーは苦手です。長く口に含んでいるとその時は美味しいのですが、しばらくすると口の中が妙な感じになります。ザラつくというのか?そして食欲が減退するので口にすることがありません。先日、ボビンを探して滅多に開けない缶を開けました。ボビンの中に小さな缶がありました。ミシン針の予備が入った小さな缶はコーヒーカップの絵が描かれています。 私の好きな缶です。この缶に入っていたキャンディーだけは好きでよく食べていたことを思い出しました。
「エスプレッソキャンディー」と書かれています。フランスのものです。このキャンディーを食べていたのはずっと以前のことです。どこかに売ってるかしら?同じようなものを富澤商店で扱っていました。デパートに行ったついでに買い求めました。缶とは違うメーカーですが、ねじった包みに入っているのは同じです。小さな包みにもエスプレッソカップの絵が描かれています。早速帰りの車の中で一粒口に入れました。
小粒なキャンディーです。ほろ苦いコーヒーの味と香りの後にうっすらと塩気を感じます。「そう!この味だわ。」小粒なのでついポイポイと食べてしましそうですが、食欲減退を避けるために止めました。
日本製やフランス以外の国の「コーヒーキャンディー」はあるかもしれません。でも私にとっては懐かしいこの「エスプレッソキャンディー」が一番です。ミシン針を出してキャンディーを缶に入れました。テーブルではなくて私のデスクの片隅に置きます。 本を読みながら一粒、一粒。
古い缶が思い出させてくれた「エスプレッソキャンディー」です。