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晴、17度、74%
年齢を重ねると家族構成も変わり使わなくなった物が出て来ます。なのに人に譲ることも、捨てることもできず持ち続けるものは何か私に語りかけるものです。「カンパニュー」を焼くための蓋裏に突起がある「ルクルゼ」の鍋もいつか使おうではなく、その姿形が好きで手元に置いていました。ここひと月、毎日朝からパンを焼いてくれています。 流しのハッチの一番上、天井際に並べて置いていました。大きな空き缶もそれぞれに必要な時おろして使います。向かって右端は、「ルクルゼ」の「フォンデュ鍋」です。現行品ではありません。
40年は我が家に滞在しています。最近さっぱりご無沙汰です。
主人が帰宅していつも頭の中に回るのは三食の献立です。合わせるお酒は何を所望するかな?日頃は家にない日本酒も用意しています。寒くなるとお燗をつけたお酒が良いという主人、私はお燗つけが下手くそですからご自分でしてもらいます。徳利は背があるので普通のお鍋ではすっぽりとは収まりません。そんなことを考えて寝ていた時、「そうだ!フォンデュ鍋は深さがある!」と気付きました。早速その日は「フォンデュ鍋」でお燗をつけました。
最近のルクルゼの「フォンデュ鍋」はコンロタイプになっています。この古いタイプはスタンドがついています。鍋もハンドルも古いものの方がすっきりとした形です。とりわけスタンドはその形が綺麗だといつも見惚れます。「フォンデュ」として使う時は固形燃料を炊く仕組みです。
この緑色も今は廃盤色です。私が「ルクルゼ」の鍋を買い集めていた当時は、緑、青、オレンジ色が主流でした。日本で持て囃されるようになって、色が明るく、豊富になりました。鍋にも流行があるのですね。
年末孫が来たら、「チョコレートフォンデュ」か「チーズフォンデュ」でこの鍋を使おうと考えています。若い時は苦にならなかったのに、鍋の重さを腕に感じる年になりました。それでも好きなものは好き!
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