晴、7度、50%
春まだ早い今頃、毎年「よもぎ」が食べたくなります。「よもぎ」の新芽はまだ小さく香りも薄いのですが、自家栽培されている人が程よい大きさの「よもぎ」を売っていました。早速「よもぎ」をシフォンケーキに練り込みました。
このところ「クグロフ型」を使ってシフォンケーキを焼いています。 焼き上がり、かさを落とさないために、シフォン型と同じように逆さかにして冷まします。 陶器の型は火の持ちが良く、ケーキを焼くと金属製の型とは違った柔らかな味が出ます。形も以前使っていた金属製のクグロフ型はシャープな曲線でしたが、陶器はご覧のように形は緩やかです。この不安定なふんわりした形まで好もしく思います。 焼成中、「よもぎ」が香ります。微かな苦味もこの独特な香りも冬の間の五感の眠りを醒ましてくれます。
しっとりした「よもぎのシフォンケーキ」、色は良くありませんがついつい食べ過ぎてしまいます。
甘みのないフランスパンにも「よもぎ」を入れました。只今2次発酵中です。季節の変わり目、何かと身体の違和感を感じるのもこの季節です。「よもぎ」の強さは身体を立て直してくれる気がします。小さな草の葉の不思議です。焼きたての「よもぎバゲット」、今日の朝ごはんです。
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