曇、6度、62%
銀行口座を香港に置いたままにしてありました。毎月一度、精算書がメールで送られて来ます。開けて見るには本人の数段階にわたるチェックが必要です。2年ほど前からいくらパスワードを入れても開きません。丁度パンデミックの時期でした。今回は銀行に置いたままのお金をどうするかで香港に戻りました。「口座凍結」、口座に動きがないと銀行が取る処置です。私は通帳を持ちません。 このカードeアカウントのみです。通帳があれば香港にいる主人に頼んで記帳ができますが、日本より早くからeアカウントが主流の香港です。主人にも一緒に行ってもらい銀行側との長い話し合いとなりました。大きな銀行ですから信用はしていましたが、やはり自分の口座の中身が見えないと心配です。今後を見据えて方針が決まって手続きは終わりました。
凍結しているつもりのはずのものが、使用可能なものもありました。「IDカード」です。 パンデミック期間中に更新しなければなりませんでしたが、出来ないでいました。今回はパスポートで香港入国するつもりで、入国票を機中で書きました。長い外国人の列に並んで入国審査を受ける時、念のため「IDカード」を添えました。管理官はパスポート、私「IDカード」を幾度か見比くらべて「カードは使えるよ。」と言います。管理官が見比べるのも無理はありません。パスポートの写真は8年前、「IDカード」の写真は10年前の私です。時間の無駄でした。主人を外で長く待たせてしまいました。
もう一つ凍結していたものがありました。「交通ICカード」」です。 主人と落合い電車に乗ろうと出して来た古い「交通ICカード」が残高はあるのに入ることができません。長く使用していなかったのでこのカードも凍結、料金所のお兄さんに使えるようにしてもらいました。
やれやれ、おそらくこれからは以前のようにスムーズに香港に行き来できるはずです。
日本に戻る時は「IDカード」を使い出国審査なしで入りました。楽です。 ゲートを通って嬉しさのあまり、主人に向かってニッ!
やらなくてはいけないことは終わらせました。改めて香港が身近になりました。見出し写真は香港の交通ICカード「八達通」です。
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