晴、6度、80%
庭に朝出ると、新しい芽が地面からのぞいていたり、長く蕾だったものが花開いていたり、季節が動いています。「沈丁花」は満開で下の道を行く人が見上げてくれます。香りのある花が好きです。見ること、匂いを嗅ぐこと、楽しみが一つ増えます。
小さな昔からある「スミレ」も好きな花の一つです。大きく改良された「パンジー」、ひとまわり小さな「ビオラ」、「スミレ」は春を連れてきてくれます。最近では「パンジー」「ビオラ」は春よりふた足早く年末には花開きます。原種に近い「スミレ」は生態系を変えず春になるのを待っての開花です。香港でも山に入るとこの時期に「スミレ」を足元に見ます。「タチツボスミレ」でした。紫のこともあれば白が混ざっていることもある、その花を見ると香港にも短い春が来たと思いました。
今年も「匂いスミレ」が咲き始めました。花数は少ないながら、香ります。紫ばかりだったはずですが年を重ねると、花色に「あれ?」と思うものが出てきます。ピンクに近いものが今年は混じってきました。 花姿は原種に近く、香りも変わりません。一方紫は単衣でなく、八重咲きに変わっています。自然交配で「スミレ」の遺伝子に変化がおきています。小さな花です、地面に花を近付けて香りを嗅ぎます。
一回り大きな「ビオラ」も色が様々、八重咲きまで作られています。シックな色の 八重で紫は「ビオラ」とは思えない見応えある花です。
人口交配で花姿、花色が多様化しています。「プリムラ」はかわいい花だと思っていましたが、 こんなクラシカルな色の花まで作られています。
昨日咲い花たち、大好きな「アネモネ」 次々に4月まで咲き続けます。長く蕾だった「クリスマスローズ」も咲きました。 単衣の「クリスマスローズ」、どの株も色合いが違います。めしべがツンと突き出ていて、品のある姿です。
さあ、今日はどの花が咲いているかな?庭で過ごす時間が長くなりました。
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