雨、17度、90%
先週、香港から帰宅した主人が持ち帰ってくれたのは「マンゴスティン」という果物でした。そのことをブログに書くと「マンゴスティン」を知らない方が多いと知りました。そこでハタと思いました。「そういえば、私も日本帰国以来一度も見たことがない!」「マンゴ」や「ライチ」は宮崎や沖縄で栽培されています。お値段は驚くほど高いけれど目にする機会が多い果物です。輸入の果物を扱う高級果物やさんなら「マンゴスティン」を置いているかもしれません。
一見地味な外貌ですが、「果物の女王」と言われています。香港では栽培されておらず、タイからの輸入品です。暑くなり始めるこの時期、香港湾仔の高架下にリヤカーに「マンゴスティン」をいっぱい乗せて売るおばさんが登場しました。ほんの数日、次に行ったら姿は見えません。いい値段ですが、「果物の王様」「ドリアン」よりはお安い果物です。
外皮は硬いのですが指で強く押すと皮がむけます。ピンポン球をふたまわり大きくした大きさです。中の皮は赤い汁を含み爪が赤く染まります。食べるのは、その中の白いふっくらした部分です。 甘酸っぱい、甘い方が強い果物で、程よい量のジュースが口に流れます。この白い部分の中に種があります。
よく「ライチ」と比べられますが、「ライチ」ほどジュースは多くなく、甘味が濃い果物です。売られる時期も短く、値段も高いので手土産にしたこともありました。新聞紙に包まれた手土産でした。
「パッションフルーツ」や「ドラゴンフルーツ」もデパートの地下で見かけます。見栄えの悪い「マンゴスティン」、見かけと違って皮を剥くと丸い白い果肉が「果物の女王」らしいと初めて思いました。小さいのでいくら食べてもお腹は膨れません。
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