晴、19度、84%
日本酒を飲まないので、主人が帰るまで「盃」は引き出しに並んだままです。「酒器」は口当たり、手のひらでの感触をと少ないながら私が選んだものです。「ぐい呑」タイプの「盃」よりも「平盃」は小皿代わりに使います。
お刺身の時の「お醤油皿」もよし、毎日のおやつをちょっとのせるもよし、特に食べだしたら止まらないチョコレートは一つ一つ乗せて楽しみます。
クッキーも一つのせると、缶に手を入れるのと違って気取って見えます。
最近は「ぐい呑」の方が人気だと聞きます。「平盃」は昔のスタイル、日本酒をガラスの酒器で飲むのが流行りだそうです。そこで一度、「ぐい呑」でワインを飲んでみました。白ワインです。「う〜ん、美味しくない」足付きのグラスで日本酒は美味しいのに、「ぐい呑」のワインは味も香りもいいとは言えません。
「盃」に限らず、この歳になるまで買い求めて来た「器」たち今まで付き合った時間よりこれからの付き合いは短いと思います。高齢のお一人暮らしの女性の言葉が胸に蘇って来ました。「自分で調えた食事を好きな食器で食べるのがいい。」義父母、母たちの老人施設で使うプラスチックの食器の味気なさを思い出しました。
手持ちの食器をあれこれ使い道を考えるのは、おままごとの延長のようです。今日のおやつはどの「盃」にのせようかな。
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