雨、17度、90%
暑い夏、雨が降らない秋が続きました。やっと夜中から雨が降り出した福岡です。3年前に植えた「パッションフラワー」が今年は見事にフェンスを覆い尽くしました。「時計草」とも言われ立体的な花を咲かせます。「パッションフルーツ」をつける品種とは違い実はなりますが食べられません。
植え付けたのは北側の庭の東西のフェンス沿いです。元々が熱帯植物、今年始めの雪で惨めな姿になりました。ところが気温上昇と共により大きく育ちました。下の道の石垣の上、一番上部の濃い緑が「パッションフラワー」です。
この下の道沿いは石垣部分に這っている蔦は2種類、「フィカスプミラ」「西洋蔦」です。「西洋蔦」はもう直ぐ枯れ落ちます。 石垣の一番奥までが我が家です。この部分を庭側から見ると、 白い花を咲かせる品種で葉の色は深い緑です。繁殖力が旺盛で今年は小さな苗を友人に分けました。
一方、上の道つまり玄関側のフェンスに這った「パッションフルーツ」は こんな具合です。2株あり、濃い赤と白の花が咲きます。他方のフェンスのものより明るい緑の葉を茂らせます。先日、帰宅時に角を曲がるとこのフェンスに向き合うように男性が立っていました。家の中を伺っているのかと思い側に行くと、小型カメラで「時計草」の花を写しています。「何の花かご存じですか?」と声をかけました。ちょっと驚かれた様子で「カメラを買ったので初撮りにこの花を。」とおっしゃいます。パッションフルーツの亜種だと知ると「あの甘酸っぱい!」と驚かれました。「もしかしてこの家の方ですか?」と尋ねられました。そうだとわかると「不審者に思われたでしょう。」と詫びられました。感じのいい男性でした。昨日は私年代のご夫婦がやはり赤い花の前で何やら話していらっしゃいます。車を出していたのですが、停めてまたひと度「パッションフラワー」の説明をしました。夏ほどではありませんが初冬にかけてポツポツ咲き続けます。さて、この表の方の部分の庭側は こんな感じです。葉の茂りが他方より美しいと感じます。
この暑い夏一度も水遣りをしていません。繁るに任せました。冷たい感じのフェンス剥き出しはいただけないと植えた「パッションフラワー」です。私の期待以上に育ってくれました。植物は直ぐには大きく育ちません。枯らすこともありますが、時間をかけて成長を見守るのは庭仕事の楽しみの一つです。
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