チクチク テクテク 初めて日本に来たパグと30年ぶりに日本に帰ってきた私

大好きな刺繍と大好きなパグ
香港生活を30年で切り上げて、日本に戻りました。
モモさん初めての日本です。

業務スーパーの「ハリッサ」

2023年01月21日 | 美味しいもの

晴、5度、58%

 「ハリッサ」はチュニジアなどで食べられている唐辛子、パプリカのペーストです。現地ではパンなどにつけて食べるのだそうです。昨年からアメリカの雑誌でこの「ハリッサ」が頻繁に紹介されていました。興味があったので、チュニジアのチューブ入りの「ハリッサ」を買いました。とても辛くて小さなチュウーブは食べきれませんでした。次にチュニジアを植民地にしていたフランスの「ハリッサ」を買いました。小瓶で辛さはまずますでも美味しいとは思いません。日本のメーカーでも作られていると知り、香辛料メーカー「youki」のものを買いました。日本人向けに食べやすく作られています。まずまずのお味でした。カルディでも作っています。カルディの「ハリッサ」にはドンとハマりました。甘みがあって、それだけでも美味しく食べれます。その後、「ハリッサ」の私ブームが去りました。昨年末、近くの「業務スーパー」の棚にある「ハリッサ」を見つけました。

 私のブームは去ったものの味を知りたくて買いました。色はきれいな赤、唐辛子?パプリカかな?ざっくりと入っています。カルディのように甘めです。辛さ抑えめ、そのまま舐めることもできます。炒め物にどっさり、蒸したお肉に付けても食が進みます。

カルディのものより油が少なく、お値段が安い。ワカメのナルムは作り置きしていますが、戻したワカメに「業務スーパー」の「ハリッサ」を混ぜるだけで、程よい味のワカメのナルムができます。 中国製、発色剤が使われているのが気になりますが、手頃な値段です。

 帰国後すぐに近くにできた「業務スーパー」、今では買い物圏内に3軒もあります。安いばかりか珍しい食材が見つかる「業務スーパー」を重宝しています。

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ココのベストを編みました。

2023年01月20日 | 編み物

曇、6度、72%

 12月に編み始めたココのベストがやっと編み上がりました。主人が3年ぶりに帰国してから編み始めました。私のベストの余り糸です。小さなココのベストにひと月も時間がかかりました。主人が帰って来て一日中家で仕事をしています。私は一日中、お茶を入れたり3度の食事を作ったり、それだけで時間が過ぎました。お正月の準備、孫一家の帰宅も重なりました。このひと月、読んだ本のページは数ページ、4日に一度の買い物も毎日でした。

 主人が2泊3日で東京に出張に出かけました。この時とばかりに編みました。「かった!」この冬一番の寒波に間に合ったようです。 私の余り糸だけでは足りないので白い余り糸を足しました。 ツウィードの部分が背中側です。大きめに編むと寝ている間に脱いでしまうココですので、しっかりときつめに編み上げました。

 雪が降ったりもっと寒くなればお散歩の時はモモのお古の赤いコートをベストの上に着て出かけます。このベストを着て散歩に出るときっと「男の子?」と聞かれるでしょう。女の子ぽい色も可愛いけど、まだ大暴れするココにはこんな地味な色合いも似合います。

 昨晩主人が戻って来ました。またしても一日、おさんどんに励みます。

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ガチョウのペースト ハンガリーのお土産

2023年01月19日 | 頂き物

曇、4度、64%

 先日ハンガリーからやって来た友人が主人への土産に「ガチョウのペースト」を持って来てくれました。 ハンガリーの特産品ではありませんが、ヨーロッパでは瓶詰めや缶詰で売られています。カナッペやタルティーヌに使われます。ガチョウのレバーに豚肉などを合わせてペースト状にしたものです。いただいたのは「トリフ」入りの瓶詰めでした。

 朝焼いたフランスパンに合わせました。瓶の蓋を取るとうっすらと脂肪分が固まっています。どこに「トリフ」があるのやらと探す私です。 ひと掬いしました。ペーストの中に細かい黒いつぶつぶ、おそらくこれが「黒トリフ」でしょう。すりおろして入っています。濃厚なねっとり感がフランスパンの淡白さに程よく感じます。「トリフ」の香りがしないのが残念です。まあ、少量ですから仕方ない。付け合わせには庭で採れたオリーブの塩漬けを添えました。小粒ですがじんわりと油が口に広がります。

 小さな一皿と赤ワイン、友人を思い、今年の「オリーブ」の収穫を思い時間が流れました。

 

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生麩を藻塩で食べる

2023年01月18日 | 美味しいもの

曇、6度、68%

 年末にたくさん「生麩」をいただきました。おせちには梅の形をした赤い「生麩」を薄味で炊きました。「生麩」は煮るか田楽で食べるのが一般です。お餅とは違ったもっちり感が持ち味の「生麩」です。

 私は「生麩」をそのまま食べるのが大好きです。「生麩」のお刺身と言えば聞こえがいいのですが、薄くそぎ切りでなく厚めに切ったものを頬ばります。昨晩は「粟麩」を切りました。いつもはちょっぴりお醤油をつけたり、山葵を足したり、ゆずごしょうでいただきます。昨晩はいただきものの「藻塩」を試しました。

 「藻塩」を使うのは初めてです。「ホンダワラ」から取れる藻についた塩です。 「藻塩」の色は薄紅色、結晶が小粒です。

 日本の「塩」を楽しみに帰国しました。全国各地で「塩」の生産がされています。粒の荒いものからサラサラのもの、その土地その土地の海の旨みを含んでいます。ところがどうもこれと言ったものが見つからず、フランスの塩を使い続けています。青みを帯びた細かい「塩」です。舐めると塩気の前にほんのり旨味を感じる「ゲランド」の塩です。

 「藻塩」を舐めました。「うっ、うまい。」まろやかさの奥から塩気が覗きます。さて、「生麩」にぱらり。もっちり感も生麩の優しい甘みも一振りの「藻塩」でグッと引き立ちます。より輪郭のある味に変わるのが口の中でわかります。「粟麩」は「よもぎ麩」などより平たい味ですが、「粟」を感じます。

 先日、お外の食事で出された「鮭の塩焼き」いい鮭を使った塩焼きでしたが「塩」が立ちすぎていました。せっかくの鮭が「塩」に負けています。「塩」と「鮭」が馴染んでいませんでした。そのとき改めて「塩」の大事さを知りました。

 「藻塩」の使い道を模索中です。今朝は一番に焼く「フランスパン」に使ってみましょう。

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小正月の小豆粥

2023年01月17日 | 日々のこと

曇、6度、87%

 女正月、小正月とも呼ばれる15日には小豆を炊きます。ここ数年はあん餅をこさえました。今年は主人も一緒です。久しぶりに「小豆粥」を仕込みました。

 小豆をコトコトと朝から炊き始めます。「小豆粥」の分の小豆は煮崩れる前に引き上げて残りは粒あんにしました。隣で炊いているおかゆに形のある小豆を入れ、しばらくするとおかゆが薄紅色に染まります。とても幸せな色です。

 小豆は慶びごと、季節の節目に使われる食材です。お正月から半月、忙しかった女性を労う意味がある「女正月」、「小豆を食べてまたマメに働きましょうという意味かしら?」と炊きながら一人で笑いました。一晩でも美味しく漬かる「おカブ」のぬか漬けを添えて、お腹に負担のかからぬ粗食です。 

 3年ぶりに帰国した主人にあれもこれも日本らしいものをと1日の献立を立てました。日頃は4日に一度の買い物が毎日買い物に出かけます。「初めて小豆粥を食べた。」という主人、香港に渡る前、幾度か作った「小豆粥」をお忘れのようでした。

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やっと巡り合った中華料理

2023年01月16日 | お外の食事

雨、9度、78%

 香港に30年住みました。中国各地の美味しいものをたくさん食べる機会がありました。一時帰国する日本の中華料理はどこか口に馴染まないものでした。ですから「日本の中華」と呼んでいます。この3年、主人のいる香港に私も行くことができませんでした。中国の中華料理にどれだけ恋い焦がれたことか、自分でその味をと思うこともありました。3年ぶりに帰国する主人に「帰ったら、中華料理を食べに連れていって。」と頼んでありました。

 近場の小さな中華料理屋さんを主人が予約して来ました。実は私も昨年から良さそうと思っていたお店です。主人は通りがかりに店の店主と立ち話をして予約したそうです。小さな間口に席数の少ない店内、日本酒や焼酎の数は目に見張ります。すでに予約で一杯でした。

 まずメニューを見た私、驚きます。日本に帰って以来こんなに品数の多いメニューは初めてです。ホテルの中華料理ですらさっと目を通せるだけの品数にいつもがっかりしていました。中華って合わせるもので幾種類もの皿が作れるものだと思っています。「羊」「ヤギ」のメニューもあります。

 初めてのお店ですから、用心して普通のものを注文しました。 「くらげの前菜」に始まりました。クラゲの下は山クラゲです。クラゲの身の厚さ、切りかたも口当たり十分です。 「海老と銀杏、百合根の炒め物」取り合わせの季節感、薄味ながら奥のある味わい火の通し方に感心しました。 「鶏のオイスターソース」キノコが多くあしらわれていますが、鶏もキノコも脂っぽくなくギリギリで火を止めているのを感じます。「羊のサテイソース」、「サテイソース」を使う料理があるのにも驚きました。海南島辺りの料理になるのでしょうか。野菜の切り口も大きさも彩りも気の配られ方を感じます。見出し写真です。

 最後に「エビシュウマイ」を注文しました。 私はお腹いっぱいで食べませんでした。主人はちょっと首を傾げていました。

 久々に中華らしい中華を堪能しました。ご主人一人で切り盛りする小さな中華料理屋さんです。ご主人は大柄なふくよかな方です。研究熱心な方と見受けました。最後に美味しかったとご挨拶をすると、私にお土産を持たせてくださいました。もうすぐ中国は「春節」です。「大根餅です、召しがってください。」

 味も量も目も舌も心もお腹もいっぱいです。私たち夫婦、通い出したら通い詰めます。主人が香港に戻る前に今一度訪れるつもりです。

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下仁田ねぎの「葱味噌」

2023年01月15日 | 日々のこと

曇、13度、85%

 近場のスーパーでは見かけることのない「下仁田ねぎ」、デパートの地下でも一際いいお値段がついています。太くて寸胴、どうしてこの長ネギがこんなにお高いのかと思います。すき焼き、鍋物ではそのうまさを発揮、ねっとりとこれでもかと思う甘さです。焼きねぎにすると香ばしさが増しこの葱特有の旨みが出て来ます。

 年末の年越しそばの時、薬味に「下仁田ねぎ」を刻みました。生で食べました。ピリッとしたネギの辛味と甘味が調和して、この上ない美味しさに「生だと日本酒が進むね。」と主人。その後幾度かスライスして生で食しました。

 葱一つとっても、美味しいものは美味しい。贅沢をして「下仁田ねぎ」を5本、刻みました。「葱味噌」を作ります。油も入れず火にかけた「下仁田ねぎ」からジワリと水分が出て来ます。この頃を見計らって少しのお砂糖とお味噌を入れました。溶けた砂糖の水分が飛ぶまで緩やかに焦らず火を入れます。最後に白ごまを大量に投入します。

 粘りのある「葱味噌」の出来上がりです。他の長ネギではこの粘りが出ません。このねぎの持つ甘さを損なわないように砂糖はごく少量。福岡の白味噌は甘めです。その味噌のうまさも手伝って美味しい「葱味噌」ができました。

 お酒のアテに少量、温かなご飯に乗せると香りが立ち上がります。私はお茶請けに箸を進めました。この冬は改めて根菜類の美味しさに目覚めています。普通の長ネギで作っても好きな「葱味噌」ですが、「下仁田ねぎ」の「葱味噌」は格別です。

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真冬の時計草

2023年01月14日 | 

雨、15度、98%

 庭にある5本の「時計草」のうち1本は花をつけたことがありませんでした。その1本が12月に入って蕾をたくさんつけました。みぞれが降るクリスマスもその蕾を次第に膨らませていました。「咲くかしら?枯れてしまうかな?」咲いて欲しい、何色だろうという期待もありますが、熱帯が原産の「時計草」別名「パッションフラワー 」です。

 1日一回は蕾を見にどんな天気でも北の庭に出ました。昨日は朝から冬とは思われない陽気です。小雨が降る中、その花が咲きました。日が照ると大きく開く「時計草」です。日差しがないのでやっと開きましたよといった風情でした。白い花です。開くと時計の針を思わせる立体的な花です。開いたのは一つ、まだ20個ほど蕾があります。おそらく全部咲かせると思います。ツタ植物の「時計草」は道に面したフェンスを緑に変えてくれました。真冬にポツポツと白い花で彩を見せてくれるでしょう。

 お正月には間に合わなかった「椿」も大きく膨らみ、白椿が今年の一番乗りです。 「椿」好きが高じて行く本も植えました。赤い椿はまだ固い蕾ですが、紅白の「玉有明」はもう直ぐ開きます。

 「クリスマスローズ」も蕾を成長させています。 葉陰に蕾を見つけると、毎日葉を押し上げて覗きます。

 蕾をつけてすでに4ヶ月、「シンビジューム」も花先をほころばせ始めました。 久しぶりに帰宅した主人が在宅中に一つでも多くの庭の花を見せてやりたいと思います。真冬の「時計草」を珍しいと喜んでくれるでしょうか。

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うめ最中

2023年01月13日 | おやつ

曇、14度、76%

 年末のことです。孫一家がやって来るので私は寝具の準備やらで大忙しでした。主人と会うのは4年ぶりの孫娘でした。そんのことを考えながらベットを整えたり、タオル類の準備をしたり孫娘用のマグカップを出して来たりしていました。

 主人はお天気も陽気のいいので散歩に出かけていました。帰って来た主人の手には小さな白い小袋が。中は最中でした。休む間も無く動いている私の「おやつ」。

 早速お茶を入れました。 本当に一口の「うめ最中」です。人の手で包まれたとわかる品の良いお菓子です。最中を割ると中はやや白い餡?金時豆の餡でした。小豆と違った優しい餡です。ネットリとしていて甘くない。お茶と共に体の疲れが抜けました。

 福岡は菓子どころだと聞くことがありますが、お遣い物に出すことのできる和菓子や洋菓子は数少なく思います。全国お取り寄せのできる今の時代ちょっと送りたいと思うお菓子は強い味方です。主人に聞きました。「他のお菓子はどんな風?」年末でお店を閉める直前に飛び込んだそうです。店の構えやら他のお菓子の話を聞きながら、ここのお菓子ならお遣い物にと思います。

 年の瀬に見つけたいいもの、主人の心遣いの「うめ最中」でした。

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アラジンのブルーーフレーム

2023年01月12日 | 日々のこと

晴、7度、74%

 主人が家にいると来客の数が増えます。冬に座敷にお客様を通す時にはアラジンのストーブをつけることから始めます。天井が高くなにぶんにも古い日本家屋ですから、2台の空調だけでは十分な暖かさにはなりません。アラジンの石油ストーブの青い炎が出るタイプは匂いが少ないのですが、お客様のみえる2時間前には火を入れます。

 帰国当初はあれこれと暖房器具を持っていました。オイルヒーター、石油ストーブ、空調、どれも一長一短です。オイルヒーターはこの家に向かないので処分しました。石油ストーブもほとんど使いません。今では空調の暖房が主な熱源です。

 日本を離れる前は石油ストーブに頼り切っていた生活でした。アラジンの反射式ストーブとブルーフレームが我が家の暖房器具でした。香港ではほとんど暖房を入れることはありませんでした。空調に暖房装置はありません。10度を下回る日は年に数日の香港です。

  アラジンのストーブに火を入れるのは私の仕事、青い炎が芯を回るのをじっと見つめます。炎といえば赤い色が暖かさを呼びますが、この青い炎、ブルーフレームは見るからに清潔な炎です。 火を入れて1時間、部屋の空気が緩み始めました。そんな時、子供の頃のこの家の冬を思い出します。火鉢で暖をとっていました。そして長い石油ストーブ時代でした。空調のおかげで便利になりました。灯油を買いに行く必要がありません。それでもアラジンのブルーフレームを見ると落ち着きます。

 お客様がみえる1時間前、空調2台の暖房を入れました。お見えになる頃には暑すぎず程良い加減の空気が広い部屋を包みました。この冬あと幾度ブルーフレームに火を入れるでしょう。

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