チクチク テクテク 初めて日本に来たパグと30年ぶりに日本に帰ってきた私

大好きな刺繍と大好きなパグ
香港生活を30年で切り上げて、日本に戻りました。
モモさん初めての日本です。

黄身入りパイナップルケーキ

2023年01月11日 | おやつ

晴、5度、64%

 台湾のお菓子「パイナップルケーキ」、クッキーの生地にパイナップルの餡の4センチ四方ほどの焼き菓子です。このお菓子に私は目がありません。台湾にはたくさんの有名店があります。袋入りのお安い「パイナップルケーキ」もあります。値段にかかわらず、どの「パイナップルケーキ」も美味しいと思うほど好きなお菓子です。安物はパイナップル餡の代わりに「冬瓜」を使って餡を作ると聞きました。

 主人が香港のお菓子メーカーの「パイナップルケーキ」を買って来てくれました。香港のお菓子と思っている方もあるくらい「パイナップルケーキ」が香港でも作られています。ところが今回はパイナップル餡に様々なものが入った物を買って来てくれました。「くるみ」「いちご」入りは孫にもたせました。残ったのは「塩漬け卵の黄身入り」です。「塩漬け卵の黄身」は中国の月餅には欠かせない素材です。切り分けると真ん中に月に似た黄身が現れます。日本の方には好き嫌いのある「塩漬け卵の黄身」です。

 ま半分にすると月餅のように見えました。パイナップル餡との相性もなかなかです。でも普通の「パイナップルケーキ」が好きです。時に目先を変える、お土産なら面白いかもしれません。最近日本でも「パイナップルケーキ」を家庭で作る方があります。もっと広まって欲しい「パイナップルケーキ」、クッキー地の香りとパイナップルの甘酸っぱい餡、このコンビネーションを考えた人に脱帽です。 

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トルコのドライイチジク

2023年01月10日 | おやつ

晴、11度、64%

 我が家のイチジク、すっかり葉を落としました。熟し切れなかったイチジクの実が枝にいくつもいくつも残っています。寒空に寂しげに見えるイチジクの木です。 昨年はたくさんのイチジクを収穫しました。毎日のおやつに余りあるほど実を付けました。たくさんの時は半割りにして「ドライイチジク」を作りました。家で「ドライイチジク」を作るには丸のままは難しく、いくつか腐らせてしまいました。

 作った「ドライイチジク」はサラダやお菓子に入れてすでにありません。頂き物の日本の「ドライイチジク」ももう底を着くかなという頃、いい塩梅に主人が香港から「トルコのドライイチジク」を携えて帰って来ました。しめしめ。

 おやつに「ころ柿」を食べてしまった私は次のおやつに「トルコのドライイチジク」の封を切りました。香港にはアメリカやヨーロッパから入って来る「ドライイチジク」とトルコから入って来る「ドライイチジク」があります。どちらも美味しいのですが形状が違います。日本式にイチジクの形がわかるのはヨーロッパ系、上から押しつぶしたような丸い形はトルコのものです。

 私が作る「ドライイチジク」はどちらかというと「イチジクチップ」です。イチジクの中のしっとり感を楽しむのは、丸のままのものが数段上です。形状は問わず、丸のままは生同様に噛むと種がじゃりっと音を立てます。

 「トルコのドライイチジク」は色が薄く、生の実は黄色だそうです。ドライにすると甘みは凝縮され、風味が増すように感じます。ひとパックに20個ほどぎゅうぎゅうに詰められた「トルコのドライイチジク」、一粒一粒大事に食べます。

 庭のイチジクに残った実には、カラスは見向きもしません。この夏、私に毎日おやつを実らせてくれるでしょうか?冬はドライにした果物を楽しむ季節です。

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ころ柿

2023年01月09日 | おやつ

晴、5度、74%

 干し柿のことを「ころ柿」とも呼ぶそうです。干し柿も「あんぽ柿」のように柔らかいものから白い粉のふいたものまで様々です。小さく硬い白い粉がついた「ころ柿」を箱いっぱいにいただきました。干し柿は古来から神に祀る食べ物として作られていたそうです。香港の市場の片隅に積まれた「柿餅」を見たときには懐かしくて買いました。あんぽ柿より硬くやや粉がふいていました。東南アジア一帯で作られている「干し柿」です。

 生の柿も美味しいけれど、渋柿のアクを抜いた干し柿は濃厚な味に変わります。保存食、携帯食としても便利な「干し柿」です。昨年の秋はたくさんの生柿をいただきました。柿好きな私は大喜び、「干し柿」が店に並ぶとそのお値段の高さに目を見張ります。手間がかかる「干し柿」作りです。粉のふいた硬い「ころ柿」は寝かせて揉んでと時間もかかります。

 小さな「ころ柿」は一口、中の種が邪魔だなと思うもののポンポン口に入ります。年末年始台所で立ち仕事の多かった私は台所仕事の合間にこの一箱の「ころ柿」をあっという間に食べあげました。しっかりとした甘さに噛みしめる歯応え、この冬は生柿、干し柿共に満足ゆくまで食べることができました。「あんぽ柿」の大きさだとお茶を入れて食べるのでしょうけど、小ぶりの「ころ柿」は軽快に私のお腹に収まりました。満足なおやつでした。

 

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七草がゆ

2023年01月08日 | お正月

晴、5度、68%

 3年ぶりに日本に帰って来た主人に日本らしい食べ物をと思います。七日の昨日、「七草がゆ」を用意しました。主人が「七草がゆ」を口にするのは7、8年ぶりかもしれません。主人の会社のある香港は新年の後に来る「春節」つまり「旧正月」に長い休みがあります。新年は元旦のみ祝日です。正月過ぎて「春節」に帰国することが多かったのです。

 一人の正月七日はいつも庭の草をとって「七草粥」に見立てました。売っている「七草」はお高いと思います。今年は奮発して「七草」を買いました。 中身はちょっぴり、がっかりしたことに幾度数えても5種類の七草でした。しかも香りが全くありません。「七草農家」があると聞いたことがあります。農家の方には申し訳ないけど、ちゃんと7種類入れて欲しい。そこで、冷蔵庫にあった三つ葉を最後にいっぱい散らしました。大きな土鍋て炊いた「七草がゆ」は蓋を取ると三つ葉の香りが立ち上りました。「七草がゆ」はお正月疲れした胃腸を休めるものだそうです。青物の精気をもらって体を整えます。

 私自身、主人の帰国以来、度重なる重い食事に胃がいつもどんよりしていました。昨晩は夕飯をうんと軽く済ませました。今朝はいつものように快適な目覚めです。 「七草がゆ」のおかげもあります。日本の暦の適切な計らいです。

 来年の「七草がゆ」やはり庭の草たちを摘もうと思います。

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仏手柑

2023年01月07日 | お正月

雨、7度、84%

 帰国以来、年末になると友人から「仏手柑」が送られて来ます。字の通り仏の手のような柑橘の実です。食べることが出来る実の部分はほとんどありません。柑橘系特有の爽やかな香りです。色や目をひく形、名前から縁起物とされています。お正月飾りに使います。

 昨年の私の誕生祝いに「仏手柑」の苗をいただきました。一年苗は花を咲かせません。成長しないようにみえた苗木は夏の盛りになるとめざましく新芽をつけ始めました。その丈がいただいた時の倍になりました。 長く鋭い棘があります。2年目になるこの春花をつけてくれれば、実を結ぶかもしれません。実は開いた方を下向きにつけるそうです。我が家のほかの柑橘の木と違い、一本まっすぐに伸びた主幹で脇枝を持たない木姿も、実同様、特異です。

 まだ花も咲かせないのに、たくさん実をつけた木を思い浮かべます。細木に黄色い手の様な実がぶら下がっている光景です。冬を越し、春の開花をいちばんの楽しみにしている「仏手柑」、果たして来年のお正月は自前の黄色い実を飾ることができるでしょうか。たくさん出来れば毎年送ってくれた友人に私から送れることも楽しみの一つです。

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3匹のお客様

2023年01月06日 | 日々のこと

曇、5度、76%

 この3年、年末の大晦日に我が家を訪れてくれるお客様がありました。こちらの予定を気遣って、「行きます」とメセージを受けるのは我が家に到着数十分前です。昨年の大晦日もメッセージが届きました。我が家は神社のお手伝いから戻った主人や孫一家と出かける用事がありました。遠路やって来てくれる「犬のお客様」はお正月にかけて九州を回るはずです。「年明けて、帰路に立ち寄ってください。」と返事しました。

 正月四日、ハンガリーからの友人たちと昼食中、「あと20分で着きます。」とメッセージ、現状を説明してこの冬は会えないと思いました。友人一家と別れて家に戻ると、玄関前に袋が置かれています。「犬のお客様」からのお土産でした。急いで「戻ってこれますか?」とメッセージを打ちました。

 この冬も会えました。我が家の前に停まった車から、3匹が降りて来ます。変わらぬ笑顔のお兄さんです。「ようこそ。」覚えているのでしょうか、さっさと家に上がりココとご対面。ココも覚えている様子です。4匹は威嚇することもなく、ただ簡単に「クンクン」。お茶を飲んでいると、毎年決まった場所に落ち着く「犬のお客様」です。

  定位置、この椅子に飛び乗る日向ちゃん。 ココの寝床を拝借する「霞ちゃん」取られてもココは怒りません。ただひとり、うろうろする「沙里ちゃん」 パグですから、私たちのおやつを狙っています。4匹もいると写真がうまく撮れず、ココを含めた写真はありません。

 一昨年は孫一家も「犬のお客様」に会いました。今年は主人も3匹に会えました。

 車中泊もある犬連れの旅、車はそれ仕様になっています。主人の仕事の「テレビ会議」が始まるのを機にまた長い帰路につきました。

 訪れてくれる人があるのは嬉しいことです。この年末も会えるかな?来年の年初めかな?そんなん話をして主人と二人で見送りました。「ありがとう、無事に帰ってくださいね。」

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ハンガリーからの友人

2023年01月05日 | 日々のこと

晴、3度、53%

 昨日は懐かしい人たちに会うことができました。ひとり目は50年来の友人です。彼はブタベストに住んでいます。4年ぶりの帰国です。彼、主人、私高校の同窓生、入学時に出会って50年です。今回の帰国には二人のお嬢さんも連れてみえました。二人には私は一度ずつ会っていますが、主人は初めてでした。

 我が家のお夕飯にお招きしたのですが時間の都合がつかず、お外でお昼を一緒にしました。お嬢さんたち見事に成長なさっています。ハーフらしい穏やかな雰囲気を持った二人です。東京、大阪、京都、奈良を回っての長旅、今回の目的は彼のお母様を見舞うことです。二人のお孫さんに久しぶりに会われて、さぞお喜びだったと思います。コロナのおかげで、彼も主人も長いこと日本に戻れませんでした。日本で待つ人、海外から帰国を待つ人、それぞれの思いを感じます。

 上のお嬢さんは、イギリス留学中です。合流しての旅の旅程を聞くのも楽しく、あっという間に時間が過ぎました。三人は無理ですが、「次回は我が家に泊まってね。」とお誘いしました。

 懐かしい方と会うことの重みを感じます。彼は数年前大病を患いました。すっかり回復されていますが、私たち年代何があってもおかしくない年齢です。健康でいなくてはと心に思います。いつものように会ってすぐ私をハグ、別れ際またハグ。友人の暖かさが50年の重みを持っていました。

 友人、主人の許可なしの写真アップです。

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兎の置物

2023年01月04日 | お正月

晴、2度、64%

 帰国以来、毎年その年の一刀彫りの干支を買い集めています。初詣に行く「護国神社」で買い求めることも著名な方が彫ったものを求めることもあります。今年は「兎年」昨年末、兎の置物をいただきました。「兎の香合」です。

  ふっくらとうずくまるような白兎、蓋を取ると紅に金箔が染められています。「練香かしら?」と匂いますが色付けだけのようです。 蓋を取った時の紅白の色合いは我が家のような日本家屋に寿ぎを連れて来てくれます。

 一刀彫りは「護国神社」で買い求めました。「護国神社」の一刀彫りは年によって出来不出来があります。 今年の「兎」は素直な可愛さです。必ず紅色と薄い金が彩に施されています。

 干支の置物は意味があるのかどうか知りませんが、この一年我が家を守ってくださいという気持ちで家のどこかに次の年まで飾ります。

 お正月が明けるまでは、座敷の書院にお鏡と共に飾りました。今年はお鏡の両脇に「兎」が揃いました。お正月らしいすっきりした空間がこの部屋に入るたび目に入ります。

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元旦の初詣

2023年01月03日 | お正月

晴、2度、58%

 元旦の初詣、「護国神社」と地元の「櫛田神社」通称「荒江神社」に家族で行きました。「護国神社」は思ったほどの人混みもなく参拝、 手を合わせる孫娘に大きくなったと感慨でした。その後、私ひとり家に戻り、ほかのお神社を家族は回りました。

 午後、帰宅した家族とココも交えて向かったのは地元の「櫛田神社」です。本家の櫛田神社の分家のようなお神社で私は小さい頃から「荒江神社」と呼んでいました。このお神社の初詣の準備に、大晦日の朝から昼まで出向いたのは主人、息子、孫でした。きっかけは、年末の回覧板を回す時、ご近所の方に「氏子だから、手伝いにきてください。」と声をかけられたからです。お神社の氏子は男性ですから集まるのは男性ばかりです。主人は息子に声をかけ、孫も連れて出かけました。

 私は、この時とばかり掃除に励みます。「遅いなあ。」と思っていると昼前戻ってきました。お昼はお弁当をいただいたようです。三人がそれぞれに自分のしたことを話します。幕張は男の仕事、国旗や幟を立てたり、小さな神社ですが一年に一度の晴れ姿の変わります。

 孫娘、手足惑でなかったかと心配でしたが、これまた立派にお役目をこなしたようです。元旦の参拝者に配られる「笹飾り」に神札をこよりで付ける作業を任されたそうです。8歳の孫娘には初めての経験です。 正座してお札をつける作業中。1000本近い笹飾りの内、170本ほどを作ったそうです。その後飾り餅の準備もお手伝いしたと嬉しそうに話してくれました。。

 主人も息子も孫娘も初めての経験をさせていただきました。ココも連れての「荒江神社」への初詣、主人や息子がここは自分が張った幕だとか私に教えてくれます。自分たちが手伝って整えたことを誇らしく思っているようです。

 初詣のお神社を出る時それぞれに「笹飾り」を手渡されました。こよりの結び方を見ながら、孫娘が「これは私が結んだような気がする。」と言います。今まで以上に「初詣」が意味深くなりました。そして「氏子」としてこの地に足を付けたような気がします。

 私の両親はこうした地元の行事に参加しませんでした。近所の方のお誘いに気持ちよく応じてくれた主人、息子、孫娘に感謝です。

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兎年のおせち

2023年01月02日 | お正月

晴、5度、70%

 孫娘とお節を囲むのは2度目です。初めて一緒の元旦を迎えた日、孫娘は熱を出してしまいました。人混みの多い太宰府天満宮へ初詣の後のことでした。孫を2階に寝かしつけ大人だけの寂しいおせちでした。

 夫婦二人で香港で迎える元旦、おせちの量も品数も減りました。一晩で二人で食べられるだけの量を作りました。肉物も数が減りました。久々に昔のおせちの復活です。

  一の重、黒豆、伊達巻、かまぼこ、赤カブのおなます、酒蒸しエビ、鯛の昆布締め。「鯛の昆布締め」さすが福岡の鯛、昆布の旨みが染み込んだ癖の無い鯛に仕上がりました。

  二の重、金柑の含め煮、鰤の塩焼き、牡蠣の燻製、ミートボール、煮豚、生麩の煮物、くわいの含め煮、百合根、裏白椎茸。定番のものばかりです。 牡蠣の燻製、大きな牡蠣が小さくなってしまいます。 くわいや百合根は孫娘にはまだわからないお味でした。大人の胃袋を考えて全体に薄味で仕上げました。

  三の重、筑前煮です。こんにゃくのつもりが冷蔵庫にあったのは「糸こんにゃく」。買いに行けばいいものを「糸こんにゃく」で作った筑前煮です。金時人参の美味しさをしみじみと感じました。 散らした金時人参は茹でただけですが、煮はものの金時人参、煮汁の美味しさを全部吸っています。

 変わらぬおせちですが、「兎年のおせち」です。二の重には小さな赤い兎をたくさん散らしました。なかなかみんなに気付いてもらえず、がっかりの私でした。

 お重は空っぽ、黒豆となますが冷蔵庫に少々。孫の成長とともに私のおせちも変化すると思います。

 

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