上野に出掛けた。お目当ては、久しぶりに都美に戻ってきた院展。これだけでは済まなかった。上野は、芸術の秋で沸騰中だった。
都美に着いたら、最近、みたことのない長蛇の列。いよいよ閉幕が近づいてきた”マウリッツハイス美術館展”。1時間待ちの立札が。ごくろうさま、暑い中。こんなぎりぎりになってくるからだ、いいきみだ(爆)。
その点、院展は待ち時間なし。すいすいと入れる。展示室も広いから、ゆったりとみられる。それに、正統的日本画だから、まるで高原の秋のように涼やか。あるいは、ぼくの少年時代の武蔵野の雑木林に迷い込んだみたい。すっかり汗がひいてしまう。
そして、都美を出ると、ついつい芸大校舎の方へ。車中で読んだ東京新聞の一面に、芸大のアート神輿の写真が載っていたのだ。土日の学園祭の宣伝に昨日、上野公園を渡御したらしい。芸大の学園祭なら面白かろうと、生まれて始めて覗いてみた。さすが、芸術家の卵のお祭りだ、一般大学のそれとは一味違う。
芸大美術館の入口から美術学部に入ると、いきなり、新聞でみた宇宙飛行士の神輿が目に飛び込んできた。そして、その向こうにも二基のアート神輿が。さらに、道路向うの音楽部の構内にもいくつかあったから、神輿つくりがゲイ祭(笑;芸祭のこと)の目玉なのだろう。両学部が共同でつくっている。これらを見るだけでも、ここへ来た甲斐がある。
そして、美術学部では、学生の、様々な分野の作品を目にすることができるし、音楽学部では、広いホールで、学生たちによるパイプオルガン演奏を聞くことができた。デュリュフレ作曲のや、デイズニー映画ピノキオの”星に願い”をとか、”ドレミの歌”など、30分ほど楽しませてもらった。
そして、学園祭といえば、学生の出店。お昼もここでいただきました。声楽科の学生によるオペラ歌唱つきの、ディナーショーならぬ、”ランチショー”。ビールもうまいわいな(爆)。さすが、芸大。
十分、芸祭を楽しんで、若返って、トーハクの”見返り美人”をみて帰ったのさ、さのよいよい。ああ、いい一日だった。
芸術の秋 /上野は沸騰中の巻でした。
(芸祭風景)
アート神輿
見返り美人 (菱川師宣)
もう眠いので、院展の紹介については、また明日。
都美に着いたら、最近、みたことのない長蛇の列。いよいよ閉幕が近づいてきた”マウリッツハイス美術館展”。1時間待ちの立札が。ごくろうさま、暑い中。こんなぎりぎりになってくるからだ、いいきみだ(爆)。
その点、院展は待ち時間なし。すいすいと入れる。展示室も広いから、ゆったりとみられる。それに、正統的日本画だから、まるで高原の秋のように涼やか。あるいは、ぼくの少年時代の武蔵野の雑木林に迷い込んだみたい。すっかり汗がひいてしまう。
そして、都美を出ると、ついつい芸大校舎の方へ。車中で読んだ東京新聞の一面に、芸大のアート神輿の写真が載っていたのだ。土日の学園祭の宣伝に昨日、上野公園を渡御したらしい。芸大の学園祭なら面白かろうと、生まれて始めて覗いてみた。さすが、芸術家の卵のお祭りだ、一般大学のそれとは一味違う。
芸大美術館の入口から美術学部に入ると、いきなり、新聞でみた宇宙飛行士の神輿が目に飛び込んできた。そして、その向こうにも二基のアート神輿が。さらに、道路向うの音楽部の構内にもいくつかあったから、神輿つくりがゲイ祭(笑;芸祭のこと)の目玉なのだろう。両学部が共同でつくっている。これらを見るだけでも、ここへ来た甲斐がある。
そして、美術学部では、学生の、様々な分野の作品を目にすることができるし、音楽学部では、広いホールで、学生たちによるパイプオルガン演奏を聞くことができた。デュリュフレ作曲のや、デイズニー映画ピノキオの”星に願い”をとか、”ドレミの歌”など、30分ほど楽しませてもらった。
そして、学園祭といえば、学生の出店。お昼もここでいただきました。声楽科の学生によるオペラ歌唱つきの、ディナーショーならぬ、”ランチショー”。ビールもうまいわいな(爆)。さすが、芸大。
十分、芸祭を楽しんで、若返って、トーハクの”見返り美人”をみて帰ったのさ、さのよいよい。ああ、いい一日だった。
芸術の秋 /上野は沸騰中の巻でした。
(芸祭風景)
アート神輿
見返り美人 (菱川師宣)
もう眠いので、院展の紹介については、また明日。