気ままに

大船での気ままな生活日誌

稀勢の里 残った、残った

2012-09-20 21:14:42 | Weblog
大相撲秋場所12日目。稀勢の里、豊響を寄り倒して、2敗を維持。今日、負けると、優勝戦線から完全に脱落するところだったが、辛くも、残った、残った。出来れば、日馬富士が豪栄道に負け、明日、一差で対決して欲しかったところだが。でも、明日、稀勢が日馬との対決に勝利し、一差にすれば、十分、優勝の可能性はある。がんばれ、稀勢の里。

なんでこんなに、気合を入れているかというと、明日、両国国技館に応援に行くからです。もし、今日、稀勢の里が負けて、優勝戦線からはずれてしまっていたら、もう、何のためにいくのかわからなくなっていた。少ないおこずかいから、8千円も支出したのにどうしてくれる、これは”茶番”だ、とぶつぶつ文句を言っていたところ。よく、勝ってくれやした。お稀勢さん。

明日は、いちかばちかの大勝負。みんながやるな、という張り手でいけ。できれば、今日の白鵬のようにノックアウトパンチだ。 脳震盪を起こさせ、日馬富士を震え上がらせろ。

ああ、明日が楽しみだ。・・・ただ、ぼくが応援に行く日の、稀勢の里の勝率がきわめて低いんが気になるんよ。どうしたらよかっぺ。目をつぶって観るとか。 そのときに席をはずすとか。 あるいは、対戦までに、ぐてんぐてんに酔っぱらっていて、意識をもうろうとしておくとか。

♪なにがなんでも 勝たねばならぬ 空に灯がつく国技館に おれの闘志がまたもえる♪ 阪田三吉も応援してるで。稀勢の里、明日は負けるわけにはいかんのや。タイガースはいくら負けてもよかばってんが。

稀勢、残った、残った


日馬の突き


白鵬のパンチ


脳震盪を起こした妙義龍  明日の日馬富士の姿だ



今日は横須賀美術館に。これとこれとこれをみてきました。






さらに観音崎灯台も。


忙しい一日でごわした。
・・・・・

そうそう、これも忘れてはならない。イチロー、1日7安打の快挙。イチローも、残った、残った。まだまだやるぞ。
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降旗康男監督、高倉健を語る

2012-09-20 10:04:14 | Weblog
先日、銀座シネパトスで、現在全国で上映中の”あなたへ”の監督である、降旗康男さんのトークがあったので聞いてきた。高倉健主演の”夜叉”と”ホタル”二本立映画つきの、豪華版だった。

健さんとのコラボは、もう20本になるという。はじめての出会いは、美空ひばり主演の港町十三番地で、健さんはチョイ役、降旗さんは東大の仏文を出てまもない助監督という立場だった。その頃から、年齢が5歳ほど上の健さんのフアンとなったそうだ。だからアイドルのおっかけみたいなもんで、今日まできたようなもんですよ、と笑わせる。

健さんは、役を自分の中に引きこむタイプで、だから何をやっても同じような人物像になってしまう(笑)、という。そういえば、テレビ番組で健さんが、自分はカメレオンのようにはなれない、と言っていたっけ。ぼくなんかは、どんな役でもこなす俳優さんを上手と思うけれど、この役にはこの人しかいないという、健さんみたいな俳優も必要なのだ。降旗さんが、健さんの相手役によく起用する田中裕子さんも、健さんタイプだそうだ。そういえば、”あなたへ”も、”ホタル”も、”夜叉”も、みな同じ顔だ。年は重ねているが。

面白いエピソードも数々。百恵ちゃん主演のテレビドラマの”赤い疑惑”の監督もしたそうだが、これが中国でも人気番組(血疑という名に変えて)となったそうだ。その頃、訪中したときに、はじめサービスが悪かったが、あの方は”血疑”の監督ですよ、と伝えたら、対応が激変したらしい(爆)。現代中国では百恵ちゃんフアン世代が巾をきかせているだろうから、次期中国大使は降旗さんにしたらどうだろうか(爆)。健さんは顧問大使。中国映画でも主演して、人気もあるし、話してもわからんアホには唐獅子牡丹があるし(爆)。

百恵ちゃんは演技者としても、優れていたので、”冬の華”では健さんの相手役に起用しようとした。しかし、彼女の都合がつかず、破談となり、代役として池上季実子さんの起用となったそうだ。健さんと百恵ちゃんの夢のコンビ、是非、みたかったなあ。

そのとき、あ、そうか、とぼくは膝をたたいた。”あなたへ”に、百恵ちゃんの息子が出演していたことを思い出したのだ。綾瀬はるかさんの恋人役として好青年を演じていた三浦貴大くん。百恵ちゃんに果たせなかった夢を息子さんに、とういうわけだったのだ。降旗監督、やるね。

降旗康男監督、70歳代後半。まだまだ映画つくりは続けるようだ。健さんの起用も考えているだろうか。

・・・・・
今回、上映のあった『夜叉』は、1985年8月31日に公開。健さん、54歳。『ほたる』は2001年公開。健さん、69歳の作。それぞれ、とてもいい映画だった。機会があったら感想文をと思っている。

最近、たてつづけに観た、その他の作品。『昭和残侠伝 唐獅子牡丹』1966年公開。健さん、35歳。『あなたへ』2012年公開、健さん、80歳。 
高倉健という大スターの足跡を即席にみることができた、楽しい映画週間の日々だった。









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宝戒寺 白萩見頃へ

2012-09-20 06:37:43 | Weblog
北条得宗家の住居跡に建つ宝戒寺。萩、それも白い萩で有名なお寺。昨日(9月19日)、咲き具合を観察してきました。

白萩見頃へ!もう十分、お花見ができます。鎌倉へお越しの節は、ここをはずさないようにしてください。満足したらお賽銭もはずんでください(笑)。ここには白彼岸花もありますが、まだ、一本も咲いていません。週末にはいい鴨ね。











本堂に上がり、内陣拝観。高倉健さんからのお供物も発見。健さんの先祖は、北条家最後の執権、北条高時の一番の家来、苅田式部大夫篤時(北条篤時)。すぐ近くの”腹切りやぐら”で自害するが、子供は岡山から北九州へと逃したのだ。江戸時代”東路日記”という、史上初の主婦の旅日記を残した小松屋の主婦、小田宅子さんも子孫のひとりである。健さんの本名は小田剛一。北条篤時の名は、宝戒寺の過去帳に載っている。

紅い彼岸花の初見。八幡宮の土塁の彼岸花はぜんぜんだったが(いつも一番遅い)、その手前のお稲荷さん前の彼岸花。紅い社に染まっているようだった。


今年の秋を象徴するような景色。あの年は、いつまでも暑かったね、と想いだされだろう。


・・・・・
秋場所11日目。日馬富士、辛勝。稀勢の里、惜敗。わずかの差で運命が決まる。これで二差。まだあきらめるわけにはいかないぞ。






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