気ままに

大船での気ままな生活日誌

金沢でみた”ブルームーン”

2012-09-02 22:30:42 | Weblog
一と月のうち、二回、満月がみられるという幸運な月が、二、三年にいっぺんやってくる。ぼくが金沢にあそんだ8月がその月だった。一泊目の8月31日の夜明け前、午前4時頃だったろうか、高層ホテルの窓から日本海に入る前の満月をみることができた。すぐ、水平線上の雲に隠れてしまったから、わずか数分の間だったけれど、しっかりカメラに収めることができた。

いつのころからか、二回目の月は、ブルームーンと呼ばれるようになった。別に月が青くみえるという意味ではない。実際、この夜明け前の月は、赤みがかっていて、赤銅色に近いものだった。ぼくは、この色の満月を、10年ほど前の冬だったと思う、まだ夜明け前の朝散歩(現役時代は、春夏秋冬、5時半から1時間散歩を日課としていた;汗)で遭遇し、感激したものだった。そのあとにも先にも、一度もみていなかった。

それが、金沢で、それもブルームーンとして見られ、うれしくって、そのまんま西をみて、朝まで起きていようかと思ったが、雲隠れされてしまったので、すぐ寝てしまった。

。。。。。

金沢の街の灯の向こうが日本海。そこに入ろうとする満月。実際は赤銅色にみえるが、はじめの写真では金メタルのような満月に撮れた。


そして、焦点をずらしたりしているうちに、実際に近い色の、赤銅色の、銅メタルのような満月に撮れた。


なお、8月はじめの満月の日(2日)、ロンドン五輪での男子二百背泳ぎで入江陵介が、女子二百平で鈴木聡美がそれぞれ銀メタルをとっています。その日の満月は銀メタルのような満月でした。



。。。。。

楽しかった金沢旅行を終えて、9月2日、無事、帰りました。ご報告かたがた、ブルームーンについて紹介しました。
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椿山荘庭園の若冲・五百羅漢

2012-09-02 06:26:31 | Weblog
金沢、楽しんでいます。旅行もいよいよ最終日となりました。今日もスマホ投稿です。これも未発表のもの(笑)。

京都深草の石嶺寺の裏山を埋め尽くす若冲の五百羅漢。その二十体が、なんと目白の椿山荘庭園においでになるというお話。何度か、この庭園に隣接するホテルに泊まっているから知っていたが、最近の展覧会で、石嶺寺の若冲の五百羅漢のことが紹介されていたので、思いついて、写真を撮ってきた。

広大な椿山荘庭園。三重の塔も修復が完了。朝日に輝く。


さて、ホテルから出たすぐのところに、ごろごろと朝寝(笑)。

一人ひとり、みていくと。癒される羅漢さんばかり。






何故、椿山荘に。ここは、明治11年に山県有朋によってつくられた。それを受け継いだのが、同郷の成功者、藤田平八郎。この方が大正14年頃に移したものだそうだ。

・・・
京都で起きた天明の大火のあと、72歳の若冲は妹とともに(生涯独身)京都深草の石嶺寺門前で暮らした。ここで若冲は羅漢図を一斗の米の値段に換え、石工に羅漢を彫ってもらった。85歳で亡くなる。お墓も石嶺寺に。

本家の羅漢さま

若冲作 五百羅漢図

若冲の羅漢下絵をもとに、版画にしたもの


そのうち、石嶺寺も訪ねてみよう。
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