気ままに

大船での気ままな生活日誌

稀勢の里 序盤5連勝

2012-09-13 18:58:09 | Weblog
稀勢の里が五日目も、危なげなく勝ち、序盤戦を5連勝で飾った。この調子だと、ぼくの予想、全勝優勝も夢ではない。比較的、苦手としている把瑠都と琴奨菊の途中欠場も有利に働くかもしれない。

横綱昇進を狙う日馬富士も、5連勝と好調だ。序盤でもたつき、二桁勝利がやっとかという、ぼくの予想ははずれそうだ。やはり苦手としている二大関の欠場により、ぐんと横綱が近づいた感じ。でも、優勝は渡せませんよ。”13勝、準優勝で横綱昇進”で許したる(笑)。

今場所は13日目に応援に行く予定。たぶん、稀勢の対戦相手は日馬富士になる見込み。天下分け目の決戦。今からわくわくどきどき。大歓声が聞こえてくるようだ。国技館は盛り上がるぞ。マイ血圧も盛り上がるぞ(爆)。ここで、勝てば、一気呵成に全勝優勝だ。

きょうは、稀勢の里、5連勝の祝杯。おっ、さんまの焼ける匂いが。夕食は”大船のサンマ”でありんす。さんまの苦いところが日本酒にぴったり。ああ、うれしや。

稀勢の里、臥牙丸を寄り切る


日馬富士、勝ち名乗り。


琴欧洲、豊ノ島と熱戦。右手が痛そう。大関3人目の休場か。


八幡さまの境内の木漏れ日。稀勢の里の白星にみえた。69くらいあった。

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近江路の神と仏/名宝展

2012-09-13 10:34:20 | Weblog
三井記念美術館ではじまった”琵琶湖をめぐる近江路の神と仏/名宝展”を観てきた。京都、奈良にはよく行く方だが、近江に出向くことは少なく、紅葉見物に数回、出掛けたくらいだろうか。まして、近江の寺社の、仏像、神像、仏画などをゆっくりと拝見する機会はほとんどなかった。だから、今回の展覧会は楽しみにしていた。国宝6点、重要文化財56点、滋賀県指定文化財21点を含む約100点の名宝の展示というのだからすごい。

展示室1に入ると、小金銅仏である誕生釈迦仏立像(善水寺)がやさしく迎えてくれた。甘茶をかけてあげたくなった。その近くに、奈良時代制作の、日本有数の優品とされる金銅仏が二体。そして、ここには国宝の、散華を入れるための神照寺の透彫華籠(すかしぼりけこ)がひときわ輝いている。そして、隣リの個室(展示室2)にも国宝が。延暦寺の金銅経箱。平安時代金工の最高傑作といわれているそうだ。たしかに微細な宝相華文が精巧に刻まれていて、これはすごいと思う。蓋に”妙法蓮華経”の文字がみられるが、これは、藤原道長の娘・上東門院彰子が、自ら書写した法華経を納めたものだそうだ。

展示室3はいつもの茶室展示はなく、代わりに広重の近江八景が囲いの壁に貼られていた。

そして、展示室4にはずらり仏像さんが。まず全体の風景を眺め、ぼくにサインをおくっている仏像さんを探す。いくつか目星をつけて、個々の仏像さんを巡る。それぞれの仏像さんに手を合わせながら拝見している方がいた。本来はそうしなければいけないのだろうが、つい美術品としてみてしまう。お賽銭箱を置いておけば、条件反射的に合掌するかもしれないが(笑)。まず、4体の十一面観音立像の前に。いずれも、スタイルがよく、腰がくびれ、色っぽくひねったりと、めりはりのついた女性の体形。しかし、白洲正子が”十一面観音巡礼”の中で述べているように、十一面観音は、女体でありながら、精神はあくまでも男である。もともとは生まれは十一荒神であったが、次第に善神に転じていった。だから、根は男なのだ。ついでながら、白洲正子は、琵琶湖北の寺社も訪ねている。今回の展示仏を所蔵する四つの寺は、そこには入っていない。また、井上靖も仏像好きで有名だが、”星と祭”にここの観音さまが出てくるそうだ。

葛川明王院の千手観音立像は、華やかな輝き。紅白でいえば小林幸子。光背の華やかな、西教寺の薬師如来坐像は美川憲一か。どちらも、今年は紅白は無理かな。快慶作、石山寺の大日如来坐像も紅白常連といった貫禄。快慶の早い時期の作だそうだ。貫禄といえば、同じ鎌倉時代作の西教寺の薬師如来坐像も。それぞれ、サブちゃんと五木ひろしといったところか。熊野本地仏像が4体(阿弥陀、千手、十一面、地蔵)が並んでいる。SMAPといったところか。

そして、展示室5に、ぼくの、この展覧会一番のお気に入りになった、建部大社の女神坐像がおられる。両側にそれぞれ小女神さまを従えた、中央の女神さまが何ともいえず魅力的。な、なんと、ヤマトタケルの妃、両道入姫皇女(ふたじのいりひめのひめみこ)だと。すっかりまいってしまった(汗)。この部屋の、桑実寺縁起絵巻も良かった。海岸の桑の巨樹から落ちた三つの実からはじまる物語。絵がとてもきれいだった。

展示室7は、曼荼羅などの仏画ずらり。ほとんどが重文。国宝は聖衆来迎寺の六道絵ひとつ。三期に分けて展示。今回は”畜生道”。ぼくは動物好きだから、畜生という言葉はきらい。人間の方がよほど”畜生”じゃないかと思う(笑)。畜生道とは、”愚痴ばかり言って、恥知らずの上、真心の施しに対し、つぐないもしないものが堕ちるところ”だそうです。反省

ビルの一階で、写真パネル展、”水と神と仏の近江”が開催されています。ぼくの好きな女神さまも入っていました。

今日も、映画と仏像セットで遊ぼうと思っています。場所は地元です。

善水寺の誕生釈迦仏立像


神照寺の透彫華籠と延暦寺の金銅経箱


快慶作、石山寺の大日如来坐像


飯道寺の十一面観音立像


葛川明王院の千手観音立像


建部大社の女神坐像


写真展


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