気ままに

大船での気ままな生活日誌

サン・トワ・マミーと彼岸花

2012-09-27 08:33:38 | Weblog
散歩のとき、鼻歌をうたうことが多い。ロンドン五輪の開会式のあとの鼻歌は、しばらくヘイジュードだった。高倉健の映画をみたあとは、肩をゆすりながら、唐獅子牡丹(汗)。てな具合で、今はサン・トワ・マミーである。何故かって、一昨日、クラスメートのシャンソン歌手のコンサートに行ってきたから。彼女は越路吹雪の歌が大好きで、今回もいくつも歌っていた。愛の賛歌、ラストダンスは私と、そしてサン・トワ・マミーなど。美容師さんをしながら、還暦を過ぎてから、夢をかなえた。華やかなドレスを着て、堂々と歌っている姿はとても素敵だった。

ぼくもこーちゃんが歌う、岩谷時子訳詩のシャンソンが好きで、とくにこのサン・トワ・マミーは大好きだ。サン・トワ・マミーをハミングしながら歩いた散歩のテーマは、彼岸花はどうなったかな、だった。いつもはもう見頃のはずなのに、今年はどうも遅い。近所でもちらほら咲いている程度。

一週間前、淨光明寺と英勝寺の彼岸花はゼンゼンで、茎さえ、ろくに伸びていなかった。さて、今日はどうかと、おそるおそる覗いてみる。淨光明寺の円形の垣根内の彼岸花、やっぱりだめ。端っこにわずか咲いているにすぎない。あきらめて、萩の花咲く、境内を探す。すると、いくつかのかたまりで”赤い花なら曼珠沙華”をみつける。これで、最小限の満足 見頃はあと4,5日か。彼岸すぎに咲きはじめ、さらに十月までOKとなると、”彼岸花”を改名しなければならないぞなもし。

英勝寺も同様。一部のかたまりが咲いているのみ。見頃の、ジンジャーの白い花だけが浮いていた。お寺の若い奥さんらしき方が、いつもなら、あの白いジンジャーと赤い彼岸花が一緒に咲き、そのコントラストがいいんですけどね、と言っていた。彼女の足元にからみつく黒い子犬がとても可愛かった。名前はさくらちゃんというらしい。

ユーチューブで、越路吹雪のサン・トワ・マミーを聞きながら、今、書いている。忌野清志郎のサン・トワ・マミーも聞いたが、なかなか良かった。清志郎は、ぼくの母と同じ日に亡くなったことをふと思い出した。

・・・・・

淨光明寺でみつけた、いくつかの彼岸花




英勝寺の彼岸花

ジンジャーの前に咲き始めの彼岸花


萩と芙蓉と彼岸花


白い彼岸花はばっちり


黒い子犬もばっちり


うちの近くの、人気者の老犬ラビちゃんは逝く

コメント
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