歌麿の”山姥と金太郎”シリーズは、いつも見入ってしまう。過剰なまでの(笑)、山姥の愛情表現や、それを受けての金太郎の顔の表情が面白い。先日、トーハクに行ったとき、”浮世絵室”に、5点もそのシリーズがあったので、カメラに収めた。姥金シリーズは50点もあるというから、そのごく一部であるが、記録しておこうと思う。
山姥と金太郎シリーズ(歌麿)
山姥に金太郎(接吻)
山姥と金太郎(春駒)
山姥と金太郎(凧)
山姥と金太郎(鏡)
栗の枝を持つ山姥と金太郎
以下のは歌麿ではないが、参考資料として(笑)。
四代目岩井半四郎の金太郎(歌川国政)


。。。。。。。
お相撲さんの絵もたくさん出ていたので、これもカメラに収める。先日、鎌倉の吉兆庵美術館でも相撲絵の特集があり、連続してみられて幸運。ぼくが小学校時代、漫画で知った江戸のお相撲さんたち。
お相撲さんの絵もたくさん出ていたので、これもカメラに収める。先日、鎌倉の吉兆庵美術館でも相撲絵の特集があり、連続してみられて幸運。ぼくが小学校時代、漫画で知った江戸のお相撲さんたち。
谷風梶之助・小野川喜三郎・行事木村庄之助(勝川春章)


加治ケ濱力右衛門・関ノ戸八郎治・行事木村庄之助(勝川春章)


谷風・瀧ノ音(勝川春英)


荒馬・鴻ケ峰(勝川春英)


勧進大相撲興業図(勝川春英)


ここでも、二つの相撲絵に登場した、人気の大横綱、谷風梶之助。年2回の江戸本場所で、通算49場所で21回も優勝した。63連勝の記録もある。白鵬は並んだが、稀勢の里に破れ、更新できなかった。突然ですが、今月の夏場所は稀勢の全勝優勝だ!
谷風関は、仙台生まれで、あのケヤキ並木の端、勾当台公園に銅像がある。昨秋、観てきましたよ。


そうそう、歌麿の”深川の雪”も観に行かねばね。できれば、山のホテルのつつじとセットで行ければ最高。