今日は箱根の小涌谷に、歌麿の大作、”深川の雪”を観に行った。そして、芦ノ湖まで下りて、山のホテルのツツジも観てきた。帰りはゆっくりと小田原で一杯も考えてはいたが、どうしても、この一番が観たくて、急いで戻ってきた。その甲斐があって、相撲史に残るであろう、大一番を目にすることができた。
その一番とは、新鋭、遠藤対新横綱、鶴竜。先場所の初対決のときも、遠藤はほとんど勝利をおさめかけたが、土壇場で逆転された。この一番の勝利が、鶴竜に横綱を呼び寄せたといってもよい。だから遠藤としては、先場所の借りを返し、今度は勝って、自身の飛躍への大きな一歩としたいところだった。
大歓声の中、両力士が土俵に上がる。
新ちょんまげまで精気がみなぎる遠藤。
立ちあがった!攻める、遠藤。
土俵際の攻防。先場所のようにきわどい勝負となる。
遠藤、わずかに足が残り、大金星!!!うれしい勝ち名乗り。 たった8場所目での初金星。武双山の7場所に次ぐ史上2位のスピード記録。
新横綱に初の黒星。無念の表情。明日以降の相撲に影響しそう。
遠藤は、日に日に強くなっている感じ。貴乃花がぐんぐん上がってきたときの雰囲気。貴乃花も上位初挑戦のときは7勝8敗で負け越しているが、次場所で勝ち越し、三役昇進だったような気がする。次は貴乃花が千代の富士を破って、引退させたように、白鵬を破り、引導を渡してもらいたい。
稀勢の里も初黒星。新旧交代か。
いや、まだ新旧交代とは言わせない。遠藤と組んで、風神雷神となり、横綱トリオを吹き飛ばして欲しい。
今日行ってきた、箱根・岡田美術館の風神雷神。
この日、ニューヨーク・メッツの松坂、リリーフながら初勝利。不服そうだが(笑)、すぐ先発陣に廻るでしょう。サブウエーシリーズ、明日はヤンキース、田中先発か。