気ままに

大船での気ままな生活日誌

遠藤、金星 新横綱に土

2014-05-14 23:07:42 | Weblog

今日は箱根の小涌谷に、歌麿の大作、”深川の雪”を観に行った。そして、芦ノ湖まで下りて、山のホテルのツツジも観てきた。帰りはゆっくりと小田原で一杯も考えてはいたが、どうしても、この一番が観たくて、急いで戻ってきた。その甲斐があって、相撲史に残るであろう、大一番を目にすることができた。

その一番とは、新鋭、遠藤対新横綱、鶴竜。先場所の初対決のときも、遠藤はほとんど勝利をおさめかけたが、土壇場で逆転された。この一番の勝利が、鶴竜に横綱を呼び寄せたといってもよい。だから遠藤としては、先場所の借りを返し、今度は勝って、自身の飛躍への大きな一歩としたいところだった。

大歓声の中、両力士が土俵に上がる。

新ちょんまげまで精気がみなぎる遠藤。

立ちあがった!攻める、遠藤。

土俵際の攻防。先場所のようにきわどい勝負となる。

遠藤、わずかに足が残り、大金星!!!うれしい勝ち名乗り。 たった8場所目での初金星。武双山の7場所に次ぐ史上2位のスピード記録。


新横綱に初の黒星。無念の表情。明日以降の相撲に影響しそう。

遠藤は、日に日に強くなっている感じ。貴乃花がぐんぐん上がってきたときの雰囲気。貴乃花も上位初挑戦のときは7勝8敗で負け越しているが、次場所で勝ち越し、三役昇進だったような気がする。次は貴乃花が千代の富士を破って、引退させたように、白鵬を破り、引導を渡してもらいたい。

稀勢の里も初黒星。新旧交代か。

いや、まだ新旧交代とは言わせない。遠藤と組んで、風神雷神となり、横綱トリオを吹き飛ばして欲しい。

今日行ってきた、箱根・岡田美術館の風神雷神。

この日、ニューヨーク・メッツの松坂、リリーフながら初勝利。不服そうだが(笑)、すぐ先発陣に廻るでしょう。サブウエーシリーズ、明日はヤンキース、田中先発か。



 

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

鎌倉文学館 薔薇と大紫躑躅と愛とブンガク 

2014-05-14 06:06:34 | Weblog

雨も上がった午後、長谷の鎌倉文学館へ出掛けた。もちろん薔薇と文学展がお目当て。

いつになく賑わっている。鎌倉文学館。

今日の文学展は”愛とブンガク”

いつもは、展覧会が先だが、この時期は、つい庭園の薔薇園に足が向かう。おや、と玄関前のツツジに目がいく。苔の上に落ちた大紫の花びらのうつくしいこと。

そして、薔薇園の前にある大紫。まだ十分咲いていて、落花も見事。こんなきれいな大紫を観たのはここ10年初めて。うっとり。とても大きな躑躅です。

大紫のうしろが薔薇園。春と秋に194種234株の薔薇が咲く。

薔薇園からみる文学館。旧前田家別邸。三島由紀夫の”春の雪”の一場面に出てくる。

 さて、特別展”愛とブンガク”

江戸から明治と時代がうつり、西洋から近代的な愛の概念が輸入され、日本に”恋愛”という言葉が誕生したといわれる。それから100年余年、ブンガクの大きなテーマ”愛”について多くの小説が書かれてきた。本展では漱石、芥川らの作品を現代の女性作家が見つめなおす、という視点でまとめられている。

漱石には小川洋子、芥川には柳美里、川端には大道珠貴というような組み合わせで、それぞれ女性作家の感想文がパネル展示されている。また、新旧作家の自筆原稿や単行本も
観ることができる。

箱根のツツジもいよいよ見頃になってきました。歌麿の”深川の雪”と躑躅を共に観る絶好の機会がやってきました。

では行ってきます!

そうそう、エゴノキの花も期待していたのですが。まだ蕾でした。でも、文学館近くのお宅のは満開でしたよ。箱根はまだでしょうね。

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする