今日のメインイベントは、もちろん浅草の三社祭。本来なら、まずこのレポから始めなければならないのけど、撮ってきた写真の数が半端じゃないので(汗)、それは、明朝、ゆっくりまとめたいと思う。で、今晩は、そのあと、訪れた都美のバルテュス展でもなく、さらにその後、訪れたトーハクの初夏の風景を綴ってみたい。
まず、気になるのは、ぼくが初日に行って、20分待ちで入れた、キトラ展が、今(午後2時半)、何分待ちかということ。人の不幸は蜜より甘いという言葉があるけど、こういう場合には使っても、笑って済まされるだろう。さて、何時間待ちか!うししし!内外合わせて約2時間待ちです(正確には外80分、内30分)!事情の分からない人の為に言っておくけど、展示室に入ってからも、本物のキトラ古墳壁画を観るのに列をつくって並ばなければならないノダ。
長蛇の列。
ぼくは、キトラ展にキトランかった人が随分いるんだなあ、と優越感でムネがいっぱいになり、空を見上げた。そしたら、なんとなんとトーハクのシンボルツリーのユリの木の花がいっぱい。これをみたかったんだ!もう満開、ちょうど見頃といっていい!キトラの列の人にはユリの木の花を愛でる余裕なぞ、ぜんぜんなさそう。トイレの我慢ぎりぎりという顔の人ばかり(爆)。
ユリの木の花
ぼくは、余裕まんまんで、ユリの木の花を随分、長くながめていた。そして、前回、見逃していた表慶館のキトラ古墳壁画展の併設企画展を観て、外に出た。法隆寺館の方に向かって歩いていたら、黒門前の山法師が本当にきれいに咲いていた。ユリの木の花につづいて山法師がみられるなんて、ついてるなと思った。ここの山法師はほかのところのと比べて、本当に品があるんだもの。
山法師
そして、ぼくはここで、すばしっこくって、今までなかなか写真が撮れなかったアオスジアゲハを撮ることができた。このアオスジは本当に大物で、ぼくが近づいても平気な顔をしていて、ゆるりと、花の蜜を吸っていて、どうぞご自由にお撮りください、なんて言っているみたいな風情だったのだ。
ぼくはすっかり、いい気分になって、相撲を観るために家路を急いだのだが、トーハク前の広場で開催されている越後長岡・佐渡フェアーで足止めを食ってしまった。こんなに可愛いゆるきゃらがたくさんいるんだもの。ゆきの女王もいたしね(汗)。
うちに到着したのは、午後5時過ぎ。稀勢は白星。遠藤は日馬富士に土下座、鶴竜は千代鳳に不覚。明日、稀勢対遠藤。どちらを応援するか。
遠藤、日馬富士に土下座。