気ままに

大船での気ままな生活日誌

三崎口の妙音寺 紫陽花見頃&山百合初見

2016-06-15 09:37:54 | Weblog

横須賀の神奈川歯科大で見事に咲いたジャカランダに大満足して、時計をみたら、まだ午前10時。隣接する三笠公園の紫陽花をみて、それからどうしようかと考えた。ふと、思いついたのが、京急三崎口の妙音寺。ここは山百合の寺として知られているが、紫陽花もなかなかのもの。今なら、早咲きの山百合も見られるかもと即断。

三崎口駅に着いたのが11時10分ほど。お昼には早いしと、バス停をみると三崎港へ行くバスが来ている。よし、鮪のお刺身だ、と即決(汗)。昨晩の記事のように、鉄火丼を頂いて、また三崎口に戻ってきたのが午後1時半頃。木陰の桜並木を下りて、さらに10分ほどかかって住宅街を抜けると飯盛山妙音寺が現れる。高野山真言宗で、”三浦大師”として知られる。

仁王さまにご挨拶して石段を登る。

本堂横のやまゆり観音さまに、山百合が咲いていますようにとお詣り。

そして、山道を登り始める。石仏が並んでいる。

紫陽花は見頃になっている。

山百合は見えない。やっぱり、早すぎたかと、ふと、下の斜面に目をやると、ななんと、山百合の蕾! 蕾だけでも今日の収穫!

そして、そこから十歩ほど、今度はふと、ではなく意識的に捜索の目をやると、上の斜面に、なななんと、三輪の山百合の花!おおっ!今年の初見。正確には地植えの初見(鉢植えは大船フラワーセンターでみている)。2016年6月14日は山百合記念日!遠路はるばる、ここへ来た甲斐があった。満開ジャカランダと初見山百合、めったにない、奇跡の一日。ぼくはそれだけで、幸福感でむねがいっぱいになってしまった。はらもまぐろでいっぱいだったし。 

あとは気楽に紫陽花見物!

大日如来さまにごあいさつして。ここがお山の頂上。

大日如来さまの前の紫陽花。

葛のトンネルを抜けると、帰り道。

如来さまを見上げて。

ふと、下をみると。山百合一輪!

もひとつ、おまけに花一輪。

3輪+1輪+1輪=5輪 五輪とは!縁起のいい、山百合初見でござりました。

三崎口駅へ向かう坂道も一気に登って行った、と言うのはうそで、木陰でひと休みして家路についた。

 

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カルガモ日誌 (17) 三崎港の鉄火丼を食べた日

2016-06-14 22:52:36 | Weblog

こんばんわ。今日は、4日ぶりのカルガモ日誌です。三日も会っていないと、もう、いよいよ親離れ、子離れかと、内心、寂しく思っていたんですが、朝散歩のときに遭遇しました。(世の中は)三日見ぬまの桜かな、という句がありますが、こちらも、三日見ぬ間のカルガモやでしたよ。なんかもう、子鴨が中学生くらいな感じに育っていました。成長が遅いようにみえたのが一羽いたのですが、その子も一気にに追いついてきました。いよいよ義務教育卒業が間近と言った感じですね。

もう中学生!


川辺の仙人掌も子鴨の成長を喜んでいました。

今日は、神奈川歯科大の満開ジャカランダに大満足して、そのあと、京急で三崎口まで行って、三崎漁港のおいしいまぐろの鉄火丼を頂いて。余は満足じゃ。

この大きなお店。・・・の隣りの、小さなお店でした。

三崎では、海南神社も見学。

もう、茅の輪が。そうか、月末は夏越しの大祓デンガナ。

イチョウのご神木は頼朝公の寄進だとか。大きな乳房がいっぱい垂れていた。

藤原資盈(すけみつ)が祭神。清和天皇の治世、皇位継承争いの伴大納言の陰謀に加担しなかったため、筑紫に左遷される。その途中で暴風によって三浦半島に漂着。当地の長に推戴される。その後資盈は房総の暴走族(海賊)を平定し、地元民から崇敬され、貞観8年(866年)に没したあと、地元民が祠を建てて祀ったとのこと。あ、そうだ、伴大納言といえば、出光の国宝・伴大納言絵巻の感想文もまだ書いていなかった。

では、みなさん、おやすみなさい。

いい夢を!



(えのすい)

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神奈川歯科大のジャカランダ 満開!

2016-06-14 18:02:29 | Weblog

こんにちわ。

ぼくはいつも、朝一番にgooブログを開け、一仕事するのだが、今日は午前中いっぱい、メンテナンスのため使用不能だという。気まま生活をおくっている、ぼくの唯一の仕事がなくなり、まるで臨時休暇をいただいたような、ウキウキした気分になった。それで、いつもより、早く、家を飛び出し、存分、遊び回ったノデアル。梅雨の晴れ間だったし。

まず、はじめに、いつもよりペースが早いという噂の、横須賀の神奈川歯科大のジャカランダを目指した。JR横須賀駅からは結構、距離があるが、急ぎ足で、大学に到着したのは午前9時半前。受付で”ジャカランダ見学者”のカードをもらい、首に下げて、さあ、ジャカランダへ。

2016年6月14日

角を曲がると、突然、飛び込んでくるジャカランダの木。

近づく。これ以上ない満開!

向きを変えてみる。

これほど、見事に咲くのは珍しい。熱海にもないし、(ぼくが行ったときは不作の年だった)宮崎でもみられなかった。

まさにフェルメールブルー!紫の桜とも言われる。

世界三大花木のひとつ。あと二つはカエンボクとホウオウボク。前者は大船フラワーセンターの温室にある。

ここだけではなく、図書館の前に二本ある。今年も、花のつきはあまり良くないが、これが普通。

もう一度、校舎の前のジャカランダをみて、お別れしたのでした。

さあ、次は熱海のジャカランダだ!

。。。。。

このあと、ここまで来たなら、あそこもと出掛けた。ヒントは紫陽花と山百合のお寺です。次回、報告します。



 

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小田原城の紫陽花と花菖蒲

2016-06-13 21:24:53 | Weblog

こんばんわ。

NHK大河ドラマ”真田丸”では、今、小田原城は秀吉軍に包囲され、風前の灯ですが、現在の小田原城は見頃の紫陽花に包囲され、とてもきれいですよ。ただ、対抗する花菖蒲の方は”勝負あった!”で、ほぼ終戦でした。

朝、あんなに降っていた雨が、お昼前に止んでいる。映画でもみるつもりでいたが、それならばと、東海道線を一気に下り、小田原までやって来た(汗)。目指すは、お城の花菖蒲と紫陽花。実はまだ、ここのは一度もみていなかったので、この際と思ったわけ。

お濠の赤い橋を渡り、二の丸広場に入ると、まず白紫陽花、アナベルが迎えてくれた。帯状に植えられているのは、二の丸と北堀の堺の石垣と土塀の位置をあらわしているとのこと。

その先に、本丸との境界の斜面あるが、そこの紫陽花が見頃を迎えている。その手前に菖蒲田があるのだが、花菖蒲はすでに、ちらほら程度にまでなってしまっていた。

では、見頃の紫陽花見物を。

ここから、蓮田の方面へ向かう。途中にも紫陽花が。

藤棚と蓮田の前。そろそろ蓮の花の季節です。

ここから戻り、資料館の横の坂を登り、お城へ。リニューアルオープンしたばかり。

お猿さんにご挨拶して、はじめの場所へ。

素晴らしい、初の小田原紫陽花見物でした。

昼食はいつもの小田原駅前の居酒屋さん。これで990円。つい、これを頼んでしまう。つい、熱燗も頼んでしまう(汗)。

では、おやすみなさい。げろげろ。 

いい夢を!

(えのすいにて)

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大船フラワーセンター 半夏生、スカシユリ、花菖蒲、デイゴ

2016-06-13 07:13:49 | Weblog

おはようございます。ようやく、梅雨らしい一日になりましたね。

昨日の日曜日、午後から鎌倉駅前のホールで落語会があるので、午前中、大船フラワーセンターに出掛けた。かんかん照りの中、門前で署名活動をしている方々がおられた。県が唯一の県立植物園である大船フラワーセンターの縮小案を考えていて、なんと、お金のかかる温室をつぶそうとしているのだそうだ。”天下の”神奈川県が何を考えているのだと思う。たとえば、同格の京都府の、府立植物園と比べてみると、その規模、植物の種類、温室、いずれをとっても、とてもかなわない。むしろ、もっと、もっと充実させていかねばならないというのがまとまな考え方ではないだろうか。県には膨大な余剰金があるはずなのにセコイ話(笑)である。そういえば、うちの知事さんも、むかしマスコミでご活躍の方だった。

さて、フラワーセンターの花々。

半夏生が一気に半化粧してきました。



スカシユリも一気に咲いてきました。

花菖蒲は、まだ勝負をかけています。

堺の黄金

舞子の華(肥後系)

千鳥

トチノキの向こうの木は何でしょう?やはり、トチノキ科のアエスクルス・パルウイフロラという植物だそうです。

そういえば、トチノキの花に似ていないことはない。

マルバデイゴ

地湧金蓮

温室の植物たち

ブルメリア

誰もいないが、暑いので、みな木陰に逃げている。

アナベル

ユウスゲ

 ユーゼンギク

てっぽうゆり

鉢植えだけど、山百合も初見!

季節の花は回り灯籠のようにつぎつぎと咲いては消えていく。

フラワーセンターを出ると、いつも楽しみにしている民家の朝顔がもう咲き始めていた。

それでは、みなさん、今日も、一日・・・無理な人は朝顔のように、午前中だけでも、お元気で!

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満月美人でおやすみなさい

2016-06-12 22:47:50 | Weblog

こんばんわ。

いつもは”カルガモ日誌”でおやすみなさいなのですが、二日連続、カルガモ家族に出会えませんでした。ちょっと心配。それで、ピンチヒッターとして、今日、大船フラワーセンターでみてきた満月美人さんに出てもらいます。

月下美人と姫月美人の交配種で、本当は夜に咲きますが、昼夜逆転処理をして咲かせています。

わたしは昼夜逆転処理していないから、かえって、眠れなくなると文句を言う人のために。

えのすいの、くらげ美人とペンギン美人はいかがでしょうか。夢の世界に誘ってもらいましょう。

では、おやすみなさい。ゲロゲロ。

明日は雨のようですね。

 

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サザナミフグ&メガネモチノウオ

2016-06-12 10:55:53 | Weblog

こんにちわ。

えのすいのサザナミフグくんとメガネモチノウオくんの水槽の前ではいつも釘づけ。

サザナミフグ

ヒトにも慣れている

にらっめこもする。

とにかく、よく動き回る。誰かさんに似ている。

メガネモチノウオ

こちらはそんなには動かない。眼鏡をかけてるのでね。サザナミフグくんが散歩派とすると、メガネモチノウオくんは読書派ですね。じっと岩に書かれた詩を読んでいる。なになに、真民さんの詩か。動くのだ/停滞してはならぬ/川や/海が/生きてるのは/いつも動いて/いるからだ

よし動こう。

静と動、対照的ですが、おふたり、気が合うようです。同じお家で仲良く暮らしています。 

へこあゆのような生き方もいかもしれない。棒みたいな生き方。ぼぉとして一生を終える。

ちんあなごのような生き方もいいかもいれない。座禅の一生。

さて、そろそろ、われも、動こうか、

 

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海中のあじさい えのすい

2016-06-12 08:16:33 | Weblog

おはようございます。かまくらの紫陽花も見頃となりましたが、海中のあじさいも見頃になっていますよ。昨日、ちょっと、えのすい(新江ノ島水族館)に寄って、お花見してきました。

見事なもんですね。本物の紫陽花みたい。

ご出演のみなさんは、オオエダキサンゴ、フタリビワガライシ、キンギョハナダイ、スミレナガハナダイらでした。

。。。。。。

ほかの水槽も、花菖蒲のようにいろいろ、花盛りでしたよ。

キイロハギとルリスズメダイ

まんじゅういしもち

ぼくの朝散歩中、NHKのローカルニュースで、この海中あじさい水槽の紹介があったようです。今月いっぱいですので、お近くの方はどうぞ。

では、みなさん、今日も一日、まんじゅうでも食べて、お元気で!

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山王祭の神幸祭・祭礼行列

2016-06-11 22:54:00 | Weblog

こんばんわ。

山王祭とは日枝神社のお祭りで、日本三大祭りの一つに数えられている。あとの二つは京都の祇園祭と大阪の天神祭。大江戸三大祭りというと、山王祭、神田祭、深川祭。ぼくの好きな三社祭がどちらにも入っていないのはおかしいと文句言っても仕方ないので、何も言わない(笑)。とにかく、山王祭は江戸幕府の”御用祭”として位置づけられていたので、格が高いのである。

実は前回も見ている。一年置きの開催なので、2014年である。そのときは、神幸祭の祭礼行列と翌々日に行われる下町連合神輿渡御の両方を観に行っている。神幸祭よりも、下町連合渡御の方が華やかで面白いが、今年はその日、別の遊びの予定があって行けない。神幸祭だけでも是非と。御鳳輦二基・宮神輿一基・山車五基が王朝装束の500名ほどの氏子の奉仕により曳かれる。300mの祭礼行列が都心を20キロ余り、練り歩く。さながら、現代の王朝絵巻ですね。

2016年6月10日

明治神宮御苑の花菖蒲、六本木のルノアール展をみて、日本橋高島屋の前で行列を待った。14時半過ぎにここを行進することになっている。

隊列を待ち侘びる観衆と高島屋の職員。

予定の時間通り、先導車がやってくる。

はじめの山車は、諫鼓鳥(かんこどり)。いさめの鼓ともいう。二代将軍秀忠が末代までこの山車を一番で渡せと命じたという。

高島屋を背景にして、祭礼行列を最後まで撮るつもりでいたが、手前の車線の交通規制が行われないことがわかった。車が邪魔してしまう。仕方なく、向こう側の歩道へ移ったが、それに、随分、手間取ってしまった。その間、獅子頭、鼻高面(天狗)、大真榊等が通り過ぎて行った。そして、そのあと、次々と行列が。

ご神馬。

錦旗。

そして、いよいよ、お神輿登場! 一、二番は御鳳輩、三番目が宮神輿。

さらに続く、行列。

花山車。子供たちが曳いている。


干支山車。今年はお猿さん。

隋神の像(御幣を持った美少年の人形)の山車。


最後は、また干支の山車。

みなさま、ご苦労様。この足袋で3万歩も歩くそうです。

そのあと町内神輿を見て歩きました。明日(6月12日)、町内連合渡御で活躍します。

日本一の神輿!日本橋一丁目の神輿です。

駒札も”日本一”!

八重洲三丁目の神輿。

駒札は旧町名の檜物町。日本橋檜物町といえば、小村雪岱。ここに住んだ。

では、おやすみなさい。げろげろ。

いい夢を!

 

 

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ルノアール展でムーラン・ド・ラ・ギャレット

2016-06-11 10:33:56 | Weblog

明治神宮御苑の花菖蒲のあとは、千代田線で乃木坂まで。そして国立新美術館で開催されている”ルノアール展”へ。初日狙いも考えていたのだが、都合がつかず、そのあとは、会期が長いこともあり、づっと、ご無沙汰していた。ルノアール好きではあるが、今回は何といっても、オルセー美術館の”ムーラン・ド・ラ・ギャレットの舞踏会”に再会したかったから。まさかこの名作が来日するなんて夢にも思ってもいなかった。

その大作は、第4章現代生活を描くの中で大きなスペースをもらって展示されていた。

パリの華やかな街、モンマルトル。その一画に、古い風車(ムーラン)のある場所につくられたダンスホールの名がムーラン・ド・ラ・ギャレット。この店の麦と牛乳の焼き菓子(ギャレット)が人気で、そう呼ばれたとのこと。紳士淑女だけではなく、詩人や画家も作家もやってきて、お酒を飲んだり、踊ったりして楽しんだ。その楽しそうなある日の風景を切り取ったのがこの絵。木立の下で、明るく輝く光の中で踊る人々が生き生きと描かれている。

大画面の中で踊る人たちの数くらいの人々が、この絵の回りに集まっていた。その光景をうしろから眺めていて、観客もまた、このムーラン・ド・ラ・ギャレットのパーティに参加しているような錯覚を起こしていた。それだけ、ぼく自身もこの絵に引き込まれていたということだろう。漱石の”草枕”ではないけれど、ぼくも”画中の人”となっていた。

冒頭に”再会”と言ったが、2012年にオルセー美術館でみているのだ。オルセーも以前は撮影可能だったが、この年には不可となり、展示風景の写真がない。写真があれば、より深く、思い出に残るのだから、どの美術館も、なるべく、撮影可能に努力してほしい。その代わりと言っては、何だが、このムーラン・ド・ラ・ギャレットの跡地の写真は撮ってきているのでご紹介したい。跡地には、古い風車も残されている。

この絵が描かれたという説明版がある。

ムーランルージュ(赤い風車)も近くにある。ここの名物、フレンチカンカンのビデオが展覧会で上映されている。もちろん、ぼくも本物のショーも見ていますよ。

再会できて、嬉しかった。8月22日まで続くようなので、もう一度、ムーラン・ド・ラ・ギャレットに会いに行きたい。

他の作品については、のちほど、紹介する予定です。

 

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