気ままに

大船での気ままな生活日誌

東慶寺のもみじ、ひそやかに 蝋梅も咲き始める

2019-12-20 21:47:32 | Weblog

こんばんわ。

紅葉シーズンに東慶寺にはニ、三度、訪ねているが、イマイチだったので、記事にはしていなかった。さて、今日はどうだったか。お隣りの浄智寺にように、”華やかに”と言うわけにはいかないが、”ひそやかに”見頃になっていましたよ。それに、浄智寺では咲いていなかった、蝋梅がいくつか花を開いていた。鎌倉一番乗り!まず、それから。

令和元年12月20日 東慶寺

お昼の日差しを受ける東慶寺。

右手前の黄葉している木が蝋梅。

落葉していないので、よく分からないが、気を付けて見ると、いくつか、開花している。

こちらの素心蝋梅も。

では、紅葉。本堂のはもう盛りを過ぎていたが、まだ魅せる。

さて、一番の見どころは小林秀雄らの墓地へ向かう道の右手のもみじ山。見頃を迎えていましたよ。

小林秀雄の墓

織田幹雄の墓。名刺受けには英文で日本人最初のオリンピック金メダリストと記されている。今朝のブログで紹介したように、新国立競技場前の広場に織田幹雄の三段跳び、ホップ、ステップ、ジャンプの足跡が刻まれている。

隣りに”東洋の魔女”を率いた大松博文監督のお墓。

ここから見える紅葉。

前田青邨の筆塚。奥の大きな塔。

鈴木大拙の松が岡文庫入り口。紅葉と十月桜。

では、竹林ともみじの石段を登って、高見順らの墓地へ。台風以降、閉ざされていたがようやくオープンに。

高見順の墓

では、戻りましょう。

最後に用堂女王(後醍醐天皇皇女)墓地の風景。

素晴らしい東慶寺のもみじと蝋梅の初花でした。

では、おやすみなさい。

いい夢を。


ハクモクレンの蕾、膨らむ。

(鎌倉もみじ#12)

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新国立競技場を見てきました

2019-12-20 10:18:12 | Weblog

おはようございます。

先月末に完成した新国立競技場を見てきました。見てきたと言っても、まだ中には入れないので、外観だけ。先だって、新宿御苑から神宮外苑のいちょう並木に向かう途中にね。

まずは、JR千駄ヶ谷駅、地下鉄大江戸線国立競技場前の近くから。

ここからスタート。競技場脇の道を外苑前方面に向かう。塀沿いなので競技場は見渡せない。

スタジアム通りの途中で紅葉が!アオギリか。

 

しばらくして、競技場が一部、見える場所に。客席への大きな出入り口のようだ。各階の周囲には植木が。

隈研吾設計ということで、木の素材が多く使われている。木の庇(ひさし)が重なっていることでやさしい影をつくりだし、庇の上部には野草が植えられるそうだ。

しばらくすると、金メタル色のいちょうの木と新ビルが見えてくる。五輪博物館のあるジャパン・スポーツ・オリンピック・スクエア。その前に新国立競技場がある。

新国立競技場。外苑側から。

オリンピックミュージアム広場の五輪マークと一緒に。

ここには、近代オリンピックの父、クーベルタン男爵と日本のオリンピック初参加に尽力した嘉納治五郎の像がある。

クーベルタン男爵

嘉納治五郎 いだてんでは役所広司だった。視聴率が上がらなかったのは残念。

オリンピック初の金メタル受賞者、織田幹雄のホップ、ステップ、ジャンプの15・21Mの足跡。お墓は北鎌倉の東慶寺にある。

さて、これは何でしょう。答えは最後に。

答え。上から順に、長野、札幌、東京五輪の聖火台です。

ジャパン・オリンピック・ミュージアム。なんと月曜休館でした。

明日、2019年12月21日に施設の開場式(オープニングイベント)が開催される。そして、この日から、新国立競技場は、新がとれて、『国立競技場』となる。

さあ、来年は待ちに待った東京五輪!がんばれ日本!金メタル50個!

それでは、みなさん、今日も一日、お元気で!

コメント (2)
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年の瀬の風物詩 浅草羽子板市に

2019-12-19 20:46:16 | Weblog

こんばんわ。

年の瀬の風物詩、羽子板市が浅草寺境内で始まりました。今年も、12月18日、”納めの観音”の日に行ってきました。市だけではなく、浅草の名店でお昼を頂き、演芸ホールで落語を聞くのも楽しみ。

雷門から入場。仲見世通りはもうお正月飾り。

宝蔵門前からお店がはじまる。

京鹿子道成寺、藤娘、汐汲などお馴染みの美女。

鼠年にちなんで鼠小僧治郎吉も藤娘と並ぶ。

洋食の名店、ヨシカミが買ったのは”鏡獅子”。

天丼の大黒屋が買ったのは、”勧進帳”。

今年の人気者も。

来年はオリンピック。シブコが見つからなかった。

本堂では。

巨大羽子板。お馴染み助六と揚巻。

モダンな芸大羽子板。

どさくさに紛れて、だるまさんも。

いつも楽しみにしている紅葉コーナー。今年もOK!

私は誰でしょう。瓜生岩子女史の像です。

ぶらりと、演芸ホールへ。

久し振りに三遊亭圓丈の噺に大笑い。また、馬生の談志選挙ネタはいつ聞いても面白い。参議院議員になった談志にだれも陳情に来ないで寂しがっているからと、毒蝮三太夫と一緒に訪ねて行った。受付で名前を聞かれたので、まむしとカエル(馬生の前の名前)と答えた。松岡先生(談志の本名)、かえるとまむしが面会したいそうですが、いかがしましょうか、と。 そのとき、談志にちょうどいい、カエルとヘビで漫才をやったらどうかと勧められた。二、三度、やったが、受けないので元にもどったとのこと。

橘之助?誰かと思ったら、ぼくの好きな小円歌だった。美人三味線漫談家で、ちょっと前に名跡の立花家橘之助を襲名したとのこと。三遊亭円歌の弟子なので、円歌ネタで笑わせる。円歌は、ぼくら世代では誰でも知っている、山のアナアナの、あの歌奴。円歌襲名後、歌奴もすぐ襲名されたので、新歌奴はどこへ行っても偽ものが来たと白い目で見られたそうだ。有名人の襲名は間を置いた方がいいですねと。 ぼくは新歌奴を2017年のお正月の東博寄席で聞いている。やはり、同じネタで笑わせていたっけ。その年の春、ぼくが生まれて初めて入院をしていたとき、円歌師匠が88歳というおめでたい歳に亡くなったことを思い出した。

この日は、新宿御苑のもみじ山、浅草の納めの観音、羽子板市、寄席と賑々しい一日だった。

では、おやすみなさい。

いい夢を。

お昼は神谷バーで。大好きなジャーマンポテトと海鮮サラダで生ビール。おいしかった。

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令和元年納めの紅葉狩りは新宿御苑のもみじ山で

2019-12-19 09:48:42 | Weblog

おはようございます。今日は冬に逆戻りですが、昨日は小春日和のような一日でした。いそいそ、出掛けたのは新宿御苑。二日前にも訪ねたが休園日ということでふられていた。何故、そんなにこだわるのかというと、千駄ヶ谷門から入ってすぐのもみじ山がすごいのだ。ここのは通常のもみじが終わった頃にようやく見頃を迎える。まさに、”納めの紅葉狩り”に相応しい。知らない人が多く、いつも、がらがら。今年もゆっくりと、見事な紅葉見物で納めることができました。

令和元年12月18日 新宿御苑もみじ山

千駄ヶ谷門。

入苑し、道を右へ。誰もいない。

1、2分歩くと、もみじ山が見えてくる。おおっ!真っ赤だ!山といっても山ではなく林。ぼくも東京育ちだからよく分かるが、これは”方言”で、雑木林のことをいつも山といっていた。

ひとつ、残念なことがあった。山に入れないのだ。台風の影響だろう。倒木があったのだろう。だから今回は山の周囲から見物。それだけでも、十分、満足できる。では、立ち入り禁止のため一回りはできないが半回りのもみじ山をごらんください。

では、出発。池へ向かう道。

最高の見頃!

池側の道へターン。

振り返ると、幼稚園生も紅葉狩り。

今回は、この曲がり角でおわり。左の道は通せんぼ。

12月5日には最高潮の輝きを見せていた池の畔のもみじはすっかり葉を落としていた。その代わり、カワウの羽干しをゆっくりと見させてもらった。

素晴らしいもみじ山に大満足。今回は新宿門に廻らず、千駄ヶ谷門へ引き返す。このあと浅草の羽子板市に行く予定があったのでね。

それでは、みなさん、今日も一日、お元気で!

(東京もみじ#13)

 

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浄智寺のもみじ 華やかなり

2019-12-18 09:03:11 | Weblog

おはようございます。

今、北鎌倉の浄智寺のもみじが最高の見頃を迎えています。ぼくの10数年のブログ史上、一番の華やかさかも。ここは、いつも遅めに盛りを迎えるので、見頃を見逃すことが多いが、今回はばっちり。

令和元年12月17日 浄智寺

惣門(高麗門)から山門(鐘楼門)へ。

受付辺りのもみじ。

ここの庭園がすごい。初めて見たような気がする。

書院前の大もみじ。

本堂(曇華殿)前。

このアングルが鎌倉観光のポスターになったことがある。それをまねて。

そのいちょうの木。ほとんどの黄葉を地上に落としている。

日本水仙と紅葉。

本堂から左奥、竹林へ。

信楽焼の狸。

柿ともみじ。

布袋さまともみじ。中央下の洞窟に。

とても華やかな浄智寺のもみじでした。

それでは、みなさん、今日も一日、お元気で!

(鎌倉もみじ#11)

 

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北鎌倉 小津安二郎のもみじ道

2019-12-17 22:30:33 | Weblog

こんばんわ。

小津安二郎は北鎌倉の浄智寺脇の道を登ったところにお母さんと一緒に住んでいた。その道が今、紅葉でとてもきれいです。

浄智寺を右に見て登る。境内のもみじが真っ盛り!

塀の一部が台風でやられたようだ。

どの住宅のもみじもきれいです。

もみじの生垣!

茶会でしょうか。

小津安二郎がひょっこり、出てきそうな・・

小津監督の”麦秋”。原節子主演で北鎌倉が舞台。

では、おやすみなさい。

いい夢を。

すばらしい紅葉を見て、いい気分だったので、ちょっと贅沢に、鉢の木でランチ。

(鎌倉もみじ#10)

 

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日比谷公園のもみじ

2019-12-17 10:37:00 | Weblog

いちょう並木の王様、神宮外苑のいちょう並木がさびしい王様になっていたので、地下鉄を乗り継いで、日比谷公園にやってきた。ここも、りっぱないちょうが何本もあるが、やっぱり、さびしいイチョウなのかと思っったら、とんでもはっぷんだった。

公園の霞が関口のいちょうはまだまだいける!

もう少したつと、いつも、冬の風物詩として話題になるつららの鶴。そこの池の周りのもみじも辛くもセーフ。

もみじの鶴

ぜひ、ことしもこれを見る!(昨年の1月28日)↓

松本楼近くのいちょうともみじ。

にしきぎ

トーキョーミッドタウンヒビヤと背比べ

そしてフィナーレは有楽町駅側の心字池の裏側。

日比谷公園のもみじ、今年もありがとう!

トーキョーミッドタウンヒビヤ前のゴジラにご挨拶。よいお年を!来年もよろしく!

 

 (東京もみじ#12)

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いちょう並木の王様が裸の王様になっていた

2019-12-17 06:30:52 | Weblog

おはようございます。

新宿御苑のフィナーレを飾るもみじ山を見に出掛けたが、なんと休園日。ここは月曜日休むのか。ガーン。千駄ヶ谷門前のいちょうを見物してすごすご引き上げる。

千駄ヶ谷駅前のいちょう並木もまだ見られる。さて、これからどうする。ふと思いついたのが、いちょう並木の王様、神宮外苑のいちょう並木。まだまだいけるのではと、新国立競技場の横を通って、神宮外苑のいちょう並木の前に出た。と、ところが・・・

いちょう並木の王様は裸の王様になっていた

黄色い絨毯も色あせていた。

でも、なんとか、魅せているいちょうの木々も。

すべてが裸ではないので、裸の王様というより北杜夫の名作の”さびしい王様”というのはどうかな。

さびしい王様には赤いドレスの美女を添えましょう。

 

来年、2020年はぜひ、華やかないちょう並木の王様に拝謁せねば。

 たとえば、こんな姿で(2017年11月15日)

 

 では、みなさん、今日も一日、たまにはさびしい王様になって、お元気で!

(東京もみじ#11)

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秋野不矩展

2019-12-16 09:03:22 | Weblog

おはようございます。

秋野不矩展を平塚に見に行ったのは10月26日のこと。すでに閉幕しているが、ブログには残しておかねばと書き始めている。

2008年に葉山(神奈川県近代美術館)で、生誕100年記念/秋野不矩展を見ており、回顧展は今回が二度目。今度の展示品は浜松市秋野不矩美術館所蔵のものがほとんどで、いわば秋野不矩美術館コレクション展のようなもの。

実は、この美術館を訪ねたことがある。2011年、掛川の加茂菖蒲園を見たあと、天浜線に乗った。天浜線とは、天龍浜名湖鉄道の略で、掛川から天龍川を跨ぎ(天龍二股)、浜名湖の向こう側(奥浜名湖)を抜け、東海道線の新所原までの鉄道である。秋野不矩は天龍二股の生まれで、ここにその美術館がある。ところが、そのとき、木造建築のため虫の燻蒸中で休館だった。また、そのうち、と思っていたのだが、実現せずにいた。それが、8年振りに天龍二股からわざわざやってきてくださったノダ。

元美術記者である司馬遼太郎が好んだ画家が7人いて、その中に秋野不矩がいる。司馬の”秋野評”。世界の絵画の中で、清らかさを追求してきたのは、日本の明治以降の日本画しかないと私はみている。いきものがもつよごれを、心の目のフィルターでこしにこし、ようやく得られた、ひとしずくが、美的に展開される、それが日本画である。その不易の旗手が秋野不矩である。秋野の絵画は松園の血脈をひいいていると私は思っている。詩的緊張が清澄を生むという稀有の系譜である。

秋野不矩(あきのふく、1908-2001)21歳で京都に出て日本画を学び、1948年に日本画の革新を目指し、上村松篁らと”創造美術”(現在の創画会)を結成。その後、1962年以来、生涯で14回もインドを訪ね、黄土色を基調にした風景、人物画をたくさん描いた。やはり、秋野といえばインドですね。以下に示す絵画もほとんどそれです。

写真撮影が可能なエリアがあって、そこからズームで撮った絵画。画題が分かるものは記してある。

オリッサの寺院

以下、ちらしの写真から。

土の家(生命の樹)1985

少年群像(1950)

テラコッタの寺院(1984)

沼(1991)

インド女性(1964)

サーバント(1964)

絵本原画(絵本を描いていた時代もある)

では、最期に、”朝の祈り”を。

それでは、みなさん、今日も一日、お元気で!

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平塚のメタセコイア見頃に

2019-12-15 21:51:11 | Weblog

こんばんわ。

毎年、楽しみにしている平塚総合公園のメタセコイアが見頃になりました。お見事!

でも、車がちょっと邪魔。この日は特別。公園内のスタジアムで湘南ベルマーレのJ1リーグ残留がかかる大試合があったためにここも臨時駐車場。

平塚市の景観重要樹木第1号。50本のメタセコイア並木はめったに見られない。

試合がある日は、こんなに露店が出ることをはじめて知った。

前半、徳島ヴォルティスに先制点を奪われたが、後半、追いつき、引き分けて、辛くも残留決定!よかった、よかった。

メタセコイアだけではなく、いろいろな樹種のもみじも楽しめた。湘南ベルマーレのテナントの上のもみじはヤマナシ。

いちょうはもちろん。

これは、なんと大船の玉縄桜!

エノキのもみじは若葉のように若々しい。見習おう!

ヤマボウシは情熱的な色。これも見習いたい!

カエデもまだまだ!

最後に、あの素晴らしいメタ坊をもう一度。

。。。。。

今朝の月&今夕の月の出

月に登ろう!

では、おやすみなさい。

いい夢を。

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