マリヤンカ mariyanka

日常のつれづれ、身の回りの自然や風景写真。音楽や映画や読書日記。手づくり作品の展示など。

余り毛糸

2025-01-31 | 手づくり

季節が巡ってくるたびに、せっせと編み物をしていました。

色々な編み方を試したり、面白い毛糸を見つけたら編んでみたり、

似合わなくなったものは編み直したり、

でも、次第に目も悪くなって、複雑なことは出来なくなりました。

手芸店(毛糸屋さん)もなくなってしまいました。

 

でも、寒くなると、毛糸を触りたくなります。

材質も太さも様々な余り毛糸の中から、元気のいい色を選んで、椅子の座布団を作りました。

反対の面

↓ 古いウールのセーターはほどいて、一旦カセにして洗うと、ふんわり毛糸に戻ります。

玉に巻きなおして編みます。

細めの毛糸なので、シンプルな春のセーターにしようかと思っています。

足りるかな?

 

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林の中の道

2025-01-29 | 自然

いつも通る村の道に、分かれて林の中へと逸れる道があります。

ポールが2本立っていて、大型車は通行止め、の表示があります。

しんと静まり返った道はきれいに整備され、並木も整えられています。

道の下にこの町の農業にとって重要な用水路が通っているのです。

はるばる宮川(大台)から運ばれて、近くの大きな池に一旦溜められ、

水量を調整して、広い平野の隅々(町の耕作地のおよそ4分の一)に送られているそうです。

いつ行っても、めったに人に会うこともなく、もちろん車に会うこともありません。

林の切れ目から、村が見えます。

雲が飛んで行く・・・

水量を調節?する装置が道沿いに何カ所かあります。

↓ 白い幹の、この木は何の木?

別世界へ来たような気がします。

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お酒(佐奈川に沿って、ドライブ4)

2025-01-27 | グルメ

今回の小さな旅(ドライブ)のお土産です。

酒造所の看板を見つけたので、行ってみました。

そして、立派な酒蔵所の片隅の、小さな売店で新酒(辛口)の小瓶(720㎖)を1本買いました。

とても大きな酒蔵(さかぐら)でびっくりしました。

夕食時にしみじみ味わいました。

 

私の父方の祖父は若い頃、酒豪(アル中)で、祖母は色々と大変だったそうです。

人生を左右するほどお酒を飲むなんて不思議だけど、飲めば「酒の魔力!」はちょっとわかります。

タバコはコマーシャルもなくなり、今では買うのも吸うのも人目を避けて・・・という感じになりましたが、

お酒は華やかに宣伝が繰り広げられ、スーパーの酒コーナーはジュースやお茶と同じような感じで、

目がしぱしぱするほどたくさん並んでいます。

現在の日本には「ギャンブル中毒」と「アルコール中毒」に苦しんでいる人(家族)がたくさんいるそうです。

でも、政府にとって「不都合な真実」なので明らかにされていません。

というかますます増えそうな世の中です・・・

冷酒は小さなガラスの酒器で飲みたい、

どれにする?

お酒は、酒器を選ぶのも楽しみの一つです。

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山の中の寺へ続く道(佐奈川に沿って、ドライブ3)

2025-01-25 | 自然

地図を見ながら和歌山別街道を通って行きました。

嘗てこの周辺に、大きな寺がいくつもあったことを、初めて知りました。

その一つ、近長谷寺(きんちょうこくじ)へ行けたら行ってみたいと思って、

表示の指し示す方へ、急坂をどんどん登って行きました。

幸い対向車もなく近長谷寺の駐車場と書かれた小さなスペースに到着。

(白い花びらが細かい桜が満開で不思議な雰囲気でした)

ここからは山間の細い坂道(中央の道、急坂あり)をしばらく徒歩で登っていくことになります。

しかし、日は傾き始め『注意 車上荒らし多発!』の看板が(上の写真左)

壊れかけたマップ(上の写真の右の看板)を見ると、

歴史街道(古い徒歩の道)は四カ所(黄色い所)で通行止め!

現在地からお寺までは大丈夫そうだけど、不安・・・ということで、今回はここまで、

いつか大きくて美しい十一面観音像に会いにいきたいと思います。

*近長谷寺の木造立像 平安後期 (885年建立)像高 6.6メートル / 重文

*平日はお寺にはだれもいないそうです。

また、この看板の「歴史街道の道」の散歩道を復活してほしい。

↑ 『すぐさんぐうみち』

麓の村の近長谷寺への道標。

かつて、大勢の参拝者が訪れたことが偲ばれます。

 

 

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猿!(佐奈川に沿って、ドライブ2)

2025-01-23 | 自然

佐奈川に添って、和歌山別街道(紀州ー大和ー伊勢)がうねうねと続いています。

旧街道を行く度に、これが「道」だな~と思います。

「道路」は通過するところ、「道」は家と家、村と村や、村と田畑や山、そして村と町を繋ぐもの、だと実感します。

所々にお地蔵さんがあったり、道標が立っていたりします。

川は蛇行しながら、細くなったり少し溜りになったり、小さな溝の様になったりしながら、

山の襞に分け入り、いつの間にかわからなくなりました。

 

田や畑に、柵が張り巡らされているので、

シカ避けだろうな、と思いつつ見ていたら、

猿が居ました。山添いの道には何匹も居ました。

鉄条網の柵を、何の問題もないように出入りしていました。

近くの高い木の葉がざわざわと揺れ、時々ピッーピッというような声で呼びかわしているようでした。

猿は本当にお尻と顔が真っ赤、

緑の中にチラッちらと見え隠れします。(写真ではその色がだせませんでした)

ここでは電気柵なしにはキャベツも大根も芋も作れないと思います。

柿や蜜柑や桃や梨などの果樹も、どうしたらいいのでしょう?

イノシシには電気柵も役に立たないと聞いています。

本当に大変なことだなーと思います。

 

長い長~い間、日本では毎日のように山に入って、薪や柴などを採っていました。

山の姿は今と、ずいぶん違ったそうです。

猿がこんなに人家の近くまで来ることも、少なかったのではないでしょうか。

放し飼いの犬も居なくなり、山の猿や鹿たちにとって、

最早怖いものは何もなくなった、のが今の状態かもしれません。

このまま放置していたらどうなるのでしょう。

お金で、肉も魚も野菜も豆も小麦粉も乳製品も、何でも手に入れてきた時代は去っていこうとしています。

なのに、耕作放棄地がどんどん増えています。

増えるのは太陽光発電ばかり・・・

未来はどうなるのでしょう。

「飢え」の文字が散らつきます。

それとも、SF小説の様に、人はビル、あるいはドームの中で、

工場で生産された「栄養バー」のようなものを食べて暮らすようになるのでしょうか。

 

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