マリヤンカ mariyanka

日常のつれづれ、身の回りの自然や風景写真。音楽や映画や読書日記。手づくり作品の展示など。

夜の梅

2023-02-28 | 

南伊勢町で、

日が落ちると、たちまち真っ暗になり、月が輝き始めました。

気が付けば、満天の星!

まるでプラネタリウムの中にいるみたいで、すごかった!

ずっと見上げていたかった!

星は私が持っているコンパクトデジカメでは撮れません。眼で視ているように撮れたらいいのに。

街灯に浮かび上がる集落や木々のシルエットは幻想的でした。

これも、撮れない・・・

 

可哀そうなくらいバツバツに伐った梅の木がありました。

近づいてよく見ると、花が咲いています。

きっと大きな木だったんだろうな。

 

帰ってから、その木が大きかった時の印象を描いてみました。

題名は「夜の梅」・・・羊羹みたい。

(京都には「夜の梅」と名付けられた小豆の粒あんの羊羹があります。

和菓子の名前は凝っています。)

ちょっと気取って「星降る里の夜の梅」笑

(スポンジと発泡スチロール、アクリル絵の具、19×)

コメント (4)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

牛!(南伊勢町ドライブ2)

2023-02-26 | 

偶然、車窓から、2頭の親牛と1頭の子牛が見えました。

一旦通り過ぎましたが、Uターンして戻り、車を停め、

足の裏を消毒して中に入れてもらいました。

そして、牛の世話をしているたくましい若い人に会い、

少しお話を伺うことが出来ました。

数カ月前に、北海道から来られたそうです。

・・・・・・・(以下は朝日ネット新聞から、要約)・・・・・・・

南伊勢町では、移住者に牛を貸し、農業で自立できるように支援する事業が始まっています。

耕作放棄地を活用し、過疎地で「稼げる農業」を目指しています。

初年度に、2人の地域おこし協力隊員が従事したのですが、

清掃、牛の世話、放牧地へ機材とともに移動するといった生活がきつく、離脱してしまいました。

そこで昨年度から研修を充実させ、「繁殖牛放牧事業2.0」と名付けて再スタートしています。

牛1頭は1日約35キロの草を食べるとされ、地域の耕作放棄地を回ります。

「昔のように、副業で牛の飼育を始めるようになってくれればうれしい」

と町山村振興集落支援員は期待を込めて話しています。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

私の住む地域にも、近代的で立派な牛舎はあるものの、牛(松阪牛)の姿を外から見ることはできません。

広い原っぱで、子牛が跳ね回る様子を見るなんて本当に久しぶり、

地域の子どもたちにとっても子牛を見るのは楽しいことでしょう。

牛の大きな丸い目を見ていると、穏やかな気持ちになります。

シカやイノシシも、牛の居る所には近づかないと聞いたことがあります。

どうなんでしょうか?

 

みんなの努力が実り、是非とも、上手くいって欲しい!

 

 

 

 

 

 

 

コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

「浦」と「竃」(南伊勢町ドライブ1)

2023-02-24 | 

昨日思い立って、太平洋に面する南伊勢町へドライブに行ってきました。

(右が伊勢方向、左が熊野方向です)

上の地図の中央あたり、2本の橋で島が繋がっています。

下はその島の展望台から西南方向を向いて撮った写真です。

車で、海沿いを走ることはできません。道は山の中を登ったり下りたり、

そしていきなり海。小さな港があって、

「海苔そだ」が見られるところもありました。

海の際に倉庫や家の間を縫うように細い道がありました。

そしてまた山の中、

ぐねぐね道を、向こうから車が来ませんように、と願いながら、のろのろと走り抜けました。

大方竈、阿曽浦、道行竈、慥柄浦、贄浦、奈屋浦、

神前浦、方座浦、小方竈、栃木竈、古和浦、棚橋竈、

新桑竈、迫間浦、相賀浦、礫浦、

南伊勢町の「浦」と「竃」

「かま」と読むようですが、ご飯を炊く「おかま・釜」ではなく

「かまど」のほうの「竃」の文字になっています。

古くは製塩が盛んで、今も所々に細々と塩を作っている所がありました。

次回行ったらぜひその塩を買ってみたい。そしておかゆを焚いてその塩を入れて食べてみたい。

東北地方では「釜」が付く地名は津波由来の所が多いと聞いたことがあります。

「竃」の方は製塩由来だそうですが、

リアス式のこの地形は、津波も関係しているかもしれません。

河津桜が満開でした。

ここは20年くらい前に一人の地元のおじいさんが植えたそうです。

写真の上の方の桜が密集している辺りに、こんな立札が立っていました。

 

 

 

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

青とピンク・・・

2023-02-23 | 自然

ついこの間、落葉したばかりの河津桜。

枝先に、二輪咲きました。

空の青い色と、花のピンク色、まるで色見本みたい!

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

色で遊ぶ

2023-02-21 | 

紙の凹版画は、何度やってもうまくいかないので、

ちょっと休憩、あきらめてはいませんが・・・

そして引き続きYouTubeで版画を見ています。

何でも版画に出来るんだと、目からうろこです!

スチロール版を使うものも紹介されていました。

簡単で面白そうなので、スチロール版を探しに100均へ行ってみましたがありませんでした。

発泡スチロールなら家にたくさんありますが・・・

ということで、発泡スチロールで早速実験。

はがきサイズ位に発砲スチロールを切って(割って)、水彩絵の具を塗って、

画用紙に転写。一旦版を洗って拭き、違う色を塗って、重ねて押す。

紙を置いたりして、何度も重ねて、押す。

また発泡スチロールの欠片に色を付けてハンコのように押したりします。

ただ、発泡スチロールに目打ちなどで傷をつけて模様を描くことはできないことが分かりました。

刃先で少し剥がすくらいのことしかできません。

カッターで線を引こうとしても、ぽろぽろと崩れて破片が飛び散り手にくっついて取れません。

手軽で簡単だけど、子どもが吸い込んだりしたら危険なので、

注意が必要です。

 

スポンジやボール紙や薄紙やポリ袋も使ったり、

発泡スチロールを布で包んで絵の具をつけて叩いてみたり・・・

ティータイムの文字を彫って(消しゴムはんこ)押してみました。

(上の2枚はいずれもB6サイズ)

 少し大きいものにも挑戦(  B5サイズ   )

これはハガキより小さい。

クリアファイルにマジックで模様を描いて、カッターで切り抜き、

上からスポンジなどで、叩いて、

5度位重ねて、なんとか仕上げました。

 

 

 

 

 

 

コメント (6)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

梅の花

2023-02-19 | 自然

先月、梅の木を剪定した時に、

枝先を少しだけ、水を入れたバケツにいれておきました。

その梅のつぼみがほころび始めました。

顔を近づけるといい香り!

蕾(ガク)が赤い白梅です。

 

 

 

コメント (4)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

「反共は戦争前夜の声」

2023-02-19 | Weblog

昔、京都では、「反共は戦争前夜の声」という言葉がありました。

革新府政が長く続き、思うような開発が出来ず、我慢がならない財界が、選挙の度に、

福祉や教育では儲けにならない、革新府政(社会党と共産党)のせいで、京都は遅れている、と反共攻撃を強めていました。

その時に「反共は戦争前夜の声」という言葉を聞きました。

その時はピンときませんでしたが、今はよく解かります。

革新府政が敗れた時、真っ先に行われたのは、

府庁に掲げられていた「憲法を暮らしの中に生かそう」の大きな垂れ幕を下ろすことでした。

日曜日にこっそりと行われました。

 

私は政治は嫌いだし、新聞なども丁寧に読むわけではありませんが、

今、「戦争反対の声」を封じようとする力が強まっていると感じます。

日本はどこから見てもアジアの一員なのに、アジアの国々と仲良くする努力をせず、

アメリカに言われるままに、出かけて行っては金を撒き散らして偉そうにする。

反共の砦でもある統一教会、日本会議(生長の家)、創価学会、等の宗教とガッチリ手を組む。

「憲法を守れ」や「戦争反対」の声を封じ、

「教育」や「福祉」や「医療」に金を惜しみ、

ひたすら「軍事」拡大へと進もうとする。

人の命が軽んじられ、人の価値が貶められています、

政権への批判の声が高まる度に、共産党や、他国の様々な物事をあげつらう記事や文書が増え目立ち始めます。

大政翼賛は既に始まっている気がします。

 

沖縄を捨て駒にして、再び戦場にするシナリオがもう書かれているのかもしれません。

石垣島で、貴重な自然を破壊し、ミサイル基地の建設が強行されようとしています。

そうやって、中国を挑発し、もし本当に爆弾の1発を、沖縄の基地にでも落としてくれたら、と願っている気がします。

そうすれば、晴れて戦争ができる・・・

そうすれば、ウクライナのように、世界中が日本に味方してくれるだろう、

と思っているのでしょうか。

 

スーパーに並ぶ食料品や、百円ショップに並ぶ日常品

肥料や飼料、様々な工業製品から、

中国が撤退したら一体どうなるのでしょう?

 

なぜ仲良くしようと努力しないのでしょう。

「反共は戦争前夜の声」は、本当にそうかもしれない、

どうなるのでしょう・・・

 

 

 

 

 

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

古い画集「オノレ・ドーミエ」

2023-02-17 | 

とても古い画集を2冊持っています。

「オノレ・ドーミエ」と「レオナルド・ダビンチ」の画集です。祖父から母へ、そして今は私が持っています。

大正14年、今から98年前に出版された本です。

中は傷みも黄ばみもほとんどありません。不思議なほどきれいです。

カラー印刷が、5ページあります。

ドーミエは貧しい人々や、芸人や、あるいは酔っ払いや、

罪人や移民や市井の人々の姿を描く一方、

役人や裁判官やなどの姿もリアルに、時には激しい風刺画も描き、

そのために6ヵ月も牢屋に入れられたりしながら、

生涯石版画や水彩画、素描や油絵などを書き続けました。

常に庶民の立場から社会を見つめた画家です。

同時代のバルザックらに、共通する精神を感じます。

久しぶりに、見ると、その力強さ、精密さ、写真にはない写実に圧倒されます。

この本の表紙の文字は右から左へ書かれていますが、

中の解説は左から右への横書きです。

また今は見かけることも無くなった昔の文字や

古風な活字体が面白い。東京はまだ東京市です。

ドーミエは1808年に生まれ、1879年に亡くなっています。

この本が出版された1925年は、まだドーミエと同時代を生きた人がいた時代です。

そして私の父が生まれた年です。

そうやって人が重なり、時代が重なって時は過ぎていくのだな、

と思いながら絵を眺めています。

 

 

 

 

 

 

 

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ボールペン画?

2023-02-14 | 

紙の凹版画、いろいろやってみましたが、

インクのふき取りが難しくて、

転写がうまくいきません。

ボールペンで描いた、元の厚紙だけが何枚も虚しく残っています。

でも、ボールペンの線だけど、表情がある・・・と負け惜しみ・・・

ボールペンで絵を描いたのは初めてですが、

こんな風に加工することも出来るのだと知って楽しいです。

版画の方はともかく、ボールペンでまた何か描いてみよう。

 

 

 

 

 

 

 

 

コメント (4)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

失敗!でも、面白い・・・

2023-02-13 | 

YouTubeを見ていたら、紙の凹版画の解説と実演がありました。

版画の技法として、日本では木を使った凸版が主でしたが、

西洋では、金属板を使った凹版が古くからおこなわれていました。

古い本の細密な挿絵などの多くがエッチング(銅版画)です。

 

紙でエッチング?どんなものができるの?と半信半疑ながら、

家にある材料で早速試してみました。

まずは、つるつるした厚紙(菓子の箱など)に、ボールぺンなどで強く引っ掻いて絵を描き、

絵の具を載せて伸ばし、それを拭き取り、溝に残った線を、

湿らせた白い紙(画用紙)に転写するのです。

(バレンの代わりに、ガラス瓶を使います。)

工程は単純ですが、強くふき取ると、線が消えてしまいます。

軽くふき取るだけだと、真っ黒になってしまいます。

紙なので何度も繰り返すことは出来ません。

そんなわけで、失敗ばかり。

でも面白いので、もう少し続けてみよう。

 

 

コメント (4)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする