マリヤンカ mariyanka

日常のつれづれ、身の回りの自然や風景写真。音楽や映画や読書日記。手づくり作品の展示など。

フウラン(風蘭・富貴蘭)

2018-07-30 | 自然
田舎の家の柿の木に、見事な風蘭が育っています。
日本原産の着床性のランで、
野生のものは環境省のレッドリストになっています。

鳥が実を食べて運んできたものなのでしょうか、
それとも、いつか誰かが、この木に着床させたのでしょうか。

真っ白い花は夜になると目立ちます。
さらに夜にだけ、いい香りを放って、
夜行性の蛾を呼び寄せます。

花びらが変化した、びっくりするほど長い距(蜜をためる所)があります。
(花の下にひょろっと白くのびているもの)
すごーく細長い口吻を持っている蛾でなければ、
この花の蜜を集めることは出来ません。

蜜をとる時、蛾の体には、たっぷり花粉が付きます。
そうしたら、別の、
しかし、必ずフウランの花へと移動させ、
受粉を成功させよう、というのがこの花の作戦です。
距の中には、蛾が好む美味しい蜜が溜っているのでしょう。
命を絶えさせないために、植物も、動物も、
ありとあらゆることを、試しながら、
工夫を凝らして、
今地球上で生きている、ということなのだなと
フウランを見て思いました。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

残り物でピザ

2018-07-28 | グルメ
今夜は独りで夕食、
なるべく簡単に済ませたい。
食器も少なくしたい。
昨夜の残り物も食べてしまいたい。
でも昨夜と全く同じものは食べたくない。

昨晩は、鶏肉とズッキーニやトマトやピーマンのイタリア風煮込みでした。
そこで、今夜はそれをピザにアレンジすることにしました。
昼間、出かけたついでに、
ピザの台とマッシュルームだけ買ってきて、
ピザソ-スを塗って、チーズをたっぷり載せて、
昨日の残りの、野菜と鶏肉を載せて、
マッシュルームを載せて、
更に冷蔵庫にブロッコリーとカリフラワーが少し残っていたのでそれも使って、
ソーセージやハムも載せて焼いたら出来上がり、

2枚焼いたので、組み合わせにだけ、ちょっと頭を使いました。
美味しくて、ボリュームも、栄養バランスもばっちりで、冷蔵庫もすっきりして、
たっぷり残ったので、
明日のお昼も楽しめる!





コメント (1)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

死刑

2018-07-27 | Weblog
死刑については、ずっと前に、たぶん何回か書いたのですが、
もう一度、ちょっとだけ書きたいと思います。

まず、死刑は犯罪の抑止にはならない、という事実。
これは統計上ハッキリしています。

もう一つは死刑と言っても、
人を殺すことに違いはない、ということです。

刑務官が、
あなたを処刑すると伝え、
刑場まで連れて行き、
命を絶つボタンを押すわけです。
何人かで同時に押すと聞いています。
刑務官は
命令に従ってやるだけ、
というだけでは済まないものを抱えると思います。
戦争中に敵を殺せ、
捕虜を殺せと言われた時、
苦しんだ人が大勢いました。
まがりなりにも平和な現代に、
人の命を奪う仕事があるなんて、
やはり間違っていると思います。

死刑の命令を出しておいて、
宴会で、平気で笑っていられる
法務大臣や総理大臣は、
常識では考えられない異常な精神の持ち主です。

そしてオウムに関しては、
まだ多くの解明すべき問題を残し、
うやむやのままに葬ってしまったことで、
未来へ、オウムの種をばら撒いたような、
いやな感じがします。

死刑制度は野蛮です。
何としても早くなくなって欲しいです。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

きゅうちゃん漬けを作ったり…

2018-07-25 | グルメ
高い熱が出て数日苦しみましたが、
もう大丈夫そうです。
夏風邪だったのか、
熱中症だったのかわかりませんが、
復活しました。

梅干を干したり、漬けたり、
(赤紫蘇を加えるのが遅れたので、色が薄くて残念ですが、
日にあたって、ほかほかになって、ほんのり赤い梅も、魅力的。)


ブラックベリージャムを作ったり、

(種を濾すのが大変ですが、がんばり甲斐があります。)


夫の持ち帰った、太すぎるキュウリや、
ひょうたん型になった胡瓜で
きゅうちゃん漬けを作りました。




コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

とうがらし

2018-07-21 | book
94歳の母が、
カッと辛いキムチが食べたくなった、
というので、
早速スーパーで、大阪の鶴橋製の真っ赤なキムチを買ってきました。

辛いけどおいしい!
映画「タクシー運転手」にも、もちろんキムチが出てきます。

新大陸原産の唐辛子はごく短期間に、
世界中に広まりまっていったそうです。
イタリアでも朝鮮でもアフリカでも、
ブータンやインドネシアやインドでも、
唐辛子がない料理なんて、もはや考えられません。

ナスカの土器に描かれたトウガラシ

ヨーロッパは金銀財宝を中南米の国々から強奪し、やりたい放題してきました。
時は過ぎ、、金銀財宝は雲散霧消。
けれど、今や、世界の人々は新大陸原産の作物無しでは、
生きていくことが出来ません。
ジャガイモ、サツマイモ、トウモロコシ、カボチャ、
ピーナッツ、ヒマワリ、イチゴ、パイナップル、
ズッキーニ、カカオ(チョコレート)タバコ、
そして唐辛子、もちろんピーマンなども含まれます。


イタリアの「トウガラシ・アカデミー」のロゴマーク
(ペペロンチーノはイタリア語で唐辛子のこと)
唐辛子博物館もあるそうです。
覗いてみたいなあ。
(ハンガリーにはパブリカ博物館があり、韓国には唐辛子文化村があるそうです。)


日本では激辛ブームが続いているようですが、
江戸時代にも人気だったようです。
主に観賞用と薬用に広まっていったようです。
「朝顔に鶴瓶とられてもらひ水」で有名な俳人、千代女が
ある人が作った、「赤蜻蛉 羽を もぎれば とうがらし」
という句を「唐辛子 羽を はやせば 赤蜻蛉」と修正したというエピソードがあるそうです。
唐辛子が身近な存在だったことがうかがわれます。

甘い唐辛子(写真は万願寺唐芥子)もおいしい。

上記のエピソード等は、下の本を参考にして書いています。

面白かった!
作者の「山本紀夫」さんを検索してみたところ、
1943年生まれ。植物民俗学の研究者。
世界各国の高地に長年滞在し調査してこられた人です。
面白そうな本を他にも書いておられることが分かりました。
知らなかったなー、
今から読むぞ!





コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

暑い

2018-07-18 | Weblog
京都は沖縄より暑いらしい。
フィリピンのマニラよりもずっと暑いらしい。
連日ものすごく暑い、
昨日は雷が鳴ったのに一滴も降らなかった。

もちろん京都だけじゃなくて日本中暑い。
子どもたちが、学校の運動場や野外活動で倒れている。
熱中症危険情報が各地に連日出ているのに、
なぜこんな暑さの中に子どもたちを引っ張り出すのだろう。
不思議だ。学校はどうなっている?

オリンピックはどうするつもりだろう?
オリンピック委員会にはスポーツのプロのような人たちもいるはずだけど、
無責任極まりない。
開催月日が変えられないのなら、
「選手の身体のことを考えると無理なので辞退します。」と言うべきだろう。




コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

映画『タクシー運転手』 約束は海を越えて

2018-07-16 | 映画
久し振りに映画を観ました。

韓国の映画です。
滞納した家賃を稼ぐために、
ジャーナリストを載せて光州までたどり着いたタクシー運転手は、
図らずも、
光州で恐るべき軍隊の暴虐を知ります。
そして、そのドイツ人のジャーナリストと共に追われる身となります。
ソウルの自宅には独りで自分を待つ小さな娘がいる、
電話も通じない、
ごく平凡なソウルのタクシー運転手の、
苦悩、葛藤そして決断。

実話が元になっていますが、
スリリングでエンターテイメントな仕上がりで、
片時も目が離せません


ドイツのジャーナリストと、
光州市民を襲う軍を撮ったフイルムを、
出合った学生や、
光州のタクシーの運転手たちが文字通り命を懸けて守り、
ついに、光州からソウルへ運ぶことに成功し、
日本を経由してドイツで放映されて、、
全世界が光州事件をことを知ることになります。

過去の歴史の汚点ともいえる光州事件を、
このようなドラマティックな映画にした、
韓国の映画界はすごい、と改めて思いました。
今の日本では作れない、能力もない、力も無い、とても残念です。
軍隊は常に国家権力のためにあり、
銃は国民に向けられる、という歴史の事実。
なのに、国民はいつもいつも騙されてしまうのです。

誠実とはどういうことか、
勇気とはどういうことか、
個人で何ができて、何ができないか、
など多くのことを一市民の目線で伝えてくれる映画です。
イケメンも美女も出てきませんが、
俳優たちの味わいのある顔が忘れらません。
主役のソン・ガンホ、
コミカルな味もあり、演技に深みがあります。
スケールの大きい素晴らしい俳優です。

出町座」で見ました。
とても小さなシアターですが、
椅子も、室内温度も、音声も快適。
「ユーリ・ノルシュテイン」のアニメをやっているので、それも見に行きたくなりました。
今、高畑勲監督の作品の上映会もやっています。

映画館が苦手だったんだけど、
この小さな出町座なら大丈夫そうです。
それに、行く前は少ししんどかったのですが、
この映画を観て、元気がでました。

「タクシー運転手」まだの方は8月3日まで(出町座)です、ぜひどうぞ。

小さな半券、シニア料金が嬉しいです。




コメント (1)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

自転車

2018-07-13 | Weblog
どこへ行くのも大抵自転車です。
雨の日は困るけれど、
暑くても寒くても
自転車に乗っています。

足を動かしていさえすれば、
自転車は走ります。
今はもう帰りのことを、ちゃんと考えて走りますが、
自転車に乗ると、どんどん、どこまでも走りたくなります。
行ったことのない道を、もっともっと走りたい!

10数年前に買った電動アシスト自転車のバッテリーがもうほとんどきかなくなり、
自転車本体もだいぶ痛んでいます。
先日走っている時、ブレーキワイヤが切れたので、
近くに見えた自転車屋さんに行きましたが、
だいぶ時間が掛かると言われたうえ、空模様が怪しかったので、
そのまま家に帰ってきました。

改めて、この自転車を買った大きなチェーン店の自転車屋さんまで行ったのですが、
今、修理の自転車がたくさんあるので、
2~3時間は掛かると言われて断念。
仕方なく帰る途中にある自転車屋さんに寄りました。

店の中にはカッコいいロードバイクやツーリングバイクが並んでいて、
ガラスケースの中にはきらきら光る部品が並んでいます。
電動自転車のような無粋なものは置いていません。
でも、私の自転車を見たら、
ああすぐに出来ますよ、と言ってくれて、
本当にすぐに直してもらえてホッとしました。

あんなきれいなカッコいい自転車に乗って走りたい、と
一瞬思いました。
でも、スカートで乗ることも多いし、
やっぱりカゴは欲しいし、
荷台も必要…
ママチャリも悪くない…
スーパーや図書館に行くにはやっぱりママチャリ、
と思い直して、
電動アシスト自転車の
3つのメーカーの
カタログを見て研究中。







コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

百日草(ジニア)

2018-07-11 | 自然
梅雨明け頃の独特の蒸し暑さがこたえます。
でも、冷蔵庫を開ければ冷たいもんも飲めるし、ご飯も食べられるし…

水害の被災地のニュースを聞くと、
こうやって自分の家でのんびりできることの方が、
偶然なのかもしれないと思います。

近くの鴨川は水量は普段に戻ったものの、
土手は、所々こんな風にえぐれています。

鴨川は、過去の度重なる水害の教訓から、
堰がたくさん設けてあります。
流れるスピードを弱める効果があり、
おそらく役立っていると思います。
近くの高野川と鴨川の合流の角度は鋭角で、
どちらかに無理が掛からないよう改修されています。
でも、もう少し降り続いていたら、
それでも、たいへんな事になっていたと思います。
水の力の凄さ、
その量の膨大さは圧倒的で、
大岩も山も崩し、コンクリートを砕く、
自然脅威そのものだと思いました。

この1週間の間にゴーヤが随分大きくなりました。

そして庭の雑草がぶわっと膨らみました。
百日草が咲き始めました。

日照りに強い夏の花です。
メキシコ原産、を納得する素晴らしい色です。
少しばかりの種をパラパラと蒔いただけなのに、
いろいろな色の一重や八重やいろいろな花が咲き始めました。
蕾もいっぱい。

花のような雄しべがかわいい。




コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

腹が立つ

2018-07-09 | Weblog
余りに腹が立つので昨日の記事に追加、

昨日の写真のメンバーの一部を紹介をします。
宴会があったのは、オウムの7人の処刑が行われた前日、
西日本で豪雨の災害が深刻になっている時のことです。
参加者がツイッターに入れた写真が拡散されています。


山口が地元 最高責任者 安倍晋三
広島が地元 自民党政調会長 岸田文雄
島根が地元 自民党総務会長 竹下亘
現場で必死に働く自衛隊の最高責任者 小野寺五典
翌日の死刑執行に判を押す法相 上川陽子
災害が出番の復興相 吉野正芳


そして安倍晋三は
あちこちに行って、また、
日本国民から集めた税金を振り撒いてくるのかと思っていたのですが、
さすがにそれはやめたようです。
フランスの軍事パレードに参加する予定だったそうです。
日本の自衛隊も参加する予定だそうです。
安倍晋三は行くのをやめたらしいですが、
自衛隊の方はどうなのでしょう?


軍隊というのは最も権力者を喜ばせるもののようです。
もの凄い装備の戦車や大砲、いかめしい軍服や軍靴、
そして大勢の軍人が一斉に自分に敬礼する時、
自分の権力をひしひしと実感するのでしょう。
感動で胸が打ち震えるのかもしれません。
おぞましいことです。


今回の災害に派遣された自衛隊は広い災害地に、なんとたった2300人、
隊員は25万人もいるというのに。
いったいどうなっているのでしょう。


このブログは、
日々の楽しいことを見つけて書いていきたいと思って始めたのに…





コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする