マリヤンカ mariyanka

日常のつれづれ、身の回りの自然や風景写真。音楽や映画や読書日記。手づくり作品の展示など。

焚火

2020-09-30 | Weblog
刈った草や木の枝葉を少しずつ燃やしている。
煙になって空に消えていく。
草の山はまだまだたくさんある。



日が暮れるのが早くなった!
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彼岸花・曼珠沙華

2020-09-28 | 自然
ゴミステーションの横の畑の脇に彼岸花が沢山咲いていました。



各地で、田や畑の周りでみられる彼岸花は
お彼岸の頃、突然現れて、しばらく経ったら、消えてしまいます・・・
かつては、ソテツなどと同様に救荒作物の一つだったそうですが、
今では想像もできないことです。
彼岸花の毒が田や畑、あるいは墓地に侵入する獣を防いだ、という話もあります。
彼岸花やソテツやトチやワラビなど、そのままでは食べられないものを、
丹念にあく抜き(毒抜き)して食べていた昔の人は本当に偉い!
一方、そのまま食べられる栗や山芋など、どれほどありがたかったことでしょう。
彼岸花は、たまにはそんなことも想像してね、と告げに来ているのかもしれません。


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やっと秋が!

2020-09-27 | 自然
さわやかな風が吹いています。
本当にやっと、という感じです。
トンボたちも翅をキラキラさせて、飛び回っています。




「切り戻し」をして、追肥をしておいたナスが再び元気になって実をつけています。
嬉しい!


タラの木の葉を、落葉する前に、美味しいうちに、と猛烈な勢いで食べたのは誰でしょう?



百日草(ジニア)その名の通り、
暑さにも雨にも負けず、長く咲いて目を楽しませてくれます。




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栗饅頭

2020-09-25 | グルメ
毎日、栗を拾って、
毎日剥いて、
毎日食べています。
冷蔵庫の中に剥いた栗と甘煮の栗がどんどん増えていきます。

裏の6本くらいある栗の木が、実の熟す時が少しずれているので、
まだまだ沢山採れそうな気配です。
拾ったら、やはり食べなくちゃもったいない気がして・・・

今日は栗まんじゅうを作ってみました。
仕上げに、ケシの実がないので白ゴマを使いました。



残念ながら、まんじゅうの部分が固い。
なかなか、いい色にならないので、
長く焼いたせいだと思います。
もう少し高い温度で、もう少し短時間で焼いたらよかった・・・

栗入り五目御飯



父や祖母たちは「かやくごはん・かやくめし」とよんでいました。
「ごもく、ゆうたら、ゴミのことやで、」と言っていました。
祖母や叔母たちのおしゃべりが、耳の奥で聞こえることがあります。
けれどどんどん遠ざかっていきます。
言葉の変遷も本当に早いものだな、と思います。


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あかみち(赤道)

2020-09-22 | Weblog
赤道(あかみち)という言葉をこちらへ越してきて初めて知りました。
里道(りどう・さとみち)と呼ぶこともあるそうです。
古くから利用されていた道で、道路法の適用のない、番地もない法定外公共物の道は、
公図上に赤色で着色することが義務づけられていたことから「赤道(あかみち・あかどう)」と呼ぶそうです。
近くの山裾にその「あかみち」が通っています。
子どもなら二人並んで、大人は一人が歩いて通るのがやっとくらいの細い道です。
車がなかった時代はこれでよかったのです。
ほっておけば、草むらの中にすぐにも消えてしまいそうな道です。



人が歩いているのを見たことがありませんが、
近所の人が草刈りなどをして、道の手入れをしているようです。

その「あかみち」に、今年も「道切り」の新しいしめ縄が掛けられました。



「道切り」とは村の出入り口や辻に、悪霊や疫病が入ってこないように注連縄を掛ける風習です。
同じ場所に、山の神様も祭られていて、お神酒や米を供えます。

普通の道路から「あかみち」に入ると、突然雰囲気が変わります。
少し歩くと、荒れた竹やぶの中に入り左右に道が分かれています。
そこにも「道切り」がしてありました。



左へ少し歩くと、集落の中へと入っていきました。
何となく昔の道筋が理解できました。








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つる草

2020-09-21 | 自然
しょぼしょぼ雨が降って、
急に涼しくなりました。
雨が上がったら少しずつ草刈りを始めることにしましょう。

伸び放題のつる草も何とかしなくては。
木でも草でも電柱でも電線でも建物でも、
どこにでも絡みついて
日の当たる部分を占領してしまいます。

伸びすぎた枝をさっぱりと剪定した柿の木(渋柿・干し柿用)は
カラスウリなどの蔓に覆われています。
今年は無理としても、来年はまた実が成るように蔓を取り払ってやらなくちゃ。

蔓も、割と簡単に千切れるものと、
ヘクソカズラのように、一見弱そうだけど、引っ張ってもなかなかちぎれないのもなどいろいろ。
マルバルコウソウの朱色が雑草の中でひき立っています。


この白い花のつる草は良い香りです。名前が分かりません。
かなり広い範囲を覆っています。

カタツムリが一緒に写っていました。
殻の背が高いカタツムリです。ニッポンマイマイかな?

サンキライの蔓が掴まるところを探しています。


庭園に咲く藤の花に比べて、まったく地味で目立たない花を咲かせるヤマフジ(たぶん)ですが、
既に葉を落とし、立派な豆をぶら下げています。
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暑さ疲れ

2020-09-18 | 自然
朝方は少し楽になったけれど、
日中は相変わらずすごく蒸し暑い。
暑いのが苦手だ。
梅雨が明けたと思ったら猛暑で、
長い間、外にあまり出なかったけれど、
今頃の時期、体がだるくてしんどい。頭がぼーっとする。気力が出ない。
毎年同じだ。
私はまあ丈夫な方だと思うけれど、
それでも夏は厳しい。
早く涼しくならないかな・・・

接着剤付きマジックテープの優秀な引っ付きむし、ヌスビトハギ
花が咲く前に引っこ抜いてしまいたかったけれど、
きがつけば、あっちにもこっちにも・・・

草の実も茶色や黒に色付いて、頭をたれ始めている。

ジュズダマ


檸檬は今年は豊作になりそうだ。

今年はトンボが少ないように感じる。
また、ジョロウグモなどが小さい。
大きいのは室内にいる蜘蛛(アシダカグモ)たち!
夜、突然どさっと天井から落ちてきたり、
障子をガサガサ歩き回って驚かされる。
ゴキブリなどを捕食するらしいけれど、
補注網で捕まえて外に出している。
どこからかまた戻ってきているのかもしれない。



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フエルトの人形、2

2020-09-15 | 手づくり
男の子を作ろうと思ったのですが、
難しい・・・

やっぱり女の子しか作れません。




ギターを弾いている娘も作ってみました。


ずっと昔、粘土でお人形を沢山作りました。
その時もつくづく不思議だと思ったことは、
〇に、とにかく、どこにでも点を二つ打てば顔になるのです。
眉や口をつければ表情がでてきます。
そして手足をつければ動きが出てきます。
ただの粘土の塊りや、布や、木切れが、人に見える・・・
見ている人の錯覚、あるいは空想力のたまもの、ということなのでしょう。
見る人がいるから、人形は人形になるのだな、というわけで、
やっぱり楽しいです。
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街道(伊勢本街道)

2020-09-12 | Weblog
京都でも道幅が狭く、ぐねぐねと曲がっていて、所々に軒の低い古い家があると
表示がなくても、ここは旧街道かな、とわかりました。
こちらでも、車で、県道や国道を走っていたのに、
急に、ちょっと違う場所に迷い込んだような気がすることがあります。

民家が道沿いに並び、所々にとても古そうな家や倉やお寺があったり、
立派な常夜灯が立っていたりします。





伊勢本街道は、京、大阪、奈良と伊勢を結ぶ道です。
ここは、伊勢神宮まで約30~40キロ、あと一日、という所でしょうか。

西だけでなく、東からも北からも大勢の人が伊勢へとやってきました。
伊勢湾を船に乗って渡ってくる人も大勢いたそうです。
東から来た人たちは、ついでに!ということで、
伊勢街道を通って、奈良へ、大阪や堺へ、京へと足を延ばしたそうです。
庶民の「旅」が許されなかった時代、
「お参り」は口実(通行手形のため)で、人々の心の中に「旅に出たい」「外の世界を見たい」という思いが募っていたのではないでしょうか。
旅はもちろんすべて歩き!藁草履で、山道も、川も、海辺の砂浜も・・・
女性でも一日30~40キロ歩いたそうです。

伊勢参りにはさまざまな形態があったそうですが圧倒的に多いのが御師(おし・おんし)が斡旋するツアーだったというのですから驚きです。
御師は伊勢の他「熊野」「富士山」「出雲大社」「出羽三山」などでも活躍したそうです。
日本各地に檀家を持ち、宿や道中の案内をしたそうです。
そして御師の経営する宿などが並ぶ伊勢本街道は右へ左へと行きかう人が絶えることがありませんでした。
とくにおかげ参りの時は、
道中に芝居小屋や見世物小屋なども立ち並び、御師による握り飯や餅の施、
さらに半紙や手拭いや草履や笠、杖、煙草、膏薬、飴、麦こがし、などが露店に並び
今では考えられないほどの賑わいだったそうです。

御師は日本で初めて精巧な紙幣を擦り、
その紙幣は、伊勢での買い物や遊興に利用出来たそうです。
(講によって伊勢参りに来ることが出来た人も多く、
講の仲間へのおみやげは大切でした。)
御師は圧倒的な経済力と通信網を持っていましたが、
明治政府によって解体されました。

下の写真は
「門脇俊一(1913年~2006年)」による「おかげ参り、抜け参り」の絵巻物の一部です。
細密で丁寧な絵です。
今、実際に古い街道を歩いても、当時の様子を想像するのはなかなか難しい。
このような図があると、空想の手掛かりになります。

御師が握り飯の施を行っている様子。


見世物小屋などの様子。

日本の各地の言葉が行きかっていただろうな、楽しかっただろうな!


山の中での野宿の様子。


『伊勢参宮詣・式年遷宮』
 門脇俊一/著
 S49、監修・伊勢神宮 印刷・大塚工芸社



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栗!

2020-09-10 | Weblog
栗が豊作です。
肥料をやるわけでもなく、ほったらかしの裏山で
えらいもんです。
同じ場所で春はタケノコがたくさん採れます。
まさに自然の恵みです。







栗ご飯も、栗羊羹も、栗きんとんも、
栗入りの甘辛い煮物も美味しい!
そして、マロングラッセもモンブランも大好きだけど、
とにかく栗は剥くのが大変・・・でも美味しいものを食べるため、
そのくらい頑張らなくちゃ・・・
市販の栗の入ったお菓子などはどのようにして栗をむいているのでしょうか?


(ペンチタイプの栗剥き器)
一昨日は栗ご飯、
サンマの塩焼きと冷や奴と一緒にいただきました。

鋭いトゲトゲに守られ、硬い皮にくるまれ、
さらに渋皮に包まれていても、
木から落ちると、たちまち小さな虫たちのごちそうになってしまいます。
熟した栗を棒でたたいて落として、すぐに拾うというのが一番いいようですが、
意外と難しい。

昨日は約3キロ収穫、大きな栗です。


取敢えず一部を、剥いて、甘煮にしました。
食後のデザートです。
生クリームを載せていただきました。
ごちそうさま!




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