マリヤンカ mariyanka

日常のつれづれ、身の回りの自然や風景写真。音楽や映画や読書日記。手づくり作品の展示など。

「むかご(零余子)」

2013-10-29 | Weblog
今日は素晴らしい秋晴れ、
雑草が伸び放題の庭に出て久しぶりに草引きをしました。
やっと蚊の襲来を恐れなくていい季節になりました。
あかまんま(イヌタデ)やどくだみ(ジュウヤク)や
ツユクサやカヤツリグサなどが1メートル位の背丈に伸びています。

草を引くと土やいろいろな草の香りに混じって、
「ヤスデ」の匂いや「バッタ」の匂いもします。
でも雑草化した青紫蘇や薄荷(ミント)に触れた瞬間、
いい香りが立ち込めて虫の匂いを消してくれます。

そうやって雑草を引っこ抜いていたら、
パラパラと「むかご」が落ちてきました。
草むらの中に落ちた「むかご」は行方不明になりましたが、
あわてて笊を持ってきて両手ですくうくらいの「むかご」を採ることが出来ました。
いつの間にこんなところに!
根元を掘れば山の芋があるのでしょうか?
今夜は「むかごご飯」にしましょう。



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いろいろ瓶詰め

2013-10-27 | グルメ
「栗くり坊主」を使って頑張って栗をたくさん剥きました。
台風で落ちて雨にぬれた物も多く、
半分近くが少し痛みかけたり虫が入ったりしていました。
私はムササビではないので、生の栗をさっと見ただけではなかなかその見分けがつきません。
でもハサミや包丁の歯を入れると立つ香りや中の実の色、堅さなどで分かります。
いたんだ栗は遠慮なく棄てて、いい栗だけを集めて蜜煮にしました。
その栗を使って「栗ぜんざい」です。

サツマイモで作った餡に蜜漬けの栗をタップり混ぜた「芋栗あんパン」も作ってみました。
焼きたては絶品!

9月から10月にかけて作ったジャム等の保存食品(全体の3分の2くらい)です。
イチジクとプルーンとリンゴと奥の大きな瓶が栗です。

ジャムは毎朝トーストにつけるのでどっさり作ったつもりでも、いつの間にかなくなります。
でもこれだけあればかなり長い間食べられそうです。
あとは夏ミカンのマーマレードがあれば、
来月か再来月になれば採れるかな?
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2013-10-25 | Weblog
秋の初めは台風が来ても来なくても雨が多くて、また雨だ、と言っている間に秋が通り過ぎていきます。
今日は冬の気配を含んだ冷たい雨が暗い空からザーザーと降っています。
雨の日は自転車に乗れないし、
いろいろ困るけど、
眺めていると飽きません。
雨粒も、地面の上の水の動きも、道路の端の水たまりも、
瞬間で変化する様子がおもしろくてじっと見てしまいます。
 


落ちた雨粒が王冠状に!やったー!



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柿パン

2013-10-24 | グルメ
テーブルの上の笊の中の小さな甘柿が熟しすぎて皮もむけない位柔らかくなってきました。
また柿羊羹を作ろうかどうしようか悩んで、
「柿パン」を思いつきました。
水やミルクの代わりに柿を加えればきっと出来る、
と思いながらネットで一応検索してみれば、
ちゃんと柿パンを作っている人がいます。
そこで、気を強くして自己流柿パンに挑戦してみました。

柿は匙で中身をすくい出し、
パン種と一緒にしっかりこねて、、あとはいつも通りに、
柿には胡桃が合うのではないかと思って、
半分は胡桃を入れてパウンド型で焼きました。
最初ちょっと温度をあげ過ぎて焦げ色がついてしまいましたが、
黄色い色の楽しいパンが出来ました。
柿にはキャラウェイシードも合いそうと思って上にパラパラかけています。

結果は、
独特のこくのある味わいが新鮮です。
けれど、いつものパンより重くてきめの細かいパンになりました。
パウンド型のは中心部がべたついた感じで、ふんわりサクサク、、、という具合になりませんでした。
パウンド型ではなく、フォッカッチャのようにして焼くのが正解だったと思います。

でもこんな風にすればどんなパンでも出来るんだと思うと愉快愉快!



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枝豆尽くし

2013-10-20 | グルメ
ずっと「ずんだ餅」を食べてみたいと思っていました。
ついに機会がやってきました。
枝豆がどっさり収穫できたので、
最後にずんだ餅を作りました。
黒豆と白豆が混ざっていますが、
湯がいて薄皮を剥いて、
すり鉢で擂るときれいな緑色になりました。
 

久々に餅つき機でお餅も搗いてあこがれの「ずんだ餅」出来上がり、いただきます!


ご飯も枝豆ご飯、
ナスと鶏肉の煮ものにもたっぷり枝豆が入っています。




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『山からの絵本』 栗つづき・・・

2013-10-16 | book
昨夜は面白くも無いテレビを見ながら遅くまで栗を剥いていました。
そして寝床で昼間買って来た本を読んで、びっくり!

前から読みたかった『山からの絵本・辻まこと』の絵とエッセイの本ですが、
その中の、
「ムササビ」の章で次のような内容の記述を読んだからです。

山の宿のおばさんが、著者が拾ったムササビの赤ん坊を引き取って育てハッチャンと名づけて可愛がっている、
昼はおばさんの懐の中でまどろみ、
夜になるとハッチャンは、囲炉裏のそばで、虫食いの栗の実を取り除く作業をしている。
ハッチャンが手でつかんだだけでくさった実をぽいと捨てる。
一つ探すとおばさんから南京豆を一つもらう。
おばさんとぼくの議論がけんかごしになったりすると、
作業を休んでこっちに歯をむき出しておばさんに加勢する、、、。


可愛すぎます!

62歳で逝去した「辻まこと」の今年は生誕100年だそうです。

えもいわれぬユーモアは彼の時代の産物でしょうか?
人間を深く見つめる、孤独で同時に暖かな目に、
私の心が共鳴するのを感じました。
人が本を読むのはそのように心が共鳴するモノを本の中に見つけたい。
あるいは、作者の思想や哲学にふれ、この世の真実に近づきたい、
と願ってるからだと改めて思い、本はいいなーと思いつつ。

『山からの絵本』は今の私の心にぴたりときました。

『山からの絵本』辻まこと  
    ヤマケイ文庫  2013、10

夕食の一品も栗を使って作りました。
ゆで栗を豚の薄切りで巻いて、
照り焼きにしました。
ぽくぽくとした食感が楽しい一品です。

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ついに買った「栗くり坊主」

2013-10-14 | グルメ
去年も一昨年も買おうかなと思って買わなかった栗剥き器。
「栗くり坊主」を買ってきました。
生の栗を水に浸したり、
重曹を入れて10分ほど煮てから剥いたり、
いろいろやって包丁で剥いていましたが、
栗を剥くのはやっぱり大変。
暮れにスーパーに並ぶ栗の甘露煮などはどのようにして剥いているのでしょう?
今年は、大小の大量の栗を眼の前にして、
これは栗剥き器が必要、と思って捜しに行きました。
同じメーカー(パール金属)全く同じ商品が店によってなんと千円もの値段の差があってビックリしましたが、
もちろん安い方を購入。
早速、生の栗に挑戦。
確かに力を入れずに剥けます。
でも包丁の方がうまくむける部分もあって、
妙に手が凝るし、
包丁と栗剥き器と両方使うのが一番いいようです。

剥いた栗をシロップの中で煮て、冷まし、
煮て、冷まし、煮て、冷まして、
シロップ漬けを作りました。
シロップに漬けた栗を刻んで混ぜ込んだパンも焼いてみました。

ごっつあんです・・・
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柿羊羹

2013-10-11 | グルメ
東海道本線の岐阜の大垣駅の「柿羊羹」は嬉しいお土産でした。
割った竹に詰めた柿羊羹を大切にちょっとづつ食べました。
そんなことを思い出しながら、
生の柿を使って簡単な柿羊羹を作ってみました。
採る時に傷がついたものや、烏に突かれて穴が開いたものや、
熟して崩れそうになっているのを集めて、
いいところだけをスプーンですくって集めてミキサーでさらに細かくして、
寒天と砂糖で煮詰めて固めただけですが、
爽やかな良い感じの羊羹が出来ました。

仕上げに、レモン汁と、ブランデーをちょっと垂らしています。
砂糖だけでなく水あめも使いました。
ちょっとこだわって、棒寒天を使いました。
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旅の落ち穂拾い

2013-10-08 | 
旅に出て、
自分の身の回りの生活空間とは違う場所の、
そこでの人の暮らしに、ほんの少しでもふれることが出来た時、
旅に出てよかったなと思います。

お土産はおまけです。
おまけもあると嬉しい!

錦帯橋のお土産に石人形というのがあります。
錦川に生息する「ニンギョウトビケラ」が作る巣を仏像や人形に見立てたものです。
錦帯橋の人柱となった姉妹が姿を変えたものだ、という悲しい伝説があります。
小さなお守りに加工したものを一つ買いました。


新幹線のこだまの停車駅「新岩国駅」は長い階段の降りるエスカレーターが無くて(登りはありましたが)、
エレベーターも無くて、母には苦行でした。
そんな何もない駅の一角が観光用にディスプレイされていて、
置いてある鵜飼の人形がシュールでした。


今回の旅では可愛い犬にたくさん出会いました。
近づいて触っても寝たままで眠たそうに眼だけ動かす犬や、
私たちが近づくと震えて怖がり、娘が触ると固まってしまった犬や、
港近くででしっかり辺りを警戒している犬もいました。


港の傍の、鉄クズを回収して一時的において置く所に、
五右衛門風呂とおぼしきものと、
あとはやはり船で使用されていた物っぽいものが、


山陽本線を徒歩で横断するこの場所は、
遮断機もなければ、カンカンと電車が近付くのを知らせる音も鳴りません。
しかも線路はカーブしていて見通しが悪いのです。
利用する人が少ないとはいえかなり危険。
それとも、長年の経験で、線路の振動とかで判るのでしょうか?

線路わきの土手にはヒガンバナやノギクが咲き、ススキの穂が揺れていました。
色とりどりのオシロイバナ、アキノキリンソウ、キバナコスモス等も咲き乱れています。


京都駅や観光地のディスプレイのポストではなく、
ここでは普通のポストとして現役です。
食料品店ですが、売っているのはほとんど柿だけでした。


誰かかが並べたサザエの殻。すっかり白くなってきれいです。


新港の、泊まったホテルのそばの国道を渡るための地下道の入口です。
屋根の上部に注目。
海藻とちぎれた鎖のディスプレイがユニークです。
この地下道のある処を逃すと、
次に国道を渡るには400~500m歩かなくてはなりません。

車を運転できないお年寄りや子供たちはどんなふうに暮らしているのでしょう。

清流線の小さな駅は個性的な名前の駅が多く歴史が感じられ興味深いものでした。
「行波(ゆかば)」は美しい名前です。「神舞い」で有名なところだそうです。
でも「行波」駅は写真を取り損ねました。
各駅舎はそれぞれ工夫が凝らされていました。
こんな待合室がある駅もありました。






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コンビナートのある町(山口県の旅、2)

2013-10-05 | 
岩国と言えば錦帯橋が有名です。
錦川の清流、アユ、鵜飼い、岩国寿司、紅葉と桜、そして白蛇!

でも瀬戸内海に面して幾つもの大きな化学工場が連なって、
大小のタンカーが港に停泊しています。
岩国港はかつては九州、四国方面のフェリーの発着港でもありましたが、
瀬戸大橋ができて、利用客はいなくなり、
今では四国への高速艇が1本あるだけと聞きました。

また、アメリカ軍の基地があり、ステルス機が空をつっきり、
危険なオスプレイが行き来しています。

錦帯橋の袂の小さな料理屋さんで岩国寿司を食べました。
下の写真の錦帯橋はスクリーンとかではなくてガラス越しの本物の錦帯橋です。
橋の上を行き来する人を眺めながらお寿司(大きな木枠で力をかけて作る押し寿司)を食べました。

岩国(装束)は私が小学生時代を過ごした懐かしい場所です。
巨大なトラックが轟々と行きかう国道は、
今も昔も渡るのは命がけ、
国道と山陽本線と山との細い隙間に人が住んでいます。
通った小学校はほとんどそのままで、校門の前が国道、校舎の裏側には山陽本線が走っています。

国道から海側は工場地帯でタンクや多くのパルプが入り組んだ建物が林立して
高い煙突から煙が絶えることはなく空気にはなにか硫黄のような薬品臭が感じられます。
すぐに慣れて感じなくなる程で、僅かなのですが磯の香りよりは強いものです。
海の水は浄化装置の発達のおかげで当時より格段にきれいになっていました。
タクシーの運転手さんがそのことを強調しておられました。
こんな場所があるなんて、京都のような所にいると想像も出来ません。
でもずーっとそこで暮らして働いて生涯を終える人もたくさんいて、
そのような人たちの仕事が都会の便利な暮らしを支えているということを今更ながらに思います。

泊まったホテルの部屋の窓(8階)からコンビナートの方を眺めて。

真夜中の3時、眠れなくて窓を開けてずっと眺めていました。
ガラス戸を開けるとコンビナート全体から通奏低音のようにゴーッというような音が聞こえてきます。
沖に停泊しているタンカーや、行き来する小さな船も見えました。
実際にはこの写真よりもっと奥の方まできらきら光っていて、
どこかの100万ドルの夜景に匹敵する?輝きです。

朝6時頃、岸壁に釣り人の姿が見えます。

下の写真は前日の夕暮れ時に見かけた、釣りを楽しむ家族連れです。

船は漁船も大きなタンカーも小さなタンカーも桟橋もみんな魅力的です。
工場の隙間に今も小さな漁船の停泊する港があります。
沖の小さな島々は豊かな漁礁だったのだと思います。

船ですが、タイヤが活躍しています。

港の中で見かけた看板。

船舶用、水の自動販売機







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