マリヤンカ mariyanka

日常のつれづれ、身の回りの自然や風景写真。音楽や映画や読書日記。手づくり作品の展示など。

ウールの余り布で

2012-02-24 | 手づくり
ウールの生地もいつの間にか溜まって、なかなか捨てられません。
こないだ作ったのと同じあまり布ですが、3つ目の袋を作りました。
最初の2つの袋は大き過ぎと小さ過ぎで使いにくかったので
今度は中間のサイズ、
でもマチは広くてバッグinバッグを入れても、あれこれいっぱい入れられます。
今度のは使いやすそうです。
よかった。
持ち手は帯締めを利用しました。

下のはフエルトとウール地(長過ぎたスカートの裾で)を計22個の円盤型に切って作りました。
でも縫う時は四角に縫うのです。
本を見ておもしろそうでやってみたくなったので。
本当は春らしい薄い色でやりたかったのですが、取敢えず手持ちの布で、
裏はきれいな緑の生地を使いました。
裏地もジグザグに切って縫い合わせます。
切りっぱなしのひらひらした縁がほつれてきたら吉と出るか凶とでるか?
でも立体的な面白い物になりました。
今度は質感を変えてオーガンディなどを組み合わせて作ってみたいです。


コメント (5)
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腹が立つ

2012-02-23 | Weblog
どんなに素晴らしい研究をやっていても、
多くの人のために頑張って成果をあげている人が居ても、
誰も知ろうともしない。

テレビに、雑誌に顔写真が出て、
名前が売れてさえいればいい、
その内容が吟味されることはほとんど皆無。

教育現場に政治が介入しようとしている。
それをマスコミがただ見ている。
ジャーナリストが自分の保身ばかりを考えて知らんぷりしていることが、どんなに恐ろしいことか、
しょっちゅう北朝鮮の悪口を言ってるけれど、首長がまったく同じようなことをしているのに、
なぜ気がつかない。

自分の言うことを聞くのが当然と言い募り、きかなければ首、
脅迫以外の何物でもない。
労働者の権利を無視し子どもの権利を無視して、
思想信条の自由を奪うことの重大さが分かっていない。
それがリーダーシップと思い込んでいる愚か者!

大阪のことが念頭にあって書いていたのだけれど、
日本中同じ。
チェルノブイリ事故当時のソ連よりもっとひどい報道規制が行われているのだから…

たえずどこかで行われている原発反対のデモや集会の報道は殆どない。
低レベル放射能の恐ろしさも知らされない、
福島に住む人々の本当の現実を見せない。
原子力発電所の真実を国民は知ることが出来ない。

なのに、、、怒りが力になって見えてこない。
怒りを押さえ込む圧力の方が大きいからだ。
どうすればいいのだろう。




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雪で遊ぶ

2012-02-21 | Weblog

この冬2度目の積雪でした。
車が通る道路の雪はは直ぐに溶けてしまいしたが、
日陰や土の上に積もった雪は4日経ってもまだ残っています。
積もった日は休日だったので朝から子どもたちの楽しそうな声があちこちから聞こえていました。

真っ白い雪、ふわふわの雪、
空からこんなものが降ってくるなんて
水の変身と知っていても不思議、
大人だって雪を触って遊びたくなります。
雪を踏みしめて歩きまわりたくなります。
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宇宙飛行士「秋山豊寛」の本

2012-02-18 | book
『来世は野の花に』 鍬と宇宙船Ⅱ   六曜社  2011,12

1955年TBSの社員だった秋山さんは、日本人として初めて宇宙へ行きました。
7日間と21時間54分の旅でした。
また世界で初めて宇宙へ行ったジャーナリストでした。
その後宇宙に飛んだ毛利さんと比べて帰還後の生き方に随分違いがあります。
アメリカのスペースシャトルではなく、ソ連のソユーズで宇宙へ行ったということが大きいのかもしれません。またマスコミの受け止め方などもそのせいで全然違いました。
(今では、宇宙ステーションの往復はロシアのロケットに頼るしか方法がないのですが。)
何より本人が宇宙へ行って出世とか権力とかお金の空しさをつくづく感じたことが大きいのではないかと思います。
秋山さんはその後退職して福島県の阿武隈山中で有機農業に従事しながら、執筆活動をしていました。
しかし、去年の原発の事故で心血注いで大切にしてきた農地や家を放射能に汚染されたのです。
友人を頼って群馬に避難し、農業の手伝いをしながら暮らしていたそうですが、
今年京都造形大の教授に迎えられることになり京都に移転する予定だそうです。

この本はやさしい文章で秋山さんの人柄が身近に感じられます。
お百姓をしながらつれづれに身の回りの自然や農業について考えたことを書いています。
まえがきに、事故以来、途方にくれながらも絶望しなかったのは東電と国に対する激しい怒りと憎しみだった、と書いています。
「あいつらに一矢むくいずして倒れることは出来ない。」という感情は生活の基盤を奪われた難民の共通の感情かも知れない、と書き、
世界中の難民や、核実験のモルモットにされたビキニ環礁の人々やそしてヒロシマナガサキの人々感情につながる思いがつづられています。

黒田征太郎のカット(表紙も)がとても良くて本の印象を深くしています。

同著者の『原発難民日記』(岩波ブックレット)も出ているようなのでこれから読もうと思っています。
  
  
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ブランド

2012-02-14 | Weblog
よっちゃんとコメント欄でおしゃべりしていて気がついたことですが…

考えてみれば京都はブランドだらけでした。

継祖母は身の回りのもの全て京都の老舗ブランド、ブランド大好き人間でした。
足袋はどこそこに足型があって毎年まとめて〇足作ってもらうとか、
扇子はどこ、着物は、櫛は、傘は、袋物は、お茶は、刃物は、筆は、紙は、墨は、
糸は、味噌は、鍋は…
石鹸は、これはスペインの物を使っていました、シュークリームはバイカルでした。
私の父は祖父の家で食事をすると「能書き聞いているだけでまずくなる、」と嫌がっていました。
でも継祖母本人は京都生まれではありませんでした。
歳をとって弱ってからはあまり言わなくなりました。
ブランドを追いかけるにはパワーがいるようです。
父は知る限り代々京都ですがブランド嫌いでした。

京都は魚の新鮮なのが手に入らないから様々な加工をした料理が発達して、
豆腐や野菜などでいかに美味しい物を作るか工夫したわけです。
食べ物だけでなく、いかに、付加価値をつけ、他店と違うものを作るか、
そして高く売る、それが「ブランドをつくりだす」ことだったんだ思います。
考えてみればヨーロッパの古い町でもブランド化が進んでいます。
各地からやってくる人たちに特別の物として高く売れるように
職人たちは日夜研鑽を積んでブランドを生み出していったんだな思いました。

いまでは「ブランド」のためにブランドが作られている気がします。
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甘い物

2012-02-13 | Weblog
甘い物を食べる度にすごーく「甘いモノ好き」だった祖母のことを思い出します。
特にあんこが大好きで餡作りの名人でした。
お彼岸にはでっかい「おはぎ」お正月にもピカピカ光る餡をたっぷり作ってくれました。
出掛けると中から餡がはみ出るような最中や羊羹を買ってきていました。
お寿司が大好きでした。
私は「甘いもの好き」ではなかったのに年を取るに従って好きになってきました。
お酒も好きだけど…
特においしいチョコレートとおいしい餡はいいなー。
写真はいただいた物ですが、大好物の「仙太郎」の老玉(うばたま)と

あと2個になってしまったオランジェット(先日つくったオレンジピールをチョコでくるみました)。
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昨日の面白風景 3

2012-02-11 | Weblog
昨日自転車で丸太町通りの中央図書館に行ったので、
ちょっとその周りをうろついたら…

1枚の葉も無くて、でもこの木はまるで動きそうです。

紙屋川に張り出したこの建物は何のための小屋でしょうか?

公園のこの2本の木はがんばってついに互いに触れ合うことが出来たみたいです。。
樹種はカイズカイブキかな?




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マーマレード

2012-02-08 | グルメ
小さな夏みかんの苗を植えて4年経ち、
小学1年生の背丈ほどに育った木にでっかい夏ミカンが12個なりました。
2個盗られました。盗った人は食べたのかなー?

色どりの少ない冬景色の中に、黄色い大きなミカンが目立って、
道行く人に「あれは何の実ですか?」とよく聞かれました。
「夏みかんです」というと、「えー、冬なのに?」と言われます。
本当にどうして「夏みかん」という名前になったのでしょう。
私が毎日往復する道の途中のあちこちに濃い緑の葉を茂らせたナツミカンの木が7~8本あって、
どこも今まさに鈴なり、冬の日差しを浴びてピカピカ光っています。

初収穫のミカンは、皮がぶ厚くて実が小さい、けど思ったほどすっぱくない、
でも甘みもあまりない…ジャム向き!
しぶ抜きをどのくらいしたらいいかよく分からないけれど、
適当にして、とにかくまずマーマーレードを作りました。
5瓶出来ました。

ついでにオレンジピールもつくりました。
オレンジピールはビターチョコでコーティングしておしゃれなオランジェットにしようかな。
バレンタインにぴったり、と言いながら自分で食べてしまうでしょう。
明日チョコレートを買ってこよっ…


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椿の葉の食べ方

2012-02-07 | Weblog
椿の葉は春の新しい葉は虫でなくても食べたくなるようなやわらかでピカピカ光る葉ですが、
冬は濃い緑色の堅い葉になります。
でも虫たちは食べています。
葉の食べ方の違いは
虫の種類、大きさ、あるいは個性なのか…
小さな虫喰い跡から冬の空が見えます。


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強い物にまかれろ

2012-02-06 | Weblog
なんだか空しい。
市民には選挙くらいしか今の政治を変えるチャンスは無いのに
みんな変わりたくないらしい。
そんなに今の社会がいいのだろうか、
不満や怒りはどこへ消えていくのだろう。
それとも不満も怒りもないのだろうか。

京都に水族館が出来るといいと本当に思っているのだろうか?
リストラは倹約になるからいいと考えてるのだろうか?
大企業が潤うことが庶民の生活にプラスになると本気で思っているのだろうか?
そして、原発の事故などもう起こらない、京都は大丈夫、と思っているのだろうか?

「強い物に捲かれろ」が勝利した。

膨らみかけた希望の風船はしぼんで、
心の底の暗い虚無の塊がまた大きくなってしまった…
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