マリヤンカ mariyanka

日常のつれづれ、身の回りの自然や風景写真。音楽や映画や読書日記。手づくり作品の展示など。

リンゴのケーキ

2020-12-30 | グルメ
リンゴを沢山いただきました。
そのままでももちろん美味しいのですが、
酸味と甘みのバランスがとてもいいこのリンゴ、
お菓子も作りたい。
パイもいいけど、
もっと簡単に!
以前から気になっていた、ホットケーキミックスを使って、
フライパンで焼くケーキを作ってみることにしました。

20センチくらいのフライパンにバターを入れ弱火にかけ、砂糖を入れてを溶かし、
一旦火を止めて、厚くスライスしたリンゴを重ねながら隙間のないように、
たっぷり並べる。
市販の「ホットケーキミックス」と卵とミルクを混ぜて、
リンゴの上に、静かに流し込んで蓋をして、弱火でゆっくり焼くだけ。
リンゴの水分が出てふつふつと煮え始め、やがて、
リンゴの焼けるいい香りがしてきて、
水分がなくなって、ぴちぴち音がしてきたら出来上がりです。
(裏もちょっと焼いて)

めちゃくちゃ簡単でとても美味しい!
シナモンシュガーがあればちょっと振りかけてもいい。
リンゴをたくさん使って、
ぜひお試しを!

ごちそうさま!

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40年前の地図

2020-12-28 | Weblog
前の住人が置いて行ったものの中に、
この付近の、昭和55年(1980年)40年前に出版された地図帳があります。
地図と言っても「ゼンリン」の住宅地図で、縮尺4000分の1で、住人の名前が記入されています。
同じ苗字が狭い地域に集まっています。

その土地の全体像をつかむのはこの地図では難しいけれど、
この地図だから読み取れるものもあります。
自分が年をとったので、40年前はそんなに昔のことではない気がしますが、
地図を見ると随分と昔なんだ、いうことがわかります。

いつも通る県道沿いに、現在は、大きなスーパーマーケットや、ホームセンターや
各種の医院などがありますが、
その地図では道路沿いに建物はほとんどありません。
高速のインターチェンジとその県道を結ぶ便利な道路も、当時はもちろんありません。

面白いのは、現在は「廃ホテル」となって
恐ろしげな姿をさらしている、ゴルフ場の横の大きなホテルは、まだ建ってもいません。
去年撤去されたゴルフ練習場もまだありません。
それなのに、地図中で開発中の住宅団地(○○サンシャイン・ハイツ)は、今もそのままです。
開発が途中でストップしてしまったのでしょう。

海沿いの方を見てみると、
住宅とほぼ同じくらいの面積の、
作業小屋、水産加工所、ソーコ、の文字がずらーっと並んでいます。
ひじき乾燥小屋、と書いてあるところもあります。
小さな養魚場もいくつか見えます。
今ではおそらくほとんど廃業しています。

全国の地図も見比べればきっと良く似た状況が見られるのではないかと思います。

我が家のある村は、と言うと、
意外と変わっていないのです。
けれど、古い地図には鶏舎という文字が幾つも見えます。
今はこの村に鶏を飼っている人はたぶん居ません。
村の中に点在していた小さな田も今はありません。

索引ページのカットに思わず頬が緩みます







手書きの線はいいなー。

もっと古い昭和の初めころの地図も見たい。












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柿酢

2020-12-26 | グルメ
秋に柿をたくさん採った時、
柿で酢が簡単に作れる、という記事を読みました。

渋柿でも甘柿でもいいそうです。
柿の表面の白い粉は酵母なので洗ったりしないで、
ヘタ部分を大きめに切り落とし、
適当に切って瓶に詰めるだけ詰めて、
ペーパー・タオルで蓋をして、
時々かき混ぜて1か月くらいしたら、
丁寧に濾して(油こし紙などで)搾って、瓶に入れて冷蔵庫に保存すればいいそうです。
1年2年と時がたつほどに熟成するそうです。

本当?という気持ちでしたが、実験!
先ず瓶を用意して、柿を切って詰めて。

硬い柿は数日でぐちゃぐちゃになりました。
下の方に透明な液が溜まっています。

アルコールの香りがしてきました。
カビ菌をやっつけて、酢の酵母に勝利してもらわなくちゃなりません。

次第に、お酢の香りが漂いはじめ、全体が白っぽいふわふわのものになりました。
仕込んで、約1か月半経ったので、濾して搾って、
どうやらできたようです。
舐めてみると、フルーティな柔らかいお酢で、
米酢のようなキュッとする刺激的なところがありません。
酢が苦手な人向きかもしれません。

ゆずぽんの空瓶に詰めたので、
ちょっとゆずの香り・・・
(写真は瓶に注いだばかりなのでちょっと濁っていますが、
段々透明になってきました。)


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霜の朝

2020-12-24 | 自然
朝、窓の外がとても明るい!

雪ではなく、霜が降りて真っ白になっていたのです。

日が差してきらきら光っていて、
雪とはまた違うおもしろさです。

エンドウ豆やオタフク豆の苗も粉砂糖を振りかけたみたい。
豆の苗は強いなー。


日が昇るとあっという間に消えてしまいました。
そして、とてもいいお天気になり、
昼はぽかぽかと暖かくなりましたが、夜は一段と冷えました。

今年は寝床に「湯たんぽ」を入れています。
プラスティック製ですが、優れもので、
寝る前に熱いお湯を入れておけば、朝までふんわり暖かいのです。
以前は「電気敷毛布」や「電気あんか」を使っていましたが、
スイッチや、コードを気にせず使える湯たんぽが気に入っています。
ただ、重たくてかたい湯たんぽを
足で動かしたりする力がない人には不向きです。

ホカホカカイロを使う時、たまに思い出すのは
ハクキンカイロ・・・






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クリスマス・プレゼント

2020-12-22 | Weblog
自分自身が小さかった時のことや、
息子や娘が小さかった時のことなど、クリスマスには沢山の思い出があります。
楽しかったり、ほろ苦かったりの「クリスマスの思い出」こそは、
消えることのないクリスマスのプレゼントです。

大人になれば、心の中に、サンタさんはいませんが、
確かにサンタさんが棲んでいたひと時があって、
小さな子どもたちは一人一人、そこに空想を広げていました。
そのような楽しい空想を心の中にもつことで、
更なる空想を心の中に温め、広げることができるのかもしれません。
子どもたちと、そんな楽しい空想を共有することができた大人も幸せです。

今年のクリスマスに、孫の1歳と4歳の女の子のために頑張って作ったのは、
編みぐるみの着せ替え人形です。
2体、同じ目数で編んだつもりですが、
大きさが違ってしまいました。









 

昔むかし、せっせと「ミルク飲み人形」に「服のようなもの」を作って、着せたり、脱がせたり、
また、紙の着せ替え人形を飽きずに作り続けたことを思い出しながら、
毎日ちょっとづつ編んで、一応終了。
毛糸は中細、かぎ針4号で、細編みです。

上のオレンジ色の上着だけ前でホック止め、
他は後でホック止めです。




去年作ったのは、こちら、
アルファベット・ポケット



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桜とサンキライの紅葉

2020-12-21 | 自然
桜の木の枝にまだ少し残っている葉が美しい。
春も秋も華やかな樹です。

(ソメイヨシノ)

(カワヅザクラ)

下の写真は、グラデーションのように色が変わっていって、



まるで、なめし皮のような風合いになったサンキライの葉です。

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風の強い日に歯医者さんへ

2020-12-19 | Weblog
自転車で歯医者さんへ行ってきました。
往きは下り坂なので、5分ほどで到着。

待合室には誰も居なくて、
受付で「体温を測らせてもらいますね。」と言われて、
計器をおでこに向けられて「はい、35度です」
「えっ、36,5度?」「いえ35度です」・・・
医師も看護師も会計の人もマスクなのでどんな顔なのかもわからず、
ほとんど言葉も交わさず、
処置が終れば「お大事に」「ありがとうございました」・・・

県道に並行する野良道を通ってスーパーに寄って、
前の籠いっぱいに荷物を載せて、またしばらく野良道を走り、


笹笛川(用水路)

県道を横断して今度は、上り坂、
荷物は重くて、
おまけに風がとても強くて、
自転車がなかなか進みません。
電動自転車ですが・・・





いつも同じ方向、北西(右)から風が吹いています。
冷たい風です。

やっと帰り着いて一息。
北西は山に遮られ、ここは静かです。
めったに鳴らない自作の竹風鈴がたまに
カラコロ鳴っています。



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英虞湾(あごわん)へ

2020-12-16 | 自然
昨日は私の誕生日でした。
お天気もいいし、
志摩の方へ行ってみようということになり、
横山展望台を目指しました。

伊勢市から山の間をうねうね走り、
少し迷いながら約1時間走って到着。
駐車場には20台くらいの車が停まっていて、
その約半分が県外からの車でした。
そこから少し歩くと、突然眼下に広がる英虞湾の景色は
思わず息をのむほど見事でした。



水平線は太平洋です。
60程の島があるそうですが、入り組んだ「入り江」と「島」の区別がつきません。
陸地はシイやカシやヤブツバキなどの常緑樹の緑に覆われています。
平地(田畑)は目視ではほとんど見えません。
じっと目を凝らすと、港や船や海苔そだ?や真珠の養殖の筏?が見えてきます。
双眼鏡を持ってくるべきだった!



展望台付近に散策道が設けられ、
何カ所かに、湾を見下ろすテラスが設けられています。



晴れて風もなかったのですが、そして軽いコートを着てマスクをしていたのですが、
寒くて、手がかじかんで、耳が痛くなって、長居は出来ませんでした。
帽子と手袋も持ってくるべきだった!

展望台は周りの風景になじむ良いデザインだと思いました。
座って、コーヒーなどをを飲めるようになっていますが、
「横山展望カフエテラス・ミラドール志摩」という名前は・・・
出来れば「展望茶屋・横山」のような名にして、
メニューも冬なら、甘酒やぜんざい、だったら嬉しいのに、と私は思いましたが、
なんと、お客さんは、つぎつぎソフトクリームを注文して食べているのでびっくりしました。

近くのビジターセンター(伊勢志摩国立公園・横山ビジターセンター)で動植物についての展示や、
昆虫の標本などを見て、パンフレットを貰って、
結局、海岸沿いを、ウロウロと、幾つもトンネルをくぐりながら走り、
小さな漁港を幾つも通り過ぎて、
五カ所湾(南伊勢)へと向かい、
そこからは、何度か通った道を北へ走って我が家へたどり着きました。










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日本の食生活(農文協)

2020-12-15 | book
日本の食生活全集24『聞き書 三重の食事』という題の
農山漁村文化協会(通称・農文協)の本を借りてきました。

地元三重県のことが知りたくて、借りてきました。
聞き書きが中心ですが、写真や図が豊富に入っていて、
パラパラめくって見るだけでも楽しい本になっています。
三重県は大まかに海岸部・平野部・山間部に分かれます。
私が棲んでいるのは平野部です。
平野部は広い田と水があり、気候も温暖で、冬は晴れの日が多く、
他の地域に比べると苦労の少ない地域と言われています。
けれど、昭和の初めころの食生活は、日常の基本は麦飯で、
そこに豆や芋などを混ぜたものでした。

山間部では芋やカボチャや菜を入れた麦の粥を朝昼晩食べていたそうです。
海岸部は典型的な半農半漁で、豊かな海産物がありましたが、
台風が来れば、漁船はもちろん、狭い耕地の作物は塩水や潮風の被害を受けてしまいます。
この本の表紙の海女たちは、夏季以外は出稼ぎに出たそうです。
海女稼ぎと言うのもあったそうで、遠く朝鮮までも、
海女が10人くらい、船頭一人の小さな船に乗って、
帆と櫂で、往復したのだそうです。

地域ごとに、それぞれ違う食生活ではありますが、
白米が特別の日のご馳走であることには変わりありません。
けれど、それぞれの地域の野山や川や海の自然の恵みを味わい、
各家庭のそれぞれの干物や漬物などがあり、工夫を凝らした食べ物がありました。
そして四季折々の、晴れの日には、日常と違った食べ物がありました。
貧しいだけではない、食べる楽しみがあったことを、
この本は伝えています。

『聞き書 三重の食事』日本の食生活全集24
農山漁村文化協会、S,62

日本の食生活全集 全50巻

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ヒヨドリジョウゴ

2020-12-14 | 自然
家の裏の山際に、真っ赤な実がなっている蔓草がありました。
宝石のように輝いています。

調べてみると「ヒヨドリジョウゴ」という名であることがわかりました。
もうどこで出会ってもその名は忘れないのではないかと思います。
「鵯上戸」なんて、愉快な名前です。
玄関口にぶら下げてみました。


ネットを見ていたら、斎藤茂吉がヒヨドリジョウゴを詠んでいました。
「ここに来てひよどりじゃうごといふ花をわれは愛でつと人は知らなく」

フユイチゴもヒヨドリジョウゴと同じあたりに繁茂しています。

採って洗って食べましたが、特に美味しいものではありません。
でも、山歩きの時に、ふと足元に見つけて、
ちぎって口に入れるととても美味しく感じられるのです。

ヒヨドリジョウゴの方は毒があるそうで、食べられません・・・
鵯は平気なのかな?



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